くまのプーさん「はちみつの日」2021 原作95周年でグッズ催事も開催
今年も8月3日、はちみつの日が近づいてきました。
毎年プー関連のキャンペーンや新商品が出るイベントです。
今年は1926年10月14日の原作「クマのプーさん」発売から95周年。
95周年ロゴのついたグッズもあります。
銀座三越「Winnie the Pooh Festival」
銀座三越7階催事会場では、2021年9月15日(水)~9月27日(月)「Winnie the Pooh Festival」を開催。
プーグッズを集めた催事で、会場先行の新商品も並ぶそう。
全国巡回5年目に突入した「おひさまマーケット」と何が違うのかはよくわかりませんが、展示はなくグッズだけのようです。
はちみつカフェはクラシックプー
毎年恒例、新宿小田急の「はちみつカフェ」は、原作95周年を記念してクラシックプーがテーマになります。
これまでのはちみつに合う料理からかわり、英国料理や紅茶をメインにした原作ムードあるカフェになる模様。
大阪心斎橋でも開催されます。
ところで、新宿小田急は来年9月で閉館するそうで、はちみつカフェは今年が最後になるかもしれません。
ディズニーストアは「西部のヒーロー、仮面グマ」
ディズニーストアのプーグッズは毎年何種類も出るのでよくネタ切れしないなと思いますが、昨年から「新くまのプーさん」のエピソードに着目されています。
昨年は「プーさんのきらきら星」でした。
今年は「西部のヒーロー、仮面グマ」。
きらきら星に比べてややマイナー感あるチョイスですが、英国舞台のプーなのにウエスタンという、「新くまのプーさん」ならではのガチャガチャ感が楽しめます。
劇中で行われるアイスの早撃ちもモチーフになっています。
ちなみに新くまのプーさんでの西部劇は「プーさんのカウボーイ」でも行われ、格好は一部異なりますが大体似たようなものです。
キャンペーンのテーマは「癒し」
毎年テーマが設定されていますが、今年は「癒し」。
shopDisneyのTwitterでは「プーさんの癒しの名言」と「おすすめ癒しアイテム」がリプライで届くキャンペーンが行われています。
名言といっても「心がスッキリする幸せのヒント」「超訳『老子』『荘子』」の言葉だそうで、プーと無関係なやつです。
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ディズニーストアが新宿に旗艦店を今冬オープン
日本最大のディズニーストアが新宿大通りに今冬オープン!|ディズニーストア|ディズニー公式
ディズニーストアの新旗艦店が今冬オープンします。
場所は、新宿大通りT&TⅢビルで、地下1階から2階の3フロアに総面積約1,710㎡という日本最大のディズニーストアとなります。
ディズニーストアは、旧「ディズニーストア オンライン店」がshopdisneyとなり、オンライン重視が進んでいます。
世界的には、米国で60店舗(ハワイのアラモアナ含む)閉店、カナダ撤退、イタリア撤退などが報じられており、shopdisneyへのシフトが顕著となっています。
そんな中で、日本では新旗艦店を展開します。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社コンシューマ・プロダクツ バイスプレジデント&ゼネラルマネージャー 井原多美氏はコメントを発表。
世界の流れに反するとも見える施策について「日本のお客様は実店舗で購入する傾向が見られます」と指摘。
shopdisneyについては「shopDisneyをシームレスに補完し、ゲストが高品質な商品を弊社のどのブランドのものでも、いつでもどこでも容易に手に入れられるようになる」と新旗艦店との連携を表明しています。
マジックキングダム50周年花火は「Disney Enchantment」 10/1スタート
2021年10月1日から始まるWDW50周年‘The World’s Most Magical Celebration’。
イベント初日から始まるショーが発表されました。
50周年当日から新たな花火がスタート
マジックキングダムでは「Disney Enchantment」がスタート。
花火と音楽、さらに光の演出も豪華になるらしいです。
そしてプロジェクションマッピングは初めてメインストリートUSAにも導入されます。
イメージイラストでは、シンデレラ城やメインストリートUSAが黄金に包まれていく様子が描かれていて、まさに「魔法にかかる」感があります。
休止しているHappily Ever Afterは、7/1から再開予定ですが、9月末までの公演となります。
Happily Ever Afterが終了なのか、イベント期間中だけお休みなのかは不明です。
DLR60周年の花火Disneyland Foreverの際は、イベント期間だけDisneyland Foreverを公演し、アニバーサリー終了後はRemember… Dreams Come Trueに戻ったので、WDW50周年もそのパターンになることも考えられます。
Harmoniousも10/1スタート
EPCOTで公演が発表されていた「Harmonious」も10/1にスタートすることが発表されました。
マジックキングダムとEPCOTで同時に新作ナイトショーが始まることになります。
EPCOTでも7/1にEPCOT Foreverが再開。
こちらはHarmoniousが常設ショーであることが発表されているため、EPCOT Foreverは9月までに終了します(というかEPCOT Foreverが元々繋ぎ的な立ち位置)。
Disney EnchantmentとHarmoniousが同日スタートということは、順当に考えればHappily Ever AfterとEPCOT Foreverの終了も同日になります。
しかしどちらかのパークは前夜とかにプレビュー公演をやりそうでが、とはいえ前夜にプレビューをやるともう一パークの最終日と被ります。
ややこしい日程になりそうで、Happily Ever AfterとEPCOT Foreverの終了日、そもそもHappily Ever Afterは終了なのか休止なのかの発表が気になります。
アニマルキングダムは昼にショー
ディズニー・アニマルキングダムでは10/1に「Disney KiteTails」がスタート。
鳥や『ライオン・キング』のキャラクターをモチーフにした凧が舞うショー。
ぱっと見「タペストリー・オブ・ドリームス」を思い出しましたが、今回のはアニマルキングダム。
公演場所はディズカバリー・リバー・アンフィシアターで、Rivers of Lightをやっていた場所です。
50周年を迎える本場マジックキングダム、レミーが開くEPCOT、新アトラクションが連続していてSWホテルが開くハリウッド・スタジオに対して、アニマルキングダムも今回のショーで50周年要素を入れてきます。
Mickey’s Celebration Cavalcade
マジックキングダムでは昼にミニパレード「Mickey’s Celebration Cavalcade」を公演。
ミッキーたちが50周年コスチュームで登場する、日本でいう「グリーティングパレード」のようなものです。
現在マジックキングダムは、デイパレードFestival of Fantasy Paradeが休止中で、様々なカバルケードを公演中。
とはいえ花火も再開するのでデイパレードもいつ戻ってもおかしくない状況かと思います。
Festival of Fantasy Paradeは再開しつつ、Mickey’s Celebration CavalcadeはMove it, Shake itの代わりになるのかなと想像しています。
パレードルートにゲストを出して踊るMove it, Shake itはさすがにすぐの再開は難しそうですし…
いよいよ本格復帰してくるWDWのショー。
ところでファインディング・ニモ・ザ・ミュージカルの再開発表はいつなのでしょうか。
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プーがエリザベス女王95歳の誕生日を祝う動画を公開
Celebrating 95 magical years 💛
Everyone's favourite bear has a special surprise for Her Majesty The Queen 🎈#WinnieThePooh95th pic.twitter.com/qLKCYg2IzE
— Disney UK (@Disney_UK) June 10, 2021
英ディズニー公式がプーの動画を公開。
クラシックプーのスタイルのプーたちがエリザベス女王の誕生日をお祝いしに行く内容です。
プーはこれまでもエリザベス女王90歳やヘンリー王子とメーガン妃の第一子誕生の際にもお祝い動画を公開しています。
特にエリザベス女王90歳の際は「Winnie the Pooh and the Royal Birthday」と題し絵本としても出版されました。
今回は100エーカーの森でクリストファー・ロビンがエリザベス女王95歳のお祝いの幕を飾ります。
それを見たプーが家から大きなはちみつの壺を持ち出し、イーヨー、ピグレット、ティガー、クリストファー・ロビンと共にエリザベス女王に渡しに行きます。
最後にピグレットからプーへの小さなプレゼントもある48秒の動画です。
エリザベス女王の誕生日は4月21日ですが、「女王公式誕生日」は6月第2土曜日に設定されており、今年は6月12日にウィンザー城で規模を縮小して開催されました。
エリザベス女王が生まれた1926年は、「クマのプーさん」発売と同じ年であることから、プーはイギリス王室との関係性を打ち出しています。
今回の動画にも「#WinnieThePooh95th」のハッシュタグがついており、プーも原作出版から今年で95周年。
ピグレットがプーにもお祝いを贈るのはその意味が込められています。
くまのプーさんをミュージカル化「Winnie the Pooh: The New Musical Adaptation」オフブロードウェイで2021年10月から
Winnie The Pooh – The New Musical Stage Adaptation
Embark on a New Musical Adventure with Winnie the Pooh This Fall – D23
くまのプーさんがオフ・ブロードウェイの舞台でミュージカル化されます。
原作ではなくディズニー版の「くまのプーさん」のミュージカル化で、D23が取り上げるほどしっかりディズニーが主導しています。
プーたちは等身大のパペットで表現される人形劇のスタイル。
手がけるのは、「はらぺこあおむし」や「パディントン」のパペット劇を手がけたJonathan Rockefeller氏。
彼が手がけた「Paddington Gets in a Jam」から人形劇の雰囲気が掴めそうです。
ミュージカルとして、楽曲はシャーマン兄弟のものを使用。
さらにA.A.ミルンによる曲も追加とのこと。
ミルンによる原作では曲はありませんが、プーが頻繁に詩を詠んでいます。
『ピグレットムービー』では、プーの詩を元に音楽をつけた「Sing Ho for the Life of a Bear」「The More it Snows」という曲ががあり、作詞翻案にA.A.ミルンもクレジットされています。
今回もそんな楽曲が追加されるのかもしれません。
シャーマン兄弟の楽曲を使用するなら、使える映画は『くまのプーさん 完全保存版』と『ティガームービー』になり、『ティガームービー』はディズニーオリジナルで原作の詩を入れにくいことからも『くまのプーさん 完全保存版』のストーリーになるのでしょう。
『くまのプーさん 完全保存版』は『プーさんとはちみつ』『プーさんと大あらし』『プーさんとティガー』の3短編によるオムニバスで、そのままミュージカル化できるような一貫したストーリーがありません。
どういう物語に持っていくのか注目です。
併せて公開された予告動画はティザー予告としてミュージカルや舞台の要素は見えません。
出てくるプーは『プーと大人になった僕』のスタイルのぬいぐるみで、舞台のパペットもこのような質感になるのでしょうか。
そして気になるのが、ミュージカルはシャーマン兄弟の楽曲と予告されているのに対して、予告で流れている音楽が「新くまのプーさん」のオープニングなこと。
なんでその曲。
「Winnie the Pooh: The New Musical Adaptation」は半年後、2021年10月21日より上演。
10/14がプーの原作発売記念日で、今年で発売95周年になるので、メモリアルなタイミングになります。
場所はオフ・ブロードウェイのロウ劇場。
チケットは6/1から先行発売、14日から一般発売です。
ブロードウェイでは、9/14から「ライオンキング」や「ハミルトン」、9/28から「アラジン」が約1年半ぶりに再開予定。
一方で「アナと雪の女王」は再開を断念し閉幕しました。
そんな中、このタイミングでプーがしれっと参戦します。
日本からはいつ行けるんだろう…