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スペース・マウンテンを「全く新しく建設し直し」 OLC2024中期経営計画を読み解く


東京ディズニーランド®のアトラクション「スペース・マウンテン」および周辺環境の一新について
A New Space Mountain Coming to Tokyo Disneyland in 2027 | Disney Parks Blog(4/28 1:30追記)

スペース・マウンテンの完全リニューアルが発表されました。
現行のスペース・マウンテンを2024年で閉め、2027年にかけて建設し直し、周辺の環境と合わせて整備し直すもの。
リリース内の「全く新しく建設し直し」という文言がすごい。
新スペース・マウンテンは、現在のジェットコースタータイプの屋内型アトラクションという形態を引き継ぎ、宇宙旅行のテーマも継続。
新たな性能や特殊効果が加わります。
イメージイラストを見ると、左側に裾野が伸びており、スロープのように入場していく模様。
トロンの形状に近いです。
流線形でブルーを配色し、周りには木々も生い茂り、1983年当時の「未来」から、現代風の「未来」で持続可能感のあるデザインになっている印象。
アトラクション前には広場が誕生。
新しいライドは現在より後ろ側に作り、今の跡地は広場にすることで、建設期間を短縮するのでしょうか。
周辺に広場を設けるのも、ファンタジースプリングスから続く周辺環境整備を感じさせます。
ショーベースは存続する模様。

スペース・マウンテンは2007年にリニューアルしていますが、さすがにコースターで40年間同じ建物なのは大変なのでしょうか。
海外と同様、スピーカーは搭載するのでしょうが、具体的にどうなるかはまだ不明。
WDWではトロン・ライトサイクル・ランとガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインドという、トゥモローランドの新コースターと宇宙屋内コースターがオープンを控えており、そのタイミングでスペース・マウンテンがスペース・マウンテンのまま作られるのはちょっと意外。
音楽や映像を取り入れたコースターになるなら、逆に非IPのコースターとして、スター・ウォーズ(ハイパースペースマウンテン)やマーベルとのコラボの可能性も残ります。
USJでハリウッド・ドリームライドがIPコラボしまくっているように、期間限定アトラクションとして展開しやすいシステムの方が集客面で武器になる側面もあります。
(4/28 1:30追記)Disney Parks Blogがイマジニアのコメントを載せていました。すごくEPCOTっぽい、地球に感謝みたいなストーリーになるようです。

コロナ以降の中期経営計画

2024中期経営計画

同時に2024年中期経営計画も発表されました。
2024年度までの3年度の計画ということで、これが終わる頃にスペース・マウンテンの工事がようやく始まることになります。
内容は、大型コースターの作り替えのイメージとはかなり離れており、スペース・マウンテンとは別で作られた感があります。
コロナ前の計画だったものがコロナの2年分遅れてきたのでしょう。

コロナ後のパーク運営について、かなり方針が変わっています。
・1日当たりの入園者数上限を下げる
・選択肢の提供
・パークの魅力向上
・効率的なパーク運営の確立
の4本柱。
入園者数の上限を下げ、平準化させることで、効率的な運営にし、リスクを下げていく方針です。

どこの人数を減らすのか

入園者数は2024年度で2,600万人程度の想定に。
2018年度が3,200万人でしたから、600万人落とし、25周年〜震災前くらいの水準にします。
ありたい姿2023での「高い満足度を伴った入園者数を恒常的に3,000万人レベルとする」とは大きな方向転換です。
入園者数の水準は、2024年度までトライアルを重ねて、それ以降に向けて調整していく模様。


入園者数を減らすことは、どの日を減らすか、どの層を減らすかに分解できます。
「平日や休日、時期などの繁閑差を年間通じて最小限にすることで平準化を推進」としており、日付側の目標です。
年間の入園者数を少ない日順に並べたイメージのグラフが載っており、上限を減らした上で少ない方を嵩上げし、均衡化を図るとしています。
一方、どの層を減らすかについては、入園者数の上限減少のデメリットとして「来園希望が叶いづらい」が挙げられています。
土日や長期休みに訪れる地方ゲストはもちろん、高頻度層(リピーター)も行きにくくなります。
この施策はコロナ前から行われており、日付指定限定入園日や入園制限の多頻度化が実行されてきました。
さらに、現在は完全前売+一部券種の抽選制、そして価格変動制が行われています。
今回、新規施策例として「時期を絞った高頻度層に向けた施策など」と挙げられており、複数日入園パスポートのトライアルもこの流れでしょう。
高頻度層をターゲットに均衡化を図るなら、平日限定年間パスや、季節限定パスのようなものがこの3年でテストされていく気がします。


アトラクション・ショー収入の計画では、「チケット構成の変化による増」が2021年度より2024年度にかけて(グラフの見た目で半分程度に)減少しており、高頻度層などがそこそこ安めに入れるチケットは想定されているようです。
キャンパスデーのような割引も復活するでしょう。

客単価アップ施策

入園者数を下げた分、1人あたりの売上高を増加させる計画。
価格変動制でチケット料金の値上げをしやすくしましたが、この領域は2024年に向けて増加していきます。
単純に、現在の時間指定パスポートがなくなって全てワンデーになれば増加する領域ではあります。
そして、これまで「チケット収入」とされていた部分が、「アトラクション・ショー収入」となります。
バケーションパッケージの有償コンテンツを含む「体験の収益化」が追加されます。
例として挙げられているのが、従来ディズニーホテル向けの15分前入園だったのが、現在のディズニーホテル向けに別途有料で1時間前入園を販売するもの。
これが「選択肢の提供」です。
キャラクターグリーティングは「体験の収益化」、通常にない特別な体験が「時間帯プログラム」、ホテルでのんびりしながらプラスアルファの体験が「バケーションパッケージ」となっています。
アトラクションに関して、別途収益の話がないので、有料ファストパスのようなものは一旦ないのかもしれません。
現在特別なグリーティングはバケーションパッケージで展開されていますが、これがただチケットに追加課金のコンテンツとして出てくるのかも。
時間帯プログラムは、昨年ハロウィーンの朝に行われた「ハロウィーンモーニング・パスポート」がこれのトライアルにあたり、特別なショーパレを想定しているようです。
商品販売収入は同程度。
飲食販売収入は、入園者数水準が減るため、レストランの混雑も緩和されるということで、増加を見込んでいます。
ちなみに昨年度の飲食収入は、入園者増加でテーブルサービス店舗の利用率が下がったため減少しており、バランスは難しいところです。

入園者均衡化の影響

入園者が均衡化されることで、キャストの人数が少なく対応できます。
キャストはコロナ前の人数より少ないままで運営し、時給増にも対応できるようになります。
一方で厳しいのはホテル。
ファンタジースプリングスに合わせて6軒目のディズニーホテルが誕生しますが、これは入園者数をどんどん増やそうとしていた頃の計画。
想定より1/3くらい低い水準のリゾートになるのではと考えると、なかなか厳しくなります。
これに対しては「パークとの連携やディズニーのコンテンツ活用を強化」することで、ホテル単体で稼げるようにしていく計画。
新浦安周辺ホテルは大変そう…

パークの魅力向上としては、ファンタジースプリングスが2023年度。
スペース・マウンテンは2027年ですが、それまでは「既存アトラクションの魅力向上につながる開発」としかなく、特に大きな開発はなさそう。
ランド「7つのテーマランドの開発」とシー「複数の拡張用地を活用した開発」は記載がなくなっています。

同時に「2030年に目指す姿」も公表されており、今回の計画を踏まえて、コロナ前とは全く異なる、新しいステージを目指していきます。
2024年度までの3年間は、コロナからの復旧を待ちながら、今後の入園者数の水準を探っていくトライアル期間になるようです。

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3D、VR、AR、映像アトラクションの行方

来年には東京ディズニーシーにファンタジースプリングスがオープンします。
最大のアトラクションとなるピーター・パンのライドは、3Dメガネをかける形式っぽく、となると3Dボートライドという得体の知れないライドになります。

フィルハーマジックの『リメンバー・ミー』アップデート


3Dアトラクションはシアタータイプとして昔からありますが、飛び出て見えることが大きな売りでした。
しかし今やもはや飛び出るだけでは驚かれない技術となっています。
印象的なのは、3Dシアター時代に誕生した「ミッキーのフィルハーマジック」が最近実施した『リメンバー・ミー』シーンの追加。
フィルハーは典型的な飛び出て見えるシアターアトラクションですが、そこに15年以上経って新映像が追加されました。
『リメンバー・ミー』は死者の国の街並みを奥行きを持って描くことに重きを置いており、飛び出てこない3Dでした。
他のシーンとの違いが際立っていました。
ただ、3Dが奥行き使用メインになると、映画館との差異はより失われていきます。
そこにどうテーマパークらしさを付加するのか、シアターではないアトラクション要素に3Dを組み合わせていくことになります。

シアター形式からの進化

普通の座席で映像を見るシアターが進化したのが、座席が浮いてスクリーンに入って行く「ソアリン」。
ソアリンは球面スクリーンを用いていますが、これを3D映像にすることで平面スクリーンにして、キャパシティを増やしつつ端から見た時の映像の歪みもなくしたのが、「アバター:フライト・オブ・パッセージ」です。
一方、既存ライドの映像部分に3Dを取り込んだのが、「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」。
ただこれは3Dを導入したものの、後に3D無しに戻りました。
なんでも3Dにすれば良くなるわけではないことが、示されてしまった形です。
実際、ハリー・ポッターは映像以外のシーンの比率も高いので、3Dで視界が暗くなるのはデメリットが大きすぎたと思います。酔うし。

VRコースターは到達点へ

世の映像コンテンツとしては、3Dの次はVRの時代となっていますが、これまたテーマパークではアトラクションと組み合わせることでここだけの体験を作り出しています。
USJではXRライドを何年も映像を変えて運行しています。
XRライドの特徴は、既存のコースターの物理的なスリルをVRに加えられることです。
本来VRは映像だけでもスリルを与えられますが、実際にコースターが落ちていることでよりスリルは増しますし、風なども当然リアルに感じられます。
XRライドは様々なコラボを行なってきました。
「鬼滅の刃 XRライド」はオーソドックスな演出で、キャラクターの見せ場とコースターの落下が連動するパターンを繰り返しています。
開催中の「進撃の巨人 XRライド」は最高傑作だと思います。
鬼滅ではライドが列車になっていて行き先が見えたのに対し、進撃ではゲストの目がVRゴーグルで塞がれて本来のコースが見えないことを利用しています。
コースターらしいアップダウンは、巨人の腕を登るなど動きのあるアクションで演出することで、どう落ちるか分からないスリルが味わえます。
立体機動という空中を利用したアクションが行えるのもコンテンツとの相性の良さでしょう。
さらに、落ちてくる岩を避けてとキャラクターから指示が入り、VR映像なので本来関係ない動作をさせられるわけですが、コースターとは関係ない動きも促すことで、ゲストの気を散らして没入感やスリルを増させています。

シューティングライド 3DかARか

スーパーニンテンドーワールドの「マリオカート〜クッパの挑戦状〜」は、ARを活用しています。
VR(仮想現実)が視界を全てCGで作り込むことに対して、ARは拡張現実。
実際の視界に、映像を付け足す仕組みです。
ARでは実際の視界の作り込みが活かされるので、テーマパークにはプロップス作りの優位性があります。
マリオカートでは、この技術をシューティングライドに使ってきました。
シューティングといえば「トイ・ストーリー・マニア!」が3Dを使っています。
このとき3DとARの違いは、視線の先がスクリーンかプロップスかに出てきます。
トイマニでは、ステージが終わる毎にライドが動き、次のステージへ向かいますが、向かった先もスクリーンなので、動き続けるライドというアトラクションの効率のために動いているだけです。


DCAの「WEBスリンガーズ:スパイダーマン・アドベンチャー」では、3Dシューティングはそのままに、シューターがゲストの手を読み取るシステムに進化しています。
これにより両手でスムーズに撃てるようになりましたが、スクリーンからスクリーンに移動する形は変わりません。
マリオカートではシューターはハンドルになっており、打つ方向はARグラスを用いて視線で決めるシステムです。
さらに打てる甲羅の数が決まっており、シューティングアトラクションが陥るひたすら連打するだけの状態から解放され、打つタイミングの戦略が必要になります。
打つ・打たないのタイミングがあることで、周りを見る余裕もでき、ARならではのプロップスや空間の作りに入り込みやすくなります。

ここにきてVRウォークスルー

ARとして一発目とは思えない高い完成度のアトラクションを作ったUSJですが、再びVRのアトラクション「XR WALK」をオープンさせました。
何もない箱でVRゴーグルを付けて歩き回る、かなりオーソドックスなスタイルです。
コンテンツは、第一弾としてモンスターハンターを展開中です。
XR WALKのすごいところは、自分でアバターの衣装や武器を選べるところ。
ディズニーではVOIDがスター・ウォーズなどのVRウォークを行ってきましたが、この辺りが明らかに違い技術の進歩を感じます。
さらにスター・ウォーズではブラスターを撃つだけだったのが、モンスターハンターでは剣を振る短距離戦が行えます。
武器によって特性があり、終了後にもらえるスコアにも影響するので、得意な武器を見つけたり、チーム内で分担したり、何度も楽しめるシステムになっています。
VRブームとはいえ、一本橋のようないわゆるVRアトラクションっぽいことを体験している人はそんなに多くない現状。
XR WALKでは前半にフィールドを歩き回るアクティビティが用意されており、ただ戦闘するだけのVRではなく、VRらしい足がすくむ感じや落ちる感じを体験できるようになっています。
ここでは採集ミッションを入れることで、リピーターもある程度まで楽しめる仕掛けを用意。
要所要所でしっかりリピーター向けの配慮を入れてくるのはさすがです。
ここはVRがもっと広まっていけば構成も変わっていくのでしょう。
フリーウォークと言えども実際に歩ける範囲は物理的な制約があるわけで、今回進むべきルートは導蟲を使うことで世界観を崩さずに示せています。
一方これ以上行けない境界はただの赤い壁で、ゲスト同士が近付いても壁が出てくるので、大体の人は見てしまうような世界観から外れたものになってしまっています。
特に戦闘時など、その場で立った状態で剣を振るのですが、説明はないので歩き回れるのかと思ってしまいます。
せっかく氷の上なのだから、氷が割れて自分のスペースだけ独立しているような演出をとれば伝わりやすいのにとか、まだ改善の余地は感じます。
しかしモンスターハンターを知らなくても非常に体験価値の高いもので、USJにはVRアトラクションを何本も作り続けてきたノウハウがしっかりあることが伝わってきます。

テーマパークの優位性とは

XR WALKはテーマパークらしさはノウハウにもたらされており、テーマパーク内に置くべき物理的な制約はありません。
ディズニーのVOIDもダウンタウンディズニーなどパーク外にありました。
XRライドも初期から指摘されている、ゴーグル装着の人海戦術や元のアトラクションからキャパが半減していることが、一切解決されずに続いています。
マリオカートではこれを解決するシステムがふんだんに取り入れられていますが、これはARで激しくないアトラクションだからやりやすいことでもあるのでしょう。
USJにおけるVRアトラクションとARアトラクションの最大の差は、VRはどちらも期間限定で半年程度で内容を変えるものであり、ARのマリオカートは常設アトラクションであることです。
VRなど物理的な制約の少ない映像アトラクションは、頻繁に内容を更新できる利点があります。
他社IPとのコラボで予算のかかった期間限定アトラクションを作るのはUSJの独自性のようになっており、他のパークではあまりありません。
ディズニーでは「スター・ツアーズ:アドベンチャー・コンティニュー」が新映像を定期的に導入していましたが、それでもUSJのクールジャパンの頻度とは比べものになりません。
フィルハーマジックが15年も同じ映像でやっていたことからも、新映像は意外と面倒そうなことが伝わってきます。

ディズニーでは、映像アトラクションが切り替えやすいという利点を、ランダム体験に利用している傾向があります。
スター・ツアーズではシーン毎にパターンが用意されており、組み合わせでかなりの種類の体験があります。
「ニモ&フレンズ・シーライダー」はパターン切り替え時の映像がかなりシームレスになっています。
「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」は、さらに進化してリアルタイムにレンダリングして映像を出しています。
これは3Dではなく、自身の操縦によって映像が変わっていくというもの。
ここまでくると逆にゲームセンターにあるようなゲームとの差異が分かりにくくなってきます。
特にスター・ウォーズだとバトルポットがあるので、テーマパークでわざわざ体験するアトラクションとしては弱めになってしまいます。
映像アトラクションの切り替えやすいという利点は、ランダム性になり、やがてインタラクティブ性になってきています。
インタラクティブになるほど、ゲームに近づいていき、さらに同時体験人数が少ない方が操作の反映が大きくなるため、体験するチームは小型化。
テーマパークのアトラクションの優位性が薄れていってしまいます。

結局、ライドアトラクションでプロップスと映像の組み合わせが、テーマパークらしい映像アトラクションを作る方法になる気がします。
上海のカリブの海賊のように、プロップスを置きつつ、奥行き演出のある映像や、全面スクリーンで迫力を出すのが最適解のよう。
全面スクリーンによる海中から浮上するシーンの臨場感は映像ならでは。
ファンタジースプリングスが同じものをピーターパンの海賊船でやってくれるならそれだけで満点でしょう。
しかし、3Dグラスとプロップスの相性の悪さはハリー・ポッターが証明してしまっており厳しめ。
ARでは、同じグラスながら、この上から映像を加えられるため、AR+プロップス+スクリーンという3段階での演出も可能。
また、個人毎に違う映像を出せるため、インタラクティブ性の利点が出てきます。
マリオカートでのアニマトロニクスにAR映像を重ねる演出は、ライドアトラクションの将来性を感じさせました。
ファンタジースプリングスのピーターパンは一体どうなるのでしょうか。

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年5回あるプーの記念日 「くまのプーさんの日」から誕生日まで

くまのプーさんをお祝いする日は年に5回も設けられています。
なぜ5日もあるのか順番に見ていきます。

1月18日「くまのプーさんの日」

原作者A.A.ミルンの誕生日(1882年1月18日)です。
「National Winnie the Pooh Day」とされており、主に海外で祝われています。

2月4日「スクリーンデビュー日」

ディズニーアニメーションとしてプーが初登場した『プーさんとはちみつ』公開日(1966年2月4日)です。
ディズニーではそのキャラクターが初登場した映画の公開日を「スクリーンデビュー日」として、ミッキーやドナルドなどはその日が誕生日とされています。

8月3日「はちみつの日」

語呂合わせで「はちみつの日」。全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が1985年に制定した記念日で、ディズニーが乗っかっています。
日本語の語呂合わせなので、日本でしか使われません。

8月21日「誕生日」

クリストファー・ミルンの誕生日(1920年8月21日)です。
史実と物語上の設定から考えると、プーの誕生日はその1年後の1921年8月21日となります(詳細は「くまのプーさんが持つ3つの誕生日」)。
とはいえ、あまり祝われていません。

10月14日「原作デビューの日」

原作「クマのプーさん」が出版された日(1926年10月14日)です。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、日本記念日協会の記念日としてこの日を「くまのプーさん原作デビューの日」と制定しています。
「プーさんとゆかいな仲間達が楽しく暮らす100エーカーの森にちなみ、環境・森林保護を考える日」とされています。

日本のディズニーでは、このうち、2/4、8/3、10/14を「プーさんの特別な日」としており、イベントやグッズ展開がこの日を中心に行われています。

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プー2022テーマは「がんばり屋さんに、プーさんを。」

2022年のくまのプーさんキャンペーンのテーマが公開されました。

「がんばり屋さんに、プーさんを。」
いつもがんばる大切な人へ。
いつもがんばる自分のために。
仕事を、家事を、がんばる、すべての大人へ。
がんばって、疲れた心が、
やさしい癒しで、包みこまれますように。

例年8/3のはちみつの日に向けて展開されるプーのキャンペーン。
今年は早めにテーマが発表されました。
昨年2021年は「癒し」がテーマでしたが、今年はそれを拡張したようなテーマ。
原作95周年(2021年10/14)のキャンペーンもまだ続いているようなので、アニバーサリー中に今年のキャンペーンを走らせ始めるようです。
全国のプー商品取扱の一部店舗やshopDisneyでの対象商品の購入でステッカーを配布するキャンペーンが4/25にスタートします。

Disney.jp内のプー特設サイトもリニューアルされ、今年のキャンペーン仕様に。
https://shopdisney.disney.co.jp/special/pooh-content.html
グッズ情報ページとなっていますが、気になったのはキャラクター紹介の部分。
“『プーさんとはちみつ』でスクリーンデビューを果たした2月4日、くまのプーさん原作デビューの日である10月14日、そして大好きな8月3日はちみつの日がプーさんの特別な日です。プーのかわいいグッズがたくさん登場します。”

これまで8/3を中心としつつ、10/14を誕生日扱いしてきたWDJが、2/4を同列に並べてきたのは意外。
今年度から2/4もプッシュして展開していくのでしょうか。
なら1/18と8/21も祝っちゃえ。

今年は「おひさまマーケット」2022版の巡回が鈍く、東京にも来ていないので、夏にどんなキャンペーンを打つのか気になります。
立川では原作のカラー挿絵を展示する「クマのプーさん」展が7/16から開催(名古屋では10/8〜)。
これはディズニーは関わっていないようですが、時期としてははちみつの日キャンペーンに近く、原作面でも関わってほしいところです。
あと4年で原作100周年ですから、そろそろ盛大なお祝いの準備が始まることに期待しています。

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ディズニー・スカイライナー誕生で変わったWDW交通事情


ウォルト・ディズニー・ワールド内の交通手段は、「ディズニー・スカイライナー」が誕生し、大きな変革を迎えました。
これまでバスとモノレール(と船)で構成されていた交通システムに、ロープウェイが加わりました。
昨年ディズニー・ポップ・センチュリー・リゾートに宿泊して、スカイライナーに何度も乗ったので、現状をまとめます。

ディズニー・スカイライナーとは

ディズニー・スカイライナーは、2019年9月に運行開始。
常時(深夜以外)運行されているロープウェイで、1台のゴンドラに8人乗れます。
ステーション(乗り場)では、ストローラー(車椅子など)専用のルートも分岐しており、バスのようにストローラー乗車待ちが発生しないのも、かなり効率の良い乗り物になっています。
メインステーションは、ディズニー・カリビアンビーチ・リゾート内。
ここと、ディズニー・リビエラ・リゾート-EPCOTを結ぶ線、ディズニー・ハリウッド・スタジオを結ぶ線、アート・オブ・アニメーションとポップセンチュリーを結ぶ線が伸びています。
メインステーションで乗り換えることで、EPCOT〜カリビアンビーチ〜ハリウッド・スタジオのように相互に行き来が可能です。

昼間の移動が非常に便利

スカイライナー最大の利点は、常に動き続けていること。
これまでバスの問題点は、移動時間が読めないことにありました。
ホテル発のバスはアプリで時刻表が確認できるシステムもできましたが、いまいち当てになりませんし。
一時期存在した、パーク園内発のバス(有料)はパークを出て荷物検査やり直す必要がないのもメリットでしたが、何より定時出発だったことが便利でした。
それに対してスカイライナーは、いつでも乗車できます。
朝も列ができてもそこまで時間はかからず、かなり快適に移動できました。
特に便利なのが、開園後。
一旦ホテルに戻る際に、パークを出て10分で確実にホテルに着けるのは非常に便利です。
感覚的には、パーク徒歩圏内のホテルと変わらないので、買い物をしたから部屋に置きに行ったり、夜になる前に上着を取りに行ったり、気軽にホテルに戻れました。

バリューホテルの価値が飛躍的に向上

これまでパーク徒歩圏内のホテルは当然ながらデラックスタイプばかりでした。アート・オブ・アニメーションとポップセンチュリーは、バリューの価格帯でありながら交通の便が飛躍的に向上しており、スカイライナーの効果が非常に大きくなっています。
他ホテルはというと、カリビアンビーチもスカイライナー効果は大きいですが、ホテルエリアが広すぎて乗り場からかなり遠い区域もあり、運次第。
リビエラは、スカイライナーの経由地という特殊な立地。乗り降りも可能ですが、始発ではないので結構待つようです。
ハリウッド・スタジオとEPCOTの行き来にも使えますし、ボードウォークエリアのホテルも同じく利用できます。
が、個人的に2パークを結ぶボードウォーク船を愛してやまないのでハリウッド・スタジオ〜EPCOTではスカイライナーは使いません。偏愛していない人はスカイライナーの方が便利だと思います。

弱点:夜の混雑

スカイライナーは日中は前述の通り非常に便利です。
朝も開園直前は列ができていましたが5分待ち程度で、バスを1本見送ることに比べたら圧倒的に早い。
しかし問題は夜です。
EPCOT Forever最終日という、ちょっとゲストの多い(最終日なのにマジックキングダムの方がゲストは多かった)日は、ショー終了後のスカイライナーが1時間待ちでした。
しかもリビエラでのストローラー降車のため頻繁に止まり、かなり効率の悪い乗り物になっていました。

スカイライナーの問題点は、輸送能力をこれ以上1人も増やせないところです。
バスなら、増便することで輸送能力を増やせますから、人手とお金をかければ相当量の輸送能力を増やせます。
実際、50周年当日、めちゃくちゃゲストが集まっていたマジックキングダムは、バスを総動員し、ディズニー以外のリムジンバスをチャーターまでして輸送していました。
スカイライナーはそれができません。

EPCOTの2つのエントランス問題

ではスカイライナーに加えて臨時バスを動かせばいいのですが、そこでEPCOTのスカイライナーステーションの位置問題が出てきます。
EPCOTはゲートが2つあり、バス停があるメインエントランスと、スカイライナーがくるインターナショナルゲートウェイは別の離れた場所にあります。
スカイライナーに並ぶと、臨時バスを運行したとしてもその存在を知ることすらできず、選択肢に現れません。
また、スカイライナーで結ばれているホテルとパークの間はバスが運行しません(悪天候などスカイライナーが止まった時のみ運行)。
実際は混雑時にEPCOTメインエントランスからホテルへ向かう臨時バスが運行されていたのですが、バス停にもバス自体にも表示がなく、キャストに聞いて初めて存在がわかるものでした。
そしてこれが運行されていない場合、スカイライナーステーションまで歩いて向かうか、モノレールでマジックキングダムを経由するかしか帰る道がなくなるため、メインエントランスに行くこと自体が賭けになっています。
一方、ハリウッド・スタジオはスカイライナーとバス停がすぐ側にあるためバス増便は有力な選択肢となると思います。

EPCOTの2つのエントランス問題はなかなか厄介です。
エントランス間はパークを通らないといけないため、閉園後は移動できません(とはいえキャストに頼めば通してくれる)。
さらに現在は開園〜14:00までパークホッパーができないので、朝昼も通り抜けができません。
ここが自由に行き来できると、スカイライナーからモノレールにアクセスでき、バスを使わずにハリウッドスタジオ〜マジックキングダムの移動が可能になります。
2つのエントランスを結ぶパーク外の通路を作って、駐車場のトロリーのようなものを動かしてスカイライナーとバス停・モノレール乗り場の移動を助けることができれば、かなり解決できると思います。
キャスト用道路を使えばなんとかなりそうなので、なんとかしてほしい。

WDWへの交通手段も変化

そんなリゾート内交通システムの現状がありますが、リゾート外にも大きな変革が起きています。
オーランド国際空港からホテルを結ぶ、Magical Expressの廃止(事実上の有料化)です。
空港からWDWに向かう経路も検討の余地が出てきています。
これまでディズニーホテル宿泊者なら空港からホテルまで無料で結んでくれていたDisney’s Magical Expressが廃止。
同様のサービスがMears Connectによって開始されたため、事実上の有料化となっています。
Mears Connectは片道16ドル。
Uberは35ドル程度だったので、2人以上だとUberの方が良いかもしれません(Uberは今後運賃帯が上がるかも)。

鉄道開通でスカイライナー延伸する?

そして、今後さらに選択肢が増えます。
オーランド国際空港には新たなターミナルが今年オープン予定。
そこから鉄道が建設されており、将来的にディズニー・スプリングスまで鉄道でアクセスできるようになります。
価格や運行頻度は分かりませんが、ディズニー・スプリングス周辺にある非ディズニーホテルの価値が上昇する可能性が高いです。
現状もスプリングスから各ホテルへのバスは運行されていますが、ディズニーとしては自社ホテルへのアクセスをもっと上げたくなるはず。
となると、スカイライナーを延伸し、スプリングスまで繋げる大きなメリットが出てきます。
カリビアンビーチのステーションからスプリングスは、ほぼ障害物のない直線で結ぶことができ、延伸は結構現実的でしょう。
しかし、ここでもまた、スカイライナーの輸送能力が既に限界に達している問題がつきまといます。
スプリングス線を作ったところで、スカイライナーを使用する人口が増えるので、より混雑が増すだけです。
カリビアンビーチのステーションをTTC(各交通手段の乗換地)のような場所にして、閉園時間はEPCOTやハリウッド・スタジオからカリビアンビーチまで臨時バスを走らせるといった運用がないと、キャパシティ的に延伸は現実的ではないでしょう。

パーク〜スプリングスへ行くのに頭を使いたくない

ディズニー・スプリングス関係で、現状をもう1つ。
現在、パークは予約制となっており、開園〜14:00は予約した1パークしか入れません。
パークホッパーチケットを持っていても、14:00からしか他のパークには行けません。
今回、とにかく毎朝スタンバイでスター・ウォーズ:ライズ・オブ・レジスタンスに乗るためにハリウッド・スタジオの予約を取り続けていたのですが、日程が後半になってくると、乗り終わってから14:00までやることがなくなってきます。
そこでスカイライナーでホテルにすぐ戻れるのは非常に便利でした。
ホテルに戻らない場合、食事や買い物をしにディズニー・スプリングスに行くのが大きな選択肢になってきます。
スプリングスは基本的にパークからバスが出ておらず(パーク閉園後などは出る)、ホテルとスプリングスを結ぶバスで辿り着けます。
しかし現在はパークからスプリングスに行く選択肢が大きいのに、パークからスプリングスの直通バスがありません。
逆に、お昼をスプリングスで過ごして、14:00から次のパークに行こうとしても、直通バスがありません。
ここで、パークと各ホテルの位置関係が頭に入っていないと、移動が難しくなります。
一旦ホテルに戻って、スプリングス行きに乗ればいいのですが、面倒くさい。
パークのバス停でキャストに聞くと、ディズニー・サラトガスプリングス・リゾート行きのバスに乗り、徒歩でディズニースプリングスに移動するルートを教えられました。
逆にパークから周辺ホテルまで徒歩で移動し、そこからスプリングス行きのバスに乗る方法もあります。
この選択が、ホテルの位置関係を把握しておかないと難しいのです。サラトガ行きに乗ったところで広いから降り場間違えそうだし。
アニマルキングダムの場合、バスしか交通手段がないので、ホテル経由かサラトガ行きしかありません。
マジックキングダムは、徒歩でコンテンポラリーのバス停に行くのが楽でしょう。
EPCOTは、メインエントランスからならサラトガ行き、インターナショナルからなら、ヨット&ビーチクラブに移動してバスに乗るのが楽。
ハリウッド・スタジオは、サラトガ行きか、スカイライナーでリビエラ辺りに移動してバスか迷いどころです。
逆にスプリングスからパークへ行く場合、今度は複数ホテルが選択肢に上がってきます。
EPCOTはヨット&ビーチクラブorボードウォーク、マジックキングダムはコンテンポラリーorポリネシアンorグランドフロリディアンのバスで、一番先に来たものに乗るのが早くなります。
なぜこんなに頭を使う必要があるのか…

でも空港からの公共交通機関がなくなったディズニーランド・リゾートよりはましだしな…と思いつつ、東京に帰ってくると空港からTDR行きのリムジンがガンガン出ているのを見て、舞浜が都心からの近さで勝ったのもわかるな…と思い至ります。

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