- 海外パーク - by poohya
ユニバーサル・エピック・ユニバース エリアとアトラクションの感想
フロリダに誕生したユニバーサル・スタジオの新テーマパーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」に行きました。
行った話は前回書いたので、今回はエリアとアトラクションなどの感想です。
一部ネタバレになります。
ハリー・ポッター

ユニバーサル・オーランド・リゾートには、各パークにハリー・ポッターのエリアがあります。大阪でもお馴染みのホグズミードとホグワーツ城、そしてダイアゴン横丁、さらにエピック・ユニバースに誕生したのがパリ魔法省です。どこもユニバーサルの本気を投入しているエリアです。
ホグズミードとダイアゴン横丁はハリー・ポッターの世界で、両パークはホグワーツ特急で結ばれています。今回のパリ魔法省は、ファンタスティック・ビースト(2作目)に出てきた世界です。パリということで、ロンドンベースの他2エリアに対して、明るくておしゃれな世界観。大きなレストランもあり、ファンタビのパリ魔法使いの上品な雰囲気があります。クレープにバタービールのホイップを添えていて商売が上手い。おしゃれな世界観なので単価が上がっているような気がします。
通路は大きなT字になっていて、街並みの店舗がレストランやショップになっています。本来はアトラクションができるはずだったと言われている、何もなくフォトスポット化している空間もありますが、インタラクティブ杖でうまいことごまかせています。また、裏路地として闇の魔法使いが集う空間もあり、この辺りがパリのおしゃれさとの対比になっていて上手な作りでした。ダイアゴン横丁もですが、メインの映えるストリートと、実務を担う街の構造と、路地の配置が非常に上手いです。
道の中央にはテントがあり、ファンタスティック・ビーストの映画に登場したサーカスが、ショーとして公演されています。テントに入ると、そのまま建物の奥へと繋がっていて、そこにショー用地が確保されているのですが、到底みんなが入れるわけない大きさのテントに人々が吸い込まれていく様子は魔法のようでした。ショーはアトラクションと違ってちゃんとファンタスティック・ビーストの話。序盤のマジックショーはすごいんだかすごくないんだかよくわかりませんでしたが、ニュートのカバンが登場すると驚きの展開でした。壮大すぎます。魔法生物が実際に動き出す感じは、テーマパークの魔法に溢れていて素敵でした。
そしてメインアトラクションへ。地下鉄の駅からQラインが始まり、途中で煙突飛行ネットワーク的なものを通って、ハリー・ポッター最終章後のロンドン魔法省へとワープします。ファンタビのエリアができたと思ったら、アトラクションはハリー・ポッターで潔い。
ここからのQラインは、屋内のロンドン魔法省。としまえんのスタジオツアーのセットを思い出しますが、規模と造り込みが圧倒的です。中に売店のプロップスがあると思ったら、本当に水を売っていました。
アトラクションのストーリーは、アンブリッジが逮捕された後、魔法省で裁判が行われる日にゲストが傍聴に行くというもの。魔法省内にはアンブリッジ裁判のお知らせが大きく掲げられています。魔法で動く写真を映像で表現するのは定番ですが、この大きさがあると魔法に感じてきます。奥の方の背景も映像や書割りで作られていますが、意識しないと気付かないようなプロップスと映像のシームレスさに驚かされます。
大広間からさらに狭い廊下や部屋を進んでいき、魔法省を探索気分に。これが全てQラインなのだから驚きです。クルーにも全然出会わないし、一体どうやって管理しているのでしょうか。ロンドン魔法省に入ってから80分並びました。当然のように待ち時間3桁が前提なのも恐ろしいですが、それを吸収する広大な屋内Qが贅沢すぎる。
ようやくアトラクション本編へ。ライドはエレベーターの設定で、タワー・オブ・テラーのような座席配置です。仕組みとしては、スパイダーマン・ザ・ライドやピーターパンのネバーランドアドベンチャーの進化版。自在に傾きを作れるライドをさらに動けるようにしており、ドロップで落下するような効果が加わっています。乗ってみると、地面からかなりの高さのあるライドであることがわかります。これほどの高さが必要な超大型ライドです。Qラインの時点ですでに土地の制約がない広大さを感じていますが、ライドに乗るとさらに敷地の広さを見せつけられます。とても日本で真似できるとは思えない贅沢さ。
アトラクション本編でも、物理的なプロップスやアニメーテッド・フィギュア(アニマトロニクス)と映像のシームレスさに驚かされました。ユニバーサルのパークの特徴として、実写映画のアトラクションが多いため、どうしても映像に頼りがちになります。ライドで映像をどう見せていくかということを追求してきて、新たな到達点に達していると感じました。
映像アトラクションは、大きなスクリーンでストーリーが進行し、次のスクリーンへ移動するというのを繰り返す形になりがちです。それがこのライドでは無駄な空間がほとんどなく、ずっとスクリーンがある感覚を与えられます。設計が上手いのと、ライドに上下の動きが加わっているのが大きい気がします。大スクリーン+手前にアニメーテッド・フィギュアというシーンは、動きのシームレスさがすごく、引き込まれていると区別をつけずに見入っている感覚でした。
ハリーやアンブリッジたちがエレベーターで移動するシーンも多く、これはエレベーターだけが物理的に飛び出ていて、周りを湾曲スクリーンが囲っているような形です。エレベーターが物理的に動きそれに合わせてライドも動くので、ただスクリーンを見るよりもかなり没入感が加わっています。単にスクリーンを置くのではなく、細かく柱と柱の間などにスクリーンを仕込んでいるのがかなり効果的です。ライド中ずっと魔法省の中にいるので、長いQラインでずっと印象に残っている魔法省のタイル張りの壁も、スクリーンのシームレスさや移動時の虚無感の排除に一躍買っている気がしました。
映像と物理的な動きの組み合わせが本当に進化していると感じました。
乗り終わったら、再び魔法省のロビーに戻ります。出口もちゃんと煙突飛行ネットワーク的なエフェクトでパリに帰るようになっており、出口でもしっかりストーリーを突き通す姿勢は素晴らしいです。
ダーク・ユニバース

映画のダーク・ユニバースとは関係なく、ユニバーサル・モンスターズを使用したオリジナル世界観のエリアです。ホラーチックな世界観はやっぱりおしゃれ。一気に裏路地に入ったようです。ダークムーアという村を進んでいくと、フランケンシュタインマナーがそびえています。ここがメインアトラクションのモンスターズ・アンチェインドです。
この屋敷はヴィクトリア・フランケンシュタインがモンスターの実験を行っている場所で、Qラインにもストーリーを伝えるプロップスが豊富です。プレショーはフランケンシュタインとフランケンシュタインが登場。フランケンシュタインのアニメーテッド・フィギュアのクオリティを見せつけられます。そこから、ハリー・ポッターのフォービドゥン・ジャーニー(大阪にもあるアトラクション)のような横4人乗りのアーム式ライドに乗りこみます。プラットホームは回転台。
様々なモンスターがアニメーテッド・フィギュアで登場してきます。ユニバーサルにありがちな映像メインではないぞという気合を感じるライドです。ユニバーサルが目指すダークライドの姿という印象でした。テーマパークの古典的なダークライドを最新型にする際に何を表現するかという追求はあり、最近のディズニーはボートライドの傾向を目指しています。これに対してユニバーサルはスリルを使って見せるという方法を選択した感じです。
モンスターのアニメーテッド・フィギュアは造りが良かったので、ディズニーのオーディオアニマトロニクスの優位性は人の顔なんだろうなと思います。モンスター・アンチェインドも魔法省も、人間のアニメーテッド・フィギュアはまだまだディズニーのオーディオアニマトロニクスにかないません。ユニバーサルは人の顔は映像投影で、マイントレイン時代の投影式アニマトロニクスに比べたら技術進歩はありますが、やっぱり投影顔はイマイチです。ライド形式は最新型の大掛かりなものです。ただ内容としては、ちゃんと見ればフィギュアを支える棒などが見えるけれど、そこは暗さとスリルでカバーするという、古典的なダークライドの延長線上にあると思いました。
フランケンシュタインマナーを抜けると、ダークムーアの街並みから外れてもっと荒廃したような世界が広がります。
ここにあるのが、狼男のコースター。コースターとしては面白く、この構造である程度の回転率を保っているのはかなりすごかったです。ストーリーはよくわからなかった。
このコースターを円で囲むように道ができていて、コースターの裏側に燃える風車があります。定期的に火が吹き出て、風車の羽根が燃えます。かっこいい。
こういった部分が、エリアのメイン通路から隠れているのが、エピック・ユニバースのエリア設計のうまさだと思いました。
ヒックとドラゴン

エリアとしてはヒックとドラゴンが最も好きでした。
実際に地球上にありそうなファンタジーの世界で、魅力的なキャラクターがいるという映画が、いかにテーマパーク向きかを実感させられました。
ゲストはバイキングになるためにバーク島にやってきたという感じで、アトラクションでもドラゴンの乗り方を習うものやバイキングになるための修行が行えます。このエリアも、入るといきなり水辺が出てきて、その奥にアトラクションなどのメインストリートがある構造です。水辺にバイキング像がそびえ立ちコースターが走り、奥に大きな山が見える造形だけで一気に引き込まれました。歩いていると、あちこちにドラゴンがいて、ドラゴンが実際に動きます。また、木や石で町やアトラクションを作っているという、手作り感があります。ヒックとドラゴンは、バイキングが海、ドラゴン乗りが空を目指し、それがハンドメイドで作られている世界。まさにテーマパークの理想のようなロマンと空間の広がりに溢れる設定です。その設定の良さを存分に活かしていました。
ファミリー向けに振っているエリアで、他エリアに対して超大型ライドはありません。プレイグラウンドがあったり、コースターも優しめだったりします。その分アトラクションの数は多いのですが、それぞれにドラゴン乗りの訓練やバイキングの訓練などストーリー上の必然性があります。コースターでは、ヒックが作ったグライダーに乗ってドラゴンでの飛行を体感するというもので、水辺を左右に振られながら進み、一度止まるとドラゴンの赤ちゃんを見て、また空へ向かうという内容。空を飛ぶ感覚を追体験しつつ、コースター巧者らしい一旦停止と再加速の見せ場も用意して、スリル以上に満足度の高いものでした。
レストランも、バイキングの集会所が再現されていて素敵です。これはパーク全体の話ですが、各エリアでオリジナルビールが売られていて最高でした。
ショーは、北京でも上演されている、アントレインナブル・ドラゴン。ミュージカル形式で、巨大ドラゴンの暴走を収めようとするヒックとアスティの姿が描かれます。このショーの目玉は、飛行するトゥースとヒック。ただただすごい。
グリーティングでもトゥースと実際に触れ合えて、どういう仕組みなのかわからないくらいすごい。小型の自立歩行ドラゴンもいるみたいですが会えませんでした。
エリア全体にまやかしのようなものがなく、全てでバーク島の住人とドラゴンたちがゲストをバイキング見習いとして迎え入れている設定が通底していて、本当に素晴らしいエリアです。
スーパー・ニンテンドー・ワールド

すごい世界観のエリアが連続しているので、大阪でおなじみの景色に安心します。
大阪とほぼ一緒なので省略。
セレスティアル・パーク

パークの中央の公園です。城前のハブのようなもので、そこから4エリアへのポータルが広がっています。中央には大きな噴水があり、かなり広々とした空間。バーや生演奏のバンドスタンドもあり、本当に公園を意識した空間になっています。
一応神話の世界をテーマにしていますが、あまりストーリーを感じない公園で、ストーリーの強いエリア同士を行き来する際の緩衝材になっています。個々のエリアが独立したポータル型のテーマパークでは、緩衝材の空間が大事なんだろうなと思いました。
アトラクションは、スターダスト・レーサーズのコースターと、カルーセル。スターダスト・レーサーズはエリアの端にあり、ヒックとドラゴンのエリアと隣接するような場所です。乗ると、拡張用地の広さをこれでもかと見せてくれます。コースターのスリルとしてはパークトップのアトラクションで、かなり頭も振られますが、2台同時発射や疾走感など気持ちよさがありました。
中央エリアということで、エントランスには大型ショップとスターバックスがあります。各エリアの商品や、エピック・ユニバース全体のグッズを扱っています。各エリアはきちんと自分のグッズしか扱わないため、全体グッズはここだけ。また、お菓子ショップには専用のキャラクターがいて、このショップオリジナルの商品も扱っています。各エリア内では、ショップごとに扱うグッズが異なるのもきちんとストーリーが行き届いていて、さらにショップのロゴグッズも売っていて、出来立てのテーマパークに来たなと感慨がありました。
エリアの奥には、ヘリオス・グランド・ホテルがそびえ立っています。パーク一体型の巨大高級ホテルが各エリアの景観をやや邪魔してくるのはファンタジースプリングスと似たところ。それでもエピック・ユニバースはあまり気にならない具合です。ちゃんとプールやバーも併設されていて、ゆったり過ごせそうだなと思いました。
中央の噴水では夜に噴水ショーを公演しますが、噴水と音楽だけにしては長い。今後パレードをやるなんて噂もあるみたいなので、その辺りが充実するとセレスティアル・パークでの過ごし方も変わってくるかなと思います。バーとバンドスタンドがある公園は好きです。

ハリー・ポッターは通路の狭さと屋内の広大さ、ヒックとドラゴンは海と空と山の壮大さ、ダーク・ユニバースは裏路地のような隠れ里感、ニンテンドーは囲われたゲーム空間と、各々のエリアで全く違う造形になっていました。その行き来をクッションするセレスティアル・パークも大事な役割があるように思います。
これだけのクオリティのものをよくいっぺんに作ったなと驚かされるばかりです。ただ、パークとして狭いのは間違いなく、エリア造形とアトラクションがメインで、アトラクションも超大型があるだけで数自体は少なめ。ショーやパレードがないと滞在時間は伸びないでしょう。まだまだいくつもの拡張用地が残されていますし、スクラップなしでビルドし続けられるパークの可能性は大きいです。ここまで露骨に将来の拡張を匂わせる新規パークも珍しい。
ユニバーサル・オーランド・リゾートの飛び地というより、オーランドにユニバーサルリゾートが2つあるという状態になっていくんだろうなと思っていますが、そうなったときは全てをワールドとして囲ったディズニーとまた異なる感覚のリゾートになりそうで楽しみです。
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ユニバーサル・エピック・ユニバースに行った

5/22にオープンした、ユニバーサル・オーランド・リゾートの新パーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」。
プレビューが始まった様子を見ていて、楽しそうだしネタバレ踏まずに生きるの難しそうだったので、うっかりチケットを買いました。購入したのは、1デーチケット×2+2デーエクスプレスパス。なんだかすごく割高な気がしますがオープン特価だから仕方ない。
というわけで行ってきました。
パークの周り方などの話です。
エリアやアトラクションの感想は、別で書きます。
ユニバーサル・エピック・ユニバース エリアとアトラクションの感想|舞浜横丁
エピック・ユニバースのついでにWDWへ
ユニバーサル・エピック・ユニバースは、従来のユニバーサル・オーランド・リゾートからはかなり離れた場所に、飛び地の形で作られています。昨年、ユニバーサル・スタジオ・フロリダとアイランド・オブ・アドベンチャーには行っていたので、今回はエピック・ユニバースだけにしました。残りの日程はウォルト・ディズニー・ワールドに行きました。新要素はヴィランズとリトル・マーメイドのショーしかありません。なぜこの変なタイミングで行ったのかと色々な人から聞かれましたが、エピック・ユニバースに行ったら近くにディズニーリゾートがあったからです。
飛行機とエピック・ユニバースのチケットが買えた日の兼ね合いで、オーランド着→WDW→Epic→WDW→帰国という変なスケジュールでした。
オーランド国際空港から、MearsのバスでWDW内のホテルへ。Uber使わないでホテルへ移動するとなると、WDWへ行ってしまった方がMearsが使えるので簡単です。複数人で行くならUberでいいと思います。
WDWで遊んで、Epic行く前夜にホテルを移動します。Epicの前泊から後泊までがWDW外のホテルに泊まりました。ホテルはオフィシャルホテルでもなく、Icon Park近くのホテルに泊まりました。ちょうどユニバーサル・スタジオ・フロリダとエピック・ユニバースの中間辺りになり、コンベンションセンターが近く、住宅街というよりホテルやレストランが並ぶエリアといった感じで、割と治安が良いエリア(個人の感想)です。
エピック・ユニバースのチケットが高かったので、WDW外の安いホテルの日数を増やして旅費をなんとか抑えています。
バスでエピック・ユニバースに行ってみる
エピック・ユニバースは10時オープンです。ハグリットがオープンした時も、ユニバーサルは朝を遅くしてメンテナンス時間を稼ぎがちです。というわけで、朝はゆったり行動できます。近いホテルに泊まる必要はそんなにありません。どうせ街中にいるので、バスに乗ってみました。

オーランドには路線バス「Lynx」が走っています。Lynx LINK 311番のバスが、エピック・ユニバースのバス停に停まるようになりました。便によってはヘリオス・グランド・ホテルにも停まります。この311番はDestination Parkwayというバス停(写真)に停車します。ここが乗り換え地になっており、ユニバーサル・スタジオ・フロリダ側からのバスと乗り換えることができます。料金は片道2ドル。アプリもあり、アプリ上ではクレジットカードで決済できる上に乗り換え時の処理も楽です。割と治安がいいエリア(個人の感想)なので、バスも治安よく乗れました(個人の感想)。とはいえ、ホテルからエピック・ユニバースまでUberで5ドルだったので、乗り継いで2ドルのバスに乗る必要はあまり感じませんでした。
そして311番のバスは、ディズニー・スプリングスからオーランド国際空港を結んでいます。スプリングス〜エピック・ユニバース〜空港という、すごいバスです。割と治安がいい(個人の感想)ので、スーツケースで乗っている観光客っぽい人もいました。エピック・ユニバース周辺ホテルに泊まるなら、空港からこのバスという手もあるのかもしれません。ディズニー・スプリングスにも行けますが、そこからスーツケース持って移動するのは面倒なので、WDW側で使う方法はいまいち思いつきません。
アーリーエントリー
そんなこんなでエピック・ユニバースに着きました。
エピック・ユニバースでは、オフィシャルホテルの宿泊者向けに、アーリーエントリーが行われています。通常10時開園のところ、9時から入園できます。
行った日は、8:00に荷物検査がオープンし、8:15にチケットゲートがオープン。その時点ではエントランスエリアのみ開放されており、8:50にパークがオープンしました。アーリーオープンの時間になると、クルーが先導し、クルーを抜かさないようなスピードでパークを進んでいき、各々が行きたい場所へ進んでいきます。
ここで大事なのが、アーリーエントリーで何が動くのかということです。現在、7/15〜2025年中は、スーパー・ニンテンドー・ワールド、ダーク・ユニバース、セレスティアル・パークの3エリアが対象とアナウンスされています。セレスティアル・パークはパーク中央のエリアで、アトラクションのエントランスでホテル宿泊者かの確認を行います。スーパー・ニンテンドー・ワールドとダーク・ユニバースは、エリアの入り口で確認を行います。
ちなみに行った日(6月)はスーパー・ニンテンドー・ワールドとセレスティアル・パークのみアーリー対象でした。
スーパー・ニンテンドー・ワールドとダーク・ユニバースがアーリー対象で入れませんが、他は全員同時です。ハリー・ポッターエリアは開放されており、アトラクションは開園時間まで動かず。ヒックとドラゴンエリアは開園時間までエリア自体が開きませんでした。ディズニーパークのように、対象者だけがパークに入れて、その中で稼働施設があるという形ではありません。基本全員パークに入れて、その中で稼働施設は対象者だけが入れるという形です。エントランスからパークを見た際に、スーパー・ニンテンドー・ワールドとダーク・ユニバースは左側、ハリー・ポッターとヒックとドラゴンは右側にあります。つまり、多くのアーリーを使用する人は左側、使用しない人は右側から入ろうとするわけです。
エクスプレスパスが使えないアトラクション
(ルール変わったから最後まで読んでね)
今回、エクスプレスパスを購入して行きました。エクスプレスパスは多くのアトラクションで利用できますが、一部非対応のアトラクションがあります。それが、ハリー・ポッターとドンキーコングです。この2アトラクションは、短くても2時間待ちという状態になります。そして、スーパー・ニンテンドー・ワールドは大阪で体験済み。わざわざ2時間並んでドンキーコングに乗る必要はありません。また、アトラクション以外の要素として、グリーティングやニンテンドーワールドのキーチャレンジがあります。これもニンテンドーワールドは飛ばせます。ニンテンドーをカットできるのは、極めて強いアドバンテージです。これで、スタンバイで挑むアトラクションは、ハリー・ポッターだけで済みます。
ユニバーサル・オーランド・リゾートの公式アプリには、待ち時間通知機能があります。例えば100分と設定しておけば、待ち時間が100分以下になったときにアプリ通知が飛んでくるという、なかなかの便利機能です。直近の待ち時間の推移を見ておきつつ、どれくらいなら並べるかを決めて、通知をセットしておきます。通知が来たら意を決して並びます。
ユニバーサルはシングルライダーも充実しているので、シングルライダーも大きな選択肢です。ダーク・ユニバースはシングルライダーでもいけそうだなと思いました。
ハリー・ポッターは、タワー・オブ・テラーのような座席配置なので、シングルライダーの進みはかなり遅そうです。素直に並ぶしかありません。
実際の朝行動
1日目は、パークに入って、セレスティアルパークやハリー・ポッターのエリア風景を散策。ショップを巡りつつ、開園時間前にヒックとドラゴンのエリア入り口に並び、開園時間になるとトゥースのグリーティングに行きました。トゥースとグリーティングして、ヒックとドラゴンの中でエクスプレスパスに対応していないドラゴン・レーサー・ラリーに乗車。
ダーク・ユニバースに行き、モンスターズ・アンチェインドにとりあえずスタンバイで乗り、フランケンシュタインとグリーティングしました。
この時点で、ハリー・ポッター以外のエクスプレスパス対象外要素はクリアです。ハリー・ポッターは午後に気合いで並びました。
2日目は、アーリーオープンと同時にハリー・ポッターエリアに行きました。エントランスから右側に進む人はほぼみんなハリー・ポッターです。アトラクションは動いていませんが、列形成はされており、Qラインに並ぶことができます。奥内Qラインで涼みながら1時間待機します。そして10時のオープン時間にアトラクションが動き出し、20分くらいで乗れました。
朝ハリポタこなせれば1日で回れそう

振り返ってみると、アーリーエントリーは基本的にスーパー・ニンテンドー・ワールドに行くためのものです。大阪で体験済みの場合、アーリーエントリーはあまり意味がありません。それより、ハリー・ポッターに並んでおく方が、待ち時間としては短く済みます。ハリー・ポッター乗車後にダーク・ユニバースに行っても、まだあまり待ち時間が伸びていないので、スタンバイで並べます。それをこなせば、残りはスターダスト・レーサーズと、ヒックとドラゴンのアトラクションだけです。頑張ればエクスプレスパスがなくても1日で回れそうです。
ただ、スターダスト・レーサーズは、2レーンあります。エクスプレスパスを利用しても、両方は行けません。今回は2日行ったので両方乗れましたが、そうでないと1回はスタンバイで並ばないといけません。また、スタンバイとエクスプレスパスの合流地点の後がかなり長いので、エクスプレスパスを使っても30分くらい待ちます。スマホも持ち込めないので喋り相手がいないと暇です。意外と強敵のアトラクションです。
アプリがちゃんと便利
最近のテーマパークはどこもそうですが、ユニバーサル・オーランドもスマホアプリがあります。東京ディズニーリゾートのアプリがないと何もできない感に対し、ユニバーサルはアプリがなくても大丈夫だがあると便利という形になっていると思います。
スーパー・ニンテンドー・ワールドのコイン集めやハリー・ポッターのインタラクティブ杖など、アプリで体験がカスタムできます。
そして前述の通り、待ち時間通知が便利。
印象的だったのは、パーク全体に顔認証を取り入れていることです。入園時に顔写真を登録するのは、再入園対応として海外では多く取り入れられていますが、ユニバーサル・エピック・ユニバースでは一度登録するとアトラクションごとのエクスプレスパス確認などでも顔認証を使えます。チケットを提示しなくてもエクスプレスパスを使えるわけです。顔認証は、ロッカーでも使用できます。コースターなどのアトラクションは手荷物をロッカーに預けなければいけませんが、このロッカーも顔認証。フロリダでは、WDWのトロン:ライトサイクル・ランがアトラクション内ロッカーを導入しており、これはマジックバンドでの認証を行なっています。また、ユニバーサル・スタジオ・オーランドやアイランズ・オブ・アドベンチャーでは、チケットや専用の紙QRコードでロッカー認証ができます。マジックバンドも割と良いのですが、顔認証だと絶対に無くさないことが大きく、結構便利です。各所での顔認証は、ユニバーサル・スタジオ・オーランドなどでも順次進めているみたいですが、パーク全体で対応しきっている快適さは大きくありました。その点でパーク全体で最新システムを導入している良さが出ていると感じました。ロッカーも大きくてありがたい。
レストランではモバイルオーダーが使えますが、これも独特のシステムです。行った際はどのレストランも並ばずに入れる状態で、入店して自由に席を選んで座って、座席からモバイルオーダーをする形でした。キノピオカフェは並んでいたみたいで、大阪で体験しておくメリットが大きすぎる。座席にはQRコードが貼ってあって、そこからアプリでモバイルオーダーをします。すると完成次第クルーが席まで運んできてくれます。居酒屋のモバイルオーダーの都度決済版みたいな感じです。気軽にビール一杯とか頼みやすく、色々なレストランを回れました。アルコールの年齢確認は、クルーが席に運んでくる際に行われます。通常通りレジで注文することもでき、その場合は席を取ってからレジで食べ物を買ってくるフードコート形式になります。
アプリがなくても体験が落ちるわけではないというのも大事です(舞浜の方向を見ながら)。
ハリー・ポッター、エクスプレスパス対応したって

オープンから3ヶ月、ついにハリー・ポッターとドンキーコングもエクスプレスパス対象になったようです。これで1日で快適に過ごせるでしょう。
そしていよいよホテルアーリーの意味がなくなってきました。家族であまりコースター乗らないとかでない限り、オフィシャルホテルよりエクスプレスパスを優先すべきだと思います。じゃあ朝イチに何をするかというと、ハリー・ポッターのエリアを散策、杖持っていたらアクティビティして、正式オープン時間にヒックとドラゴンのグリーティングがいいのかなと思います。
- くまのプーさん - by poohya
プー99周年はちみつの日 テーマは「ずっと、プー友と。」
8月3日は「はちみつの日」。
プーは原作記念日でも映画公開日でもなく、毎年夏休みのこのタイミングでキャンペーンが展開されます。

2022年からは「がんばり屋さんに、プーさんを。」をテーマにキャンペーンが展開されてきましたが、今年はテーマを変更。
「ずっと、プー友と。」になりました。
“常に励まし合い、かけがえのない友情を育むプーさんと仲間たちのように、世代を超えてより多くの方々に「プー友」の一員となってプーさんの魅力を感じ、好きになっていただきたい”とのこと。
SNS人気からグッズとしても多く発売され始めた、2011劇場版のプーたちの表情を用いた展開で、同デザインの「プーさん友の会」デジタル会員証を発行。
デジタル会員証を推し活に活用してみてほしいそうです。どこでどう活用できるのかはよくわかりません。
1926年10月14日に原作が発売されたプー。2026年で100周年を迎えます。
来年で100周年という非常に重要なタイミング。
3年後に100周年を迎えるミッキーは既に大きなキャンペーンが始まっていますが、周年が差し迫ったプーはこの調子で大丈夫なのか。
とはいえ物販最強キャラクターであることは変わらず。
この夏は3つの百貨店催事が展開されます。
「くまのプーさん 100エーカーの森フェスティバル」阪急うめだ本店 7/30〜8/11
「ディズニー『くまのプーさん』おひさまマーケット」そごう横浜店 8/1〜8/13
「くまのプーさん DISNEY WINNIE THE POOH FESTIVAL 2025」札幌三越 8/1〜12、銀座三越 8/27〜9/8
どれも毎年恒例の催事で、別シリーズの催事が3本並走するという異常な物販の強さを見せてくれています。
夏はディズニーストアでのプーグッズも発売予定。
ミュージカルくまのプーさんも、8月から関東公演が始まります。
100周年に向けてなんとしても盛り上がってほしいです。
- 東京ディズニーリゾート - by poohya
OLC2035長期経営戦略を発表
OLCが2024年度の決算を発表。
同時に中期経営計画を発表しました。
今回は10年後、2035年までの長期経営戦略として示されました。
中期では、クルーズ事業が始まる2029年度目標としてで営業キャッシュ・フロー3,000億円レベル。
長期では、2035年度目標として、売上高1兆円を掲げます。
資料の中でも最もインパクトがあるのが、「テーマパークのエリア刷新の構想イメージ」。
アドベンチャーランドとポートディスカバリーと思われるアートが公開されました。
特にアドベンチャーランドはかなり様変わりしており、左側のロイヤルストリートがないとどこのことだか分からないレベルです。
今後の開発方針として「東京ディズニーリゾートならではの開発による、世界中のどこにもない感動と驚きの提供」と掲げられています。
海外アトラクションの輸入ではなく、東京ディズニーリゾートのオリジナル開発であることは、これまでと変わらないようです。
また、「テーマパーク用地のダイナミックな再編」とされており、拡張ではなく既存用地の再編のようです。
既存用地の再編として、アドベンチャーランドとポートディスカバリーが挙げられたようですが、アートでは何がどうなのかさっぱりわかりません。
また、英語版の資料にはアートが微妙に異なるとの指摘もされています。
つまり公開されたアートは、意図的にIPを消したバージョンだろうと思われます。
現時点の検討レベルとしてはかなり初期で、いわゆるブルースカイ状態。
初期ニューファンタジーランドや北欧エリアよりもかなり段階の低い状態だと思います。
まだアートを見て考える意味もないと感じています。
特にアドベンチャーランドのアートは、アスレチックや回転系など遊園地っぽいアトラクションが多く、キャパシティを増やしたいパークで真剣に検討しているとは考えられません。
入園者数については、「更なる向上を実現」程度に抑えられています。
元々拡大方針だったものが、コロナ禍で大きく路線変更し入園者数は制限しつつ単価を上げていくというチャレンジ状態でした。
単価の向上はプレミアアクセスやバケーションパッケージで引き続き図られていきますが、入園者数をどうしたいのかいまいち見えてきません。
2024年度決算を見ても、ファンタジースプリングスで拡張したにもかかわらず、年間5万人しか増えていません。
夏で大きく減ったとはいえ、10月時点での下半期予想よりも入園者数が減っています。
また、2025年度の予想も44万人増、1.6%しか増えません。
ファンタジースプリングスの稼働が2ヶ月分+入場制限がなくなった分増加することが十分に活用できているのか怪しいです。
昨年クルーズ事業を発表したのに株価が下がり続けている要因は、高単価を目指す過程で将来的なファン層を取りこぼしている面が指摘されています。
長期の戦略として考えられる部分ですが、そこには「幼少期からのファンづくり」として言及。
また、海外ゲストの集客強化も強く挙げられており、経営陣が変わってきた感があります。
そして最大の問題である猛暑対策は、長期戦略の中でも項目としてピックアップ。
「夏にしか体験できない特別なパーク」という新たな方針を示しました。
とはいえ、散水コンテンツや過ごしやすい時間帯のショーと、コロナ前からの方策を強化する流れ。
期間限定のアトラクションのオーバーレイも挙げられており、今年ではイッツ・ア・スモールワールドやスター・ツアーズが該当しますが、これは「夏にしか体験できない」とは異なります。
また、「若年層や東京ディズニーリゾートのファン層」を取り込むのは、昨年10月に示された方針。
東京ディズニーリゾートのファン層は、入園者数向上の部分には出てこず、夏にしか登場しないのがいかにもです。
そして入園者数向上と夏の施策の両方に「様々なコラボレーション」が登場しています。
今年のMrs. GREEN APPLEのようです。
USJ的なコラボ方針が取られそうです。
とはいえディズニー外のIPコラボはできないでしょうし、ディズニーでコラボは大変そう。
チケット戦略は、変動価格制の上限・下限の両軸を含めて検討。
上値はもちろん、安い日をさらに下げることも検討事項に含まれています。
一方でワンデー以外の券種は入っておらず、夏期にのみ「多様なチケット券種の展開」が挙げられています。
今年の夏はパークホッパーを販売し、夜間チケットも拡充します。
これは夏の実験であり、他期間はワンデー1本でいくようです。
さらにテーマパークで新たな収益源を模索。
これまでにない手段やサービス等を大胆に開発するとしており、現時点で何か見えているわけではなさそう。
来園・非来園に関わらず、入園者数と単価の枠組みにとらわれない収益モデルということで、革命的なゲームチェンジに投資をしておくのは長期的計画としてありです。
オリエンタルランド・イノベーションズでのベンチャー投資もこの流れに組み込まれるのかなと思いました。
ホテルも、新ディズニーホテルの増設を検討。
クルーズに合わせてお台場あたり?と思いましたが、しっかり「東京ディズニーリゾート周辺で」と書かれていました。
なら周辺ホテル用地を他企業に買われている場合じゃないだろう。
クルーズは、昨年の発表からあまり変わっていません。
投資額は3,300億円から変わりませんが、内訳が船体2,900億円+予備費400億円と明かされました。
2029年度から黒字化するとしており、売上高1,000億円はアップサイドを精査できる状態で、就航数年で営業利益率20%台後半するとしています。
ちょうど長期計画の2035年頃には投資額を回収できる見込みだということで、順調ならその頃に2隻目の投入になるのかもしれません。
クルーズ事業に参入する意義では、従来から指摘されている点がほとんどですが、「国外からの人材雇用」が気になりました。
クルーズ船員として国外人材は必要でしょうし、郵船クルーズと提携することから、雇用ノウハウも学べるのでしょう。
雇用ノウハウを活かして、パークでの国外キャスト採用にも繋げていくのではないでしょうか。
そうなれば運営面でもパークとクルーズの相乗効果が生まれそうです。
現状の課題に対して具体的な方策は検討中の面が強いと感じました。
ファン向けにはインパクトのあるアートで盛り上げていますが、質疑応答と株価含め外部がどう反応するのか気になります。
- 海外パーク - by poohya
ミッキーネットLIVEに出演します

【ミッキーネット・LIVE!】4月24日 カリフォルニア ディズニーランド・リゾート「70周年セレブレーション編」 | ミッキーネット公式サイト
ミッキーネットの無料WEBセミナーに出演します。
4/24(木)21:00〜
USディズニーの旅行代理店としてみなさんおなじみミッキーネット。
田組fmの3人で、ミッキーネットLIVEに出ます。
テーマは、カリフォルニア ディズニーランド・リゾート70周年。
5/16からスタートする70周年イベントについて、直前情報やプロモーション情報を、ミッキーネットが伝えてくれます。
田組が話すメインパートは、7/17の70周年当日からスタートするコンテンツについて。
「ウォルト・ディズニー:マジカルライフ」と「イッツ・ア・スモールワールド」新歌詞を解説します。
昨年のD23で発表された新アトラクション。
そしてD23で田組の3人が号泣していたThe Last Verseを語ると思います。
ウォルトのディズニーランド開業までの話と、シャーマン兄弟の話。
なんとなく、昔のdpost.jpリアルイベントのような内容になるのではと勝手に思っています。
視聴は無料ですが、ミッキーネットのアカウントでの事前登録が必要です。
ミッキーネットからのプレゼント抽選コーナーもあります。
是非とも登録して視聴いただければ嬉しいです。
ぜひ。ぜひ。
