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MCUフェーズ4ラインナップを発表

MCUが幕を開けた『アイアンマン』の公開から13年を迎えたタイミングで、マーベル・スタジオが特別映像を公開。
スタン・リーの声と共にこれまでのヒーローたちの兄弟や家族のシーンを振り返り、『エンドゲーム』初日上演中の観客リアクションが流れました。
これまでの軌跡を振り返る動画に続いて、フェーズ4のラインナップを公開しました。
フェーズ4からMCUはディズニープラスでのドラマも展開されていますが、今回は劇場公開用の長編作品のみのラインナップです。
今後の作品のタイトルと劇場公開日が明かされ、一部この動画で発表された内容です。
そしてWDJが公開した日本語字幕版では、劇場公開日の部分が丁寧に作り直されており、日本公開日が明らかになりました。

『ブラック・ウィドウ』

2021年7月9日(金)公開
日米同時公開

延期に延期を重ねた『ブラック・ウィドウ』は、ディズニープラス(プレミアアクセス)と劇場の同日公開を取ることで7/9に決定。
これ以上遅延すると今後の劇場公開スケジュールやドラマの展開に支障をきたすのでしょう。
本来なら『ワンダヴィジョン』などよりも早く、フェーズ4の第1作目だったはずの作品。
『シビル・ウォー』から『インフィニティ・ウォー』までの間の話らしく、フェーズ4幕開けが過去の話なのはどういう意味を持つのか気になるところです。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

2021年9月3日(金)劇場公開
日米同時公開

『アイアンマン』で触れられていたテン・リングスの物語。
カンフーっぽいアクション多めの作品で、予告編に続き今回新映像も出ましたが、どんな話になるのでしょうか。
まだまだ全貌が見えず期待値を置けないでいます。
映像の最後も『シャン・チー』で締められており、気合は入っていそう。

『エターナルズ』

2021年11月5日(金)劇場公開
日米同時公開

まだ予告編も何も出ていなかった『エターナルズ』の動画が初公開。
地球の過去から非常に長い時間を描くとされており、映像ではアメリカの荒野っぽい感じも。
先日、ディズニー史上初のアカデミー作品賞を受賞した『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督が『エターナルズ』の監督であることも注目が集まっています。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(原題)』

2021年12月17日(金)劇場公開
日本公開は2021年12月

ここからはタイトルと公開日の発表のみ。
マーベル・スタジオの映像でソニーによるスパイダーマンが流れるのは珍しい気がします。
前作『ファー・フロム・ホーム』の最後でも驚かされましたが、ソニーがこれまで公開した『スパイダーマン』『アルティメット・スパイダーマン』シリーズのキャストが出演するらしく、誰が出るのか情報が飛び交っています。
いよいよ本格的にマルチバースが取り扱われそうで、ドラマ『ロキ』か『ノー・ウェイ・ホーム』でマルチバースがはっきりしてきそうです。
ただスパイダーマンには前作でも散々予告情報に騙されてきているので、一体どうなるのか。
『ファー・フロム・ホーム』はフェーズ3の最終作で、『エンドゲーム』の約8ヶ月後の物語と、『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』よりも未来の話でした。
次作『ドクター・ストレンジ』に直結するとされており、ドクター・ストレンジも出演するとか。

『ドクター・ストレンジ:イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』

2022年3月25日公開
日本公開は2022年3月

スパイダーマン以降は日本語タイトルと日本公開日が未定ですが、日付調整中なだけで同時公開になる気がします。
『ドクター・ストレンジ』2作目はいよいよタイトルにマルチバースが入っています。
『ワンダヴィジョン』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が直結してくるそう。
元々スコット・デリクソン監督による本格ホラーと言われていましたが、監督が交代。
サム・ライミ監督になりましたが、サム・ライミは『スパイダーマン』シリーズの監督であり、その『スパイダーマン』シリーズが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でMCUに繋がってくるとか来ないとか。
一方『ワンダヴィジョン』からはスカーレット・ウィッチが登場し重要な役どころらしく、『ワンダヴィジョン』の最後でも大いに匂わせていました。
かなり複雑な話になりそうですが、それでも過去作予習なしで挑める作品にするのでしょうからどうなるのでしょうか。

『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』

2022年5月6日公開
日本公開は2022年5月

ジェーン・フォスターがソーになる話と言われています。
さらに『エンドゲーム』の結果から、ソーが登場するなら必然的にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーも関わってくることになります。
『エンドゲーム』前のビッグ3の中で唯一そのままシリーズを続けるソーがここで継承を行うようですが、では本人はどうするのか。
当然『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』にも影響する話になるのでしょう。

『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』

2022年7月8日公開
日本公開は2022年7月

『ブラックパンサー2』のタイトルが『ワカンダ・フォーエバー』に決定。
ブラックパンサー/ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンが死去したことから、『ワカンダ・フォーエバー』のタイトルの意味も深く感じられます。
国王が不在でどういう話になるのか。
意外に『ファルコン&ウィンターソルジャー』でワカンダが絡んできており、ドーラ・ミラージュやアヨが重要になる気もします。

『ザ・マーベルズ(原題)』

2022年11月11日公開
日本公開は2022年11月

急に知らないタイトルですが、『キャプテン・マーベル2』の正式タイトルです。
キャプテン・マーベルに加え、2021年後半ディズニープラス配信のドラマ『ミズ・マーベル』、そして『ワンダヴィジョン』で覚醒したモニカ・ランボーの3人を合わせてザ・マーベルズということのようです。
スクラルやニック・フューリーが絡むでしょうからドラマ『シークレット・インベンション』に繋がりそうです。

『アントマン・アンド・ワスプ:クワントゥマニア(原題)』

2023年2月17日公開
日本公開は2023年2月

『アントマン』シリーズ第3作。
未発表だった公開日が明らかになりました。
『クワントゥマニア』のタイトルは以前から発表されており、クアンタムは量子という意味。
引き続き量子世界を扱い、『エンドゲーム』のタイムトラベルなどでも使われた重要な概念を取り上げていっています。
ヴィランとして征服者カーンが登場し、今後のMCUに大きな影響を与えそうです。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3(原題)』

2023年5月5日公開
日本公開は2023年4月

日本先行公開。
日本は4月末、GW前の公開になるのでしょうか。
そしてVol.2で『リミックス』にしてしまった邦題はどうなる。
ガモーラを巡る話になりそうですが、公開は遅れ『インフィニティ・ウォー』から5年経ってしまいます。
間に『ソー:ラブ・アンド・サンダー』も挟まり、脚本も修正されたと言われています。

この後『ファンタスティック・フォー』までがフェーズ4の長編映画のようです。
『ブレイド』だけ今回の発表にありませんでした。

ようやく米国の映画館が復活しますという宣言のような今回の映像。
まずは7/9の『ブラック・ウィドウ』です。

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OLC上西社長が退任、新社長は吉田謙次氏

代表取締役の異動および取締役の人事(予定)について

OLCの2020年度決算が発表になりました。
上場以来初の赤字になったことは大きなニュースですが、仕方ないし決算発表前から分かっていたことです。
それより驚いたのが人事。

2009年から代表取締役社長(兼)COOを務めていた上西京一郎氏が退任。
吉田謙次氏が新社長に就任します。
株主総会を経るため現在はあくまで案で、6月29日に就任予定です。
上西現社長は特別顧問に就任する予定、加賀見会長は続投です。

理由は「OLCグループの更なる企業価値向上を目的に、任期満了に伴って新たな経営体制に移行するもの」とされています。
吉田新社長は経理部長を経てフード本部長に。昨年4月からは第8テーマポート推進本部長も兼任しています。

質疑応答では、「早期に黒字化を達成することが急務」との考えを示し、ファンタジースプリングス開業でOLCグループの新たな成長を見出せるようにすることが最大の使命と発言。
黒字化のために「不要不急コストの精査や入園者数水準に合わせたパーク運営の効率化」を進めてるとしています。

上西社長が63歳なのに対し、吉田新社長は60歳と、3歳差。
上西社長は12年前に社長就任したことを考えてもほとんど若返りはありません。
経理の視点で黒字化と2023年の大規模開発を導くことが目的の短期リリーフを想定しているようにも見えます。

中期経営計画は2020年度まででしたが、最終年度で前提が崩れてしまいました。
次の中期経営計画は2022年春の発表となり、今年度は「新たな視点や考え⽅に向けて検証する準備期間」としています。
一方で、新たにESGについて、「社内で議論している内容」として告知。
これまでのCSRへの姿勢をより明確にし、SDGsに対する考え方、そしてまた脱舞浜の新規事業が掲げられました。
さらに、ガバナンス改革が行われます。
新社長就任に合わせて、社外取締役を1名追加。
佐久間英利千葉銀行頭取が就任予定です。
取締役は上西氏と吉田氏が交代し、さらに取締役任期は2年から1年に短縮される予定です。

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「SCSE」にInclusionを追加、The 5 Keys「SCISE」に

A Place Where Everyone is Welcome | Disney Parks Blog
パーク部門のジョシュ・ダマロ チェアマンがDisney Parks Blogでキャストの行動規準のアップデートを発表しました。

キャストの行動規準「The Four Keys~4つの鍵~」は安全を最優先に、キャストが優先すべき事柄を順位付けし、判断や行動の基準にしているもの。
現在までは「SCSE」として、
Safety(安全):安全な場所、やすらぎを感じる空間を作りだすために、ゲストにとっても、キャストにとっても安全を最優先すること。
Courtesy(礼儀正しさ):“すべてのゲストがVIP”との理念に基づき、言葉づかいや対応が丁寧なことはもちろん、相手の立場にたった、親しみやすく、心をこめたおもてなしをすること。
Show(ショー):あらゆるものがテーマショーという観点から考えられ、施設の点検や清掃などを行うほか、キャストも「毎日が初演」の気持ちを忘れず、ショーを演じること。
Efficiency(効率):安全、礼儀正しさ、ショーを心がけ、さらにチームワークを発揮することで、効率を高めること。
行動規準「The Four Keys~4つの鍵~」(東京ディズニーリゾート) | 安全・安心の確保(テーマパークの安全) | CSR情報 | 株式会社オリエンタルランド

ここに、新たに「Inclusion」が加わりました。
追加されたのは、新たなThe Five Keysの中央、Courtesy(礼儀正しさ)とShow(ショー)の間です。

Inclusionは包括という単語で、多様性の受け入れという意味を持っています。
ディズニーパークにおける重要な指針に多様性が加わることで、キャストはディズニーへの一体感を持つことができ、ゲストもディズニーのストーリーに自分の背景や伝統が反映されていると感じられるようになります。
「More Inclusion Attraction」として、既に発表されている、スプラッシュマウンテンの『南部の唄』から『プリンセスと魔法のキス』へのテーマ変更や、ジャングルクルーズのリニューアルによるストーリー変更が挙げられています。

キャストの行動規準は1955年の開園当初から存在しており、初期はSCCC(安全・礼儀正しさ・清潔感・収容能力)でした。
その後、清潔感がショーに、収容能力が効率に変更され、1966年頃からSCSEになったとされています。
(『ディズニーの魔法を解き明かす』p.11「SCSEの変遷と時代背景」)
項目のアップデートはありましたが、項目自体が加わり「The Five Keys」になるのは65年の歴史で初めてのこと。
それほど、ディズニーが多様性を重要視していることが示されています。

これは全世界共通でしょうから、TDRでも近いうちに「SCISE」になるものと思われます。

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TDRアプリ、レストランのモバイルオーダーやパーソナライズ機能を導入へ

東京ディズニー、個人ごとに園内情報発信へ アプリで: 日本経済新聞
ディズニー、飲食注文デジタルも コロナ防止で導入検討 | 共同通信
ディズニー「38歳デジタル戦略部長」の重大使命 | レジャー・観光・ホテル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

東京ディズニーリゾート・アプリの機能追加に関するニュースが一斉に出ました。
2月のOLCデジタル戦略部の発足以降、入園者数制限も緩和されたことから、インタビューが行われ情報解禁がなされたようです。

まだ「導入を検討していると明らかにした」段階で、リリースまでは間があきそうですが、大きな機能追加が予告されました。
レストランのモバイルオーダーは、海外のディズニーパークアプリにもある機能。
アプリで事前に注文し決済すると、料理の出来上がり時に通知が来て、専用カウンターで料理を受け取れる仕組み。
列に並ぶ必要がなくなります。
TDRのレストランは並んでいる途中でオーダー用紙が配布される運用が多く、やっていることは事実上モバイルオーダーに近い動作なので、アプリに導入されれば便利になります。
他言語対応も容易になります。

そして「個人ごとに園内情報発信」機能。
個人の来園履歴などに基づいて園内の楽しみ方を発信する機能だそうです。
D23 Expo 2019で発表されたWDW向けの機能「Disney Geine」に近そうな様子。
「Disney Geine」は発表されただけで導入はまだです(発表時は2020年導入予定でした)。
個人の履歴や予約状況を元に、最適なプランを提案する機能だとされています。
Revolutionary New Digital Offering, ‘Disney Genie,’ Coming to Walt Disney World Resort | Disney Parks Blog
TDR版は、アトラクションの情報やコアなファンしか知らないトピックを発信するとされており、具体的なプランよりもガイドブック的な役割が強いのかもしれません。

2018年の東京ディズニーリゾート・アプリ公開時は、マイナスだったものを0にすることが目的というようにかなり正直な発言も出ていましたが、そこからファストパス電子化も加わり、現在は1,200万ダウンロード、来園するグループの9割が利用しているとのこと。
データの蓄積や社内の部署整理も進み、いよいよプラスの価値を生み出す機能を本格導入するようです。

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TDL/TDS時差閉園・駐車場1,000円など混雑緩和策を導入

東京ディズニーランド、東京ディズニーシー 今後のパーク運営について
1月から1パーク5,000人で営業してきた東京ディズニーリゾートですが、徐々に規制解除されていきます。

3月中は両パーク10:00〜19:00の営業ですが、4月から営業時間を拡大します。
4/1〜4/18は、
ランド 9:00〜20:00
シー 9:00〜21:00
公共交通機関の混雑を回避する目的で、時差閉園を行います。
シーの方が舞浜駅から遠いので、時差閉園をするならシーを遅くしないと効果が出ないのでしょう(シーが先に閉まるとシーのゲストが舞浜駅に着く頃ランドのゲストも来てしまい逆効果)。

4/1〜18は時差閉園に加えて、駐車料金を1,000円に大幅値引き。
自家用車での来園を促し、公共交通機関の混雑を緩和させます。

昨年7月の再開時からは、時差入園によりエントランスの混雑緩和を掲げていたのに対し、今回は公共交通機関への影響を強調しているのが印象的です。

入園者数は、1/8〜3/21が5,000人、3/22〜3/31が10,000人、4/1〜4/18が20,000人(1パーク1日あたり)。
東京ディズニー、運営時間延長 4月から入園上限2万人に: 日本経済新聞
7-9月期の入園者数(2パーク合計)は1日平均3万人弱、10-12月期は3.5〜4万人強だったので、昨年末とほぼ同水準に戻る計算になります。

5,000人制限は、政府の大規模イベント人数制限要請に基づくものとされており、3/22からは最大5,000人が10,000人に拡大されました。
4都県、イベント上限「1万人」に 22日から段階緩和―政府:時事ドットコム
3/22〜3/31の10,000人入園とも合致しており、USJも現在10,000人で入場制限をかけていると言われています。
しかし、1万人制限は関西で4/11、首都圏で4/18まで継続する予定で、報道通りなら4/1〜18のTDRは要請に従わないということになります。
OLCは具体的な人数には触れておらず(報道機関には2万人と伝えていそう)「政府、自治体からのイベント開催等の段階的緩和の方針を受けて、入園者数の制限を一部緩和します」とのみ述べており、政府要請を無視するとも思えません。
大規模イベントに対する要請はスポーツイベントやライブが想定されており、観客が大声を出さない催しや映画館などは条件次第で満員も認めるとの例外措置もあります。
今回、テーマパークに対しても例外措置が認められたと推測できます。
USJも3/26〜4/11に駐車料金1,000円への値引きを発表しており、公共交通機関の混雑回避が例外措置の条件になったのでは?とも考えられます。
交通アクセス|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ
テーマパークは、昨年最初にでた要請である大規模イベントに対する要請に1年間影響されて来ましたが、元々テーマパークが想定されておらず、キャパシティと屋外で大声を出さない性質が考慮されない一律5,000人制限は、大規模テーマパークにとって不公平感の強いものでした。
ようやく遊園地・テーマパーク業界が認知されたのなら今後にも良い兆しになりそうです。

<追記>
USJは、スーパー・ニンテンドー・ワールドをパーククローズの1時間後まで運営しています。
1パークしかないUSJは、新エリアの営業時間をずらすことで、事実上の時差閉園を導入。
これで、TDRとUSJが時差閉園・駐車場1,000円で並んだ対応となりました。
さらにUSJはクローズ時間変更の理由を「国の実証実験」とアナウンスしている模様。
基本的対処方針に基づく催物の開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項等について 2.(1)②(Ⅰ)「大規模施設について、分散退場等、感染防止対策の一層の徹底を前提として、人数上限を最大20,000人に緩和する実証調査を行うことができるものとする。」とあり、実証調査として20,000人の条件が国から示された結果のようです。

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