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TDL「ベリー・ベリー・ミニー!」詳細発表 過去のショーがてんこ盛り

東京ディズニーランドで2020年1月10日(金)~3月19日(木)開催されるスペシャルプログラム「ベリー・ベリー・ミニー!」の詳細が発表されました。
2021年は美女と野獣のプログラムが発表されており、ベリー・ベリー・ミニー!は1年限定です。

イッツ・ベリー・ミニー!

ショーベースで公演されるショー。
ワンマンズ・ドリームが終了し、おそらくショーベースとして最後のショーになるのでしょう。
「ミニー・オー!ミニー、ブレイジング・リズム、ジュビレーション!、ミニーのティアラ・オブ・ドリーム、Dポップ・マジック!、スーパーダンシン・マニアといった音楽に合わせてレビューショーを展開。

公演場所:ショーベース
公演時間:約25分
実施回数:1日4~5回
出演者数:約25人

ベリー・ミニー・リミックス

こちらはパレード。
フロートは1台で途中6箇所で停止する七夕や初年度フローズンファンタジーのスタイル。
ショーモードは3パターンあり、日によって異なります(スケジュールは公開済み)。
さらに停止位置により2パターンのショーモードがあり、計6パターンを公演。
ラインナップがえぐい。
ミニーのトロピカルスプラッシュやディズニー・リズム・オブ・ワールドなど、シーのショーも使われているのは驚きです。

公演場所:パレードルート
公演時間:約40分
実施回数:1日1~2回
出演者数:約25人
フロート台数:1台

デコレーション

パレードルート上のバナーで過去のショー衣装を着たミニーのイラストが登場。
しかもプログラム期間中に2回入れ替わるとのこと。
過去衣装のブロマイドグッズも登場します。

久々に過去を振り返る系ショーが登場。
とはいえここまで凄いのは初めてかもしれません。
アメリカではEPCOTが変革期に際してパークの名曲を集めた新ナイトショー「EPCOT Forever」をスタートさせ、選曲が良いものの最後をホール・ニュー・ワールドで締めてしまい微妙な空気が流れていますが、ファンはこうやれば黙らせられるんだよと東京の本気を見せつけるかのような発表です。
なんかもう悔しい気すらしてくる内容。何パターンも観に行くんだろうな…

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 - 映画  - by poohya

ディズニー映画2020年日本公開予定が発表

『ムーラン』2020年春公開ほかディズニー+フォックス強力ラインナップ発表 | cinemacafe.net
WDJが映画ラインナップを発表しました。
20世紀FOXを買収してからWDJとしては初の発表。
「ディズニー・ライブアクション」「ディズニー・アニメーション」「ピクサー・スタジオ」「マーベル」「ルーカスフィルム」「20世紀フォックス」「フォックス・サーチライト・ピクチャーズ」「ブルースカイ・スタジオ」の8スタジオの体制となり、全てWDJ管轄であることが改めて明らかにされました。

新たなステップを踏み出した、ディズニー・スタジオが掲げる来季のテーマは、【映画を超えた特別なエンターテインメントへ】。今後予定されている映画作品で世界同時公開を目指していくことはもちろん、その映画を中心として、商品、ゲーム、書籍、テレビ、音楽、ライブコンサートなど、身の回りを取り巻くすべてのタッチポイントで同じ世界観を表現し、ディズニーならではの楽しみ方を提供する“360度のエンターテインメント体験”をさらに推し進めていくという。

映画は本国と同日公開を目指すとのこと。
公開本数が激増しましたし、もう4ヶ月待ちするような状況ではありません。
さらに、「360度のエンターテインメント体験の強化」は近年WDJが日本らしい展開として重視していること。
映画が同時公開で付随したイベントも強化するならDisney+の日本上陸も近そうですね。

SW、マーベル、ピクサー D23 Expo 2019映画プレゼンまとめ|舞浜横丁
アナ雪2 楽曲披露、新作は「Raya and the Last Dragon」 D23 Expo 2019ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ発表まとめ|舞浜横丁

今回発表された映画とスケジュールは以下の通り。

邦題 スタジオ 全米公開 日本公開
マレフィセント2 ディズニー実写 10/18(日米同日)
ターミネーター:ニュー・フェイト FOX 11/1 11/8
アナと雪の女王2 ディズニー 11/22(日米同日)
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ルーカス 12/20(日米同日)
フォードvsフェラーリ FOX 11/15 1/10
2分の1の魔法 ピクサー 3/6 3/13
ムーラン ディズニー実写 3/27
Soul(原題) ピクサー 6/19
ジャングル・クルーズ ディズニー実写 7/24
Raya and the Last Dragon(原題) ディズニー 11月

FOXからは『キングスマン:ファースト・エージェント』(2020年2月)が公開決定済みも今回触れられなかった模様。
秋に日本でも公開予定だったものの、本国が延期(マレフィセント2と入れ替え)となったディズニー実写『アルテミスと妖精の身代金』も今回は出て来ず。
マーベルのブラックウィドウとエターナルズも触れられないのが少し心配です。

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TDR、入園者数速報を終了

東京ディズニーランド®・東京ディズニーシー® 2019 年度 上半期入園者数(速報)
恒例の入園者数速報値が発表されました。
2019年度上半期は、15,735千人(前年同期比101.4% 218千人増)で、上半期過去最高の入園者数となりました。
今年度の入園者数の目標は3000万人(前年比-7.9% 256万人減)ですから、10連休があったとはいえ目標よりかなり多くなっています。
今年は入園者数を抑えて、2020年に過去最高を出す準備にあてるはずが、今年も過去最高を記録しそうな勢いです。

それより気になるのは最後の一文。
「なお、入園者数につきましては、半期ごとに各期の最終日の翌営業日に速報を発表していましたが、速報発表は終了し、今後は第2四半期決算及び期末決算の発表時にお知らせいたします。」
毎年4/1と10/1に速報値が出ていましたが、その速報を終了し、決算発表での発表だけにするとのこと。
今年度の年間入園者数は5月末の決算時に発表されます。

背景にあるのは、USJが入園者数の発表をやめたこと。
USJは2015年度にTDSの入園者数を超えたと発表していましたが、その後コムキャストが買収、入園者数を発表しない方針に転換しました。
日本のテーマパーク入園者数はTDRとUSJが圧倒的で、USJが入園者数を出さなくなった今、入園者数争いの意味がなくなってきています。
OLCは上場企業のためTDRの入園者数は決算に合わせて発表が続きますし、TEAの推計値でそれぞれの入園者数は分かりますが、入園者数が大きな意味を持たない流れになっていきそうです。
キャパが限界に近いTDRが入園者数を増やすには拡張しかなく、入園者数よりも1人当たり消費額を増やす方が利益になります。
端的に言うと入園者数が減っても年パスをワンデーに転換させた方が良い。
そう考えると季節イベントで稼ぐより、新アトラクションとアニバーサリーを毎年打ち出していく戦略が有効となり、2020年の年間スケジュールから見える流れも頷けます。
参考:TDR2020年度スケジュール発表|舞浜横丁

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