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「 くまのプーさん 」 一覧

イーヨー声優の変遷

※2018年11月15日更新(最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』)

1代目 ラルフ・ライト(Ralph Wright)

くまのプーさんが初めてアニメーション化されたのは1966年の『プーさんとはちみつ』でした。
イーヨーは『プーさんとはちみつ』から登場。
1983年の短編『プーさんとイーヨーのいちにち』まで、ラルフ・ライトが声優を務めました。
彼は元々脚本家で、『バンビ』や『ピーター・パン』『わんわん物語』などの脚本を担当していました。
『プーさんとはちみつ』など『くまのプーさん 完全保存版』に至るまでのプー短編も彼が脚本を担当しました。

『プーさんとはちみつ』(Winnie the Pooh and the Honey Tree)1966年
『プーさんと大あらし』(Winnie the Pooh and the Blustery Day)1968年
『プーさんとティガー』(The Many Adventures of Winnie the Pooh)1977年
『プーさんとイーヨーのいちにち』(Winnie the Pooh and a Day for Eeyore)1983年

2代目 ロン・ガンズ(Ron Gans)

ロン・ガンズは、実写のテレビシリーズ「Welcome to Pooh Corner」にてイーヨーの声を担当しました。

「Welcome to Pooh Corner」1983〜86年

3代目 ピーター・カレン(Peter Cullen)

イーヨーの声優で最も有名なのはピーター・カレン。
テレビシリーズ「新くまのプーさん」からイーヨーの声優をスタート。
長編では『くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!』から『くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー!』まで全ての長編を担当。
「ハウス・オブ・マウス」や「ザ・ブック・オブ・プー」「プーさんといっしょ」などテレビシリーズ、ディズニーランドのアトラクション「プーさんの冒険」なども彼。
1988年〜2010年まで、「キングダム ハーツⅡ」などごく一部の例外を除き、ほぼ全てのイーヨーの声はピーター・カレンでした。

2011年に公開された長編『くまのプーさん』でもイーヨーの声はピーター・カレンだと思われていましたが、トランスフォーマーのファンイベント「ボットコン 2010」に登壇した彼は「I am no longer Eeyore.」と発言。
声優が交代になった旨が本人の口から発表され、ファンの間に動揺が走りました。

TVシリーズと長編のみ記載
「新くまのプーさん」(The New Adventures of Winnie the Pooh)1988〜91年
『くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!』(Pooh’s Grand Adventure: The Search for Christopher Robin)1997年
『ティガー・ムービー プーさんのおくりもの』(The Tigger Movie)2000年
「ザ・ブック・オブ・プー」(The Book of Pooh)2001〜2003年
『くまのプーさん 完全保存版Ⅱ/ピグレット・ムービー』(Piglet’s Big Movie)2003年
『くまのプーさん ルーの楽しい春の日』(Springtime with Roo)2004年
『くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー!』(Pooh’s Heffalump Movie)2005年
「プーさんといっしょ」(My Friends Tigger & Pooh)2007〜2010年

4代目 バド・ラッキー(Bud Luckey)

2011年に公開された長編『くまのプーさん』では、バド・ラッキーがイーヨーの声優となりました。
彼はピクサーのアニメーターでしたが、『トイ・ストーリー3』のチャックルズの声優経験がありました。

『くまのプーさん』(Winnie the Pooh)2011年

5代目 ブラッド・ギャレット Brad Garrett

2011年以降プーの新作が無いまま、バド・ラッキーが2018年に死去。
2018年8月公開の実写映画『プーと大人になった僕』では、イーヨーがCGで登場。
ブラッド・ギャレットが声優になりました。
彼は1995年発売の『プーさんとはちみつ』CD付き絵本でイーヨーの声を担当した経験があります。

ディズニー長編アニメーションとして2018年11月公開の『シュガー・ラッシュ:オンライン』ではイーヨーがカメオ出演。
セリフもあり、声優としてブラッド・ギャレットがクレジットされています。

『プーと大人になった僕』(Disney’s Christopher Robin)2018年
『シュガー・ラッシュ:オンライン』(Ralph Breaks the Internet)2018年

日本語吹き替え版声優

日本語吹き替え版のイーヨーはほぼ全て石田太郎さんが担当してきました。
『くまのプーさん 完全保存版』だけシアター版とバンダイ版が別ですが、現在観られる長編は全て石田太郎さんです。
しかし、2013年に石田さんは急死。
2011年劇場版が遺作となりました。

7年映画などは製作されず、2018年『プーと大人になった僕』からは石塚勇さんが2代目として登板。
2011年版やTVシリーズ「プーさんといっしょ」などでイーヨーの歌唱を担当しており、順当な配役です。

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『クリストファー・ロビン』2018年秋、日本公開決定


『クリストファー・ロビン』(タイトル未定/原題「Disney’s Christopher Robin」)の日本公開が決定しました。
ギフトショー内のディズニーブースにて今年秋の日本公開が発表されました。

米国では8月3日の公開。
他国でも8〜9月の公開が予定されおり、日本も9月頃に公開されるようです。
2011年の「くまのプーさん」(長編アニメーション)が7月15日アメリカ公開(ヨーロッパは4月公開)、日本9月3日公開だったので、そんな感じのスケジュールでしょうか。

『クリストファー・ロビン』は、ディズニーによるプーの実写化プロジェクト。
大人になり家庭と仕事の中で自分を見失ったクリストファー・ロビンを助けるため、古い友達であるプーたちが100エーカーの森からやってきて手助けとなる、という話。
プーたちはCGで描かれ、『パディントン』のような映画になるようです。

あらすじ、キャストなどはこちらを参照
プー実写版「Disney’s Christopher Robin」タイトル、あらすじ公開|舞浜横丁

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『Goodbye Christopher Robin』を観た


Goodbye Christopher Robin/ [Blu-ray] [Import]|amazon.co.jp

フォックス・サーチライト・ピクチャーズの映画『Goodbye Christopher Robin』のBD(英語版)が発売されたので、購入して観ました。
史実を元に、「クマのプーさん」が生まれた前後のミルン親子の関係を描きます。

あらすじ

物語は第1次世界大戦から始まります。
「全ての戦争を終わらせるための戦争」として第1次世界大戦に参加したミルンはPTSDになります。
逃避するように田舎に家を購入したミルンは、そこで息子クリストファーとの交流を通じてPTSDが和らいでいき、ここで生まれたのが「クマのプーさん」でした。
映画の前半は「クマのプーさん」誕生までの物語を、第1次世界大戦で傷ついた英国人の感情を癒すものとして描いていきます。
実際の「クマのプーさん」のシーンや史実の写真を再現するカットもあり、思わず興奮してしまいました。

後半では、「クマのプーさん」発売以降の「クリストファー・ロビン」への影響がクリストファー・ミルンの視点で描かれます。
予想外の大ヒットを記録し、クリストファーは超有名人となり、困惑。
逃げるように寄宿舎制の学校へと通うようになりますが、「クリストファー・ロビン」としていじめられ…

さらに時代は進み、第2次世界大戦へ突入。
戦争を望まないミルン夫婦に対して、クリストファーは従軍。
戦時中、ミルン夫妻が住むコッチフォードファームに一通の手紙が届き…

親子の関係を前後半の対比で描く

前半は「クマのプーさん」が人々の心を癒していった誕生秘話として描かれていますが、後半は辛い物語。
タイトルの通り、クリストファー・ミルンが「クリストファー・ロビン」という存在から離れたがっていく様子が描かれています。
史実を元にした物語ですが、もちろん史実から離れた場所も多々あり、実際にはもっと悲しい親子関係になっていきます。
この映画だけでもかなり辛い話なのに、これよりきつい関係なんだよな…と思うと、「クマのプーさん」が生んだ親子の姿をより深く考えてしまいます。
あと妻ダフネの扱いがひどいですね。彼女がいなかったらプーも親子関係ももっと厳しかったろうに。

実際、ミルンとクリストファーの人生を学校生活などの出来事を中心に重ねてみると対比的になっており、同じような道を進みながらも成功を手に入れたミルンと手に入れられなかったクリストファーの姿が、お互いの世界大戦をターニングポイントに見えてきます。
映画では学校部分を省略して、プーとの関係に集中しているので、わかりやすく、多少マイルドな関係に落ち着いています。
本作が提示している対比は、幼少期からのお互いの人生ではありません。
第1次世界大戦からのミルンの人生(映画前半)と、「クマのプーさん」発売以降のクリストファーの人生(後半)を重ねて見ることができます。
戦争から扉を開けて戦後の社交界に出たミルンと、扉をあけてお茶会に出て大量のフラッシュを浴びたクリストファーのシーンの対比が印象的です。
戦争で追った心の傷を子供と遊びそれを執筆することで癒し作家として回復した父と、その名声で心の傷を追っていき戦争で回復しようとした息子。
この対比が、「自分のために子供を利用した」というクリストファーの考えを丁寧に伝えてくれます。

急にフィクションが強まるエンディング

映画は戦中から一気にフィクションが強まっていき、エンディングを迎えます。
実際には戦後に関係の悪化に拍車がかかっていきます。
クレジット直前で様々な事実が字幕で出ますが、その背景にはもっと悲しい親子の断絶の物語があります。
映画のエンディングを見ていて、これは2人の死後の世界を描写しているなと思いました。


ミルンとシェパードが森を眺め、エンディングにも登場する高台は、アッシュダウンフォレストに実在し、この石がミルンとシェパードの碑となっています。
エンディングで親子が歩く道が、実際には「魔法の場所」から石碑に向かう道となっています。
魔法の場所は原作の最終章の舞台。
プーにお別れを言うクリストファー・ロビン “Come on!”
“Where?” said Pooh.
“Anywhere,” said Christopher Robin.
これが原作最後のセリフです。
映画ではWhere?に対する答えがHomeなのが印象的でした。
複雑な感情の絡み合いを排し、プーを生みプーが生んだ親子関係をしっかり描いた作品だと思いました。

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プー実写版「Disney’s Christopher Robin」タイトル、あらすじ公開

Everything We Know About the Upcoming Walt Disney Studios Films | Oh My Disney

2018年8月3日全米公開予定の「クリストファー・ロビン」の実写映画の続報が出ました。
ロゴができ、タイトルは「DISNEY’S CHRISTOPHER ROBIN」となった模様。

あらすじも公開され、概ね事前情報と同じような内容になっています。
成長し大人になったクリストファー・ロビンが社会で自分を見失う中、今度は100エーカーの森のプーたちがクリストファー・ロビンの手助けとなる、というあらすじ。
大人になったクリストファー・ロビンが100エーカーの森に戻るのではなく、プーたち(CG)がこちらの世界に来るようなのが気になるポイントです。

プーたちが現実世界にやってくる物語なら、実写で描く理由もまあ説明がつきます。
アニメーションのプーは実写の子供の部屋の映像から本をめくってその中のアニメーションに入っていく構成なので、プーたちが本から出てくるなら実写で描く筋が通ります。
どうも『パディントン』のような当たりを狙って企画したようですね。

監督はマーク・フォースター(『ネバーランド』)
脚本はトム・マッカーシー(『スポットライト 世紀のスクープ』監督/『カールじいさんの空飛ぶ家』原案)、アレックス・ロス・ペリー、アリソン・シュレーダー
クリストファー・ロビン役はユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ』新三部作オビ=ワン・ケノービ/実写版『美女と野獣』ルミエール)
妻のEvelyn役はヘイリー・アトウェル(MCUペギー・カーター/実写版『シンデレラ』エラの母)
娘のMadeline役はBronte Carmichael
上司Keith Winslow役はマーク・ゲイティス(『SHERLOCK』マイクロフト・ホームズ)
声優は、プーがおなじみジム・カミングスですが、残りはアニメーション版から変更。
ティガーがクリス・オダウド
イーヨーがブラッド・ギャレット(CD絵本でイーヨー声優経験あり)
オウルがトビー・ジョーンズ
ピグレットがニック・ムハンマド
ラビットがピーター・カパルディ
カンガがソフィー・オコネドー
と報じられています。
Disney Releases Official Synopsis for ‘Christopher Robin’ Live Action Movie – comicbook.com

公開延期の噂も聞いていましたが、どうやら本当に半年後の8/3に公開するよう。
一体どうなるのか…日本公開はあるのか…
FOX買収でディズニー傘下になってしまった「Goodbye Christopher Robin」の方の扱いも気になるところです。

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プー原作を小学生向けに新翻訳「100年後も読まれる名作(6) くまのプーさん」


100年後も読まれる名作(6) くまのプーさん

KADOKAWAの小学生以上向けの「100年後も読まれる名作」シリーズに「クマのプーさん」が登場。
“100年後も読まれるような名作を、本が苦手な子でも楽しめるように”というコンセプトで編集・制作したシリーズです。

「プーさんって、小説だと、こんなに泣ける話なの!?」というキャッチコピーがつき、小学生に人気らしいデザインの挿絵になっています。
昨年に著作権が切れて様々な翻訳が出版されていますが、小学生向けに親しみやすい新たな形が登場し、著作権フリーの良さが出てきたように思います。

もくじ
はじまりのお話
1 クマのプーさんとミツバチのお話
2 プーさんが穴につまったお話
3 イーヨーのしっぽをプーさんがみつけたお話
4 子ブタちゃんがゾオンに会ったお話
5 イーヨーがたんじょうびにプレゼントをもらうお話
6 北極へ“たんきん”するお話
7 子ブタちゃんが水にかこまれるお話
8 プーさんのためのパーティーのお話と、さよなら
作者と物語について 柏葉幸子
読書感想文の書きかた 坪田信貴
いま、100年後も読まれる名作を読むこと 坪田信貴

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