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 - 海外パーク  - by poohya

ZIPAIR直行便でウォルト・ディズニー・ワールドに行った

ZIPAIRによる、東京からオーランドへの直行便に乗って、ウォルト・ディズニー・ワールドに行ってきました。
今回は東京からオーランドへの史上初の直行便ということで、ミッキーネットがウォルト・ディズニー・ワールドへと連れて行ってくれました。

成田空港から出発

成田空港第1ターミナルから出発です。手荷物は7kgまで。預け荷物は有料ですが、1個あたり30kgまでで、普通の国際線(23kg)より多め。今回は5泊7日だし、ミッキーネットで現地で水が24本もらえるので、そこまで重量はかかりませんでした。
ZIPAIRは以前ロサンゼルス行きに乗ったことがありますが、当日になってから買ったため24時間前までしか対応していないサービスが多く、ほとんど空港カウンターでの手続きでした。今回は事前にアプリに航空券情報を読み込ませて、いろいろと快適に手続きできました。しかし、オンラインチェックインは往復ともなぜか使えず。
初航便セレモニーの取材もあったため、早めに到着。3時間の11:30から有人カウンターがオープンしますが、それ以前に空港の自動チェックイン機でチェックインは行えます。預け荷物がなければこのまま出国可能です。預け荷物がある場合でも、自動手荷物預け機(Self Baggage Drop)で預けられます。有人カウンターより早く11:00から自動手荷物預け機がオープンしました。大量のディズニー荷物を預けている人がいてすごかった。ここで手荷物の重量も確認され、7kg以下なら印となるバンドを荷物につけてもらえます。ほとんど並ばずにスムーズにチェックインから荷物預けまで行えました。
祝日でしたが保安検査も混雑しておらず、無事に出国。

ゲートでは装飾と、初航便セレモニーがありました。
ZIPAIRの社長から、予約は埋まっているものの、帰りの飛行機は気流の関係で時間がかかる分、燃料が重くて全席を売り切ることができないということが明らかにされていました。この辺り、発表会見でも現在の機材繰りで定期便は厳しい旨が述べられていましたが、新たに導入予定の機材を使ってフルフラットシートを増やすことで解決できれば定期便も見えてくるのかなと思いました。
搭乗特典の搭乗証明書とバッグとカチューシャをもらって機内へ。おそらく機体の前方はHISやJTBのツアー向けの席になっていたようです。行きも帰りも後部座席でした。

直行便機内

行きのフライトはZIPAIR ZG714便。成田14:30発、オーランド13:40着予定です。およそ13時間のフライトです。
時差対策のため、いつも飛行機内では現地での時間に合わせて寝ることにしています。事前に日本での寝る時間も調整しておきます。今回は現地時間換算で深夜0時に出発する便ということで、飛行機に搭乗したらすぐに寝ます。出発から7時間ほど寝て、後半の6時間は起きているという予定にしました。
ZIPAIRでは機内食は有料です。代わりに持ち込んだものの飲み食いは許可されています。
機内食は選べる上に、オプションによって到着2時間前に提供時間を変えてもらうことができます。成田空港でご飯を食べていたので、到着前に機内食をずらせるのは大変ありがたかったです。あまり美味しくないけれど。機内で軽食の追加注文も可能。カップ麺を購入する(お湯に課金しているようなもの)人が多い印象でした。
当然飲み物も有料。国際線の保安検査では飲み物は禁止なので、出国後に空港内で飲み物を買っておきます。空の水筒を持っていき、空港内のウォーターサーバーでお湯を入れ、紅茶を作っておきました。
機内wifiは無料なのがZIPAIRのポイントですが、今回はまるで使い物になりませんでした。iPadにダウンロードしておいた映画を見つつ到着です。半分寝ていたこともありかなり快適に過ごせました。この程度だとカリフォルニア〜東京の帰国便くらいの時間なので問題はありません。wifiがあるという過信は禁物です。

オーランド国際空港

無事にオーランドに到着。2月なのに東京よりフロリダの方が寒いという異常気象。フロリダについたのに上着を着込みます。
オーランド国際空港では初めてターミナルCに到着です。そもそも昼間に着くことがあまりないので珍しい体験でした。ターミナルCの国際線は、入国審査の前に荷物を受け取ります。政府閉鎖の影響でグローバルエントリーが使えなかったので、荷物預け荷物を待っている間にMPCに登録しました。入国審査はかなり長く並んでいたので、MPCは快適です。
アメリカに入国すると、初便を出迎えるためのセレモニーが行われていました。そしてウォルト・ディズニー・ワールドへ。

WDW到着日Disney After Hours

ちょうど15時のチェックイン時間ごろにホテルにつけて非常に便利な時間帯です。
部屋に荷物を置き、EPCOTへ。この日はインターナショナル・フェスティバル・オブ・アーツの最終日だったので、イベントのパークを見て回りました。そしてブロードウェイ・コンサートも最終日ということで美女と野獣ミュージカル版のキャストが歌ってくれる、かなり豪華なバージョンになっています。とはいえ、スタンバイでも1時間程度並べば結構良い場所で見ることができました。2回見ました。

その後は19時からマジックキングダムへ移動し、閉園後のパークの特別営業ディズニー・アフターワーズに参加しました。22時までは通常のパークが運営されていますが、19時からミックスインの形で入園できます。
入園したら新しい夜のパレードDisney Starlightを鑑賞。マジックキングダムパークに夜のパレードがあるのはやはりとても良いですね。しばらくパレードがないパークに慣れていましたが、やはりやっているとやっていないのでは大違いというほど体験価値が違いました。
そして21時からHappily Ever Afterを鑑賞。さらにイベント貸切時間になると23時からDisney Enchantmentが公演されます。パレード、花火2つが見られてかなりの充実感。
特別営業は25時まで続くので、アトラクションを乗り回します。かなり空いているので、トロンもマイントレインも何度も乗り放題。夜景で乗れるのもポイントが高いです。
さらにポップコーンとドリンクとアイスも食べ放題です。押し売りのように配っていました。寒かったのでアイスをあまり食べられず残念。

Disney Enchantmentが見られるだけでもかなり価値が高いイベントで、よく考えられているなと思っていましたが、数時間で主要アトラクションを回りきれるという本来の価値も高いイベントでした。
特に今回は滞在日数が短く、初日夜にマジックキングダムの主要コンテンツを一通り押さえられるのは、翌日以降非常に大きな価値をうみます。
普通、東京からオーランドへ行こうとすると、夜9時にオーランド着などになるので、その日は遊べません。ZIPAIRでは乗り換えがない分、午後早い時間帯にフロリダに到着するので実現できるスケジュールです。
今回はEPCOTのイベントが最終日だったのでそちらにも行きましたが、普通の旅程ならホテルに到着し一休みして19時から入園という形で十分でしょう。これだけで丸一日分遊んだ満足感があり、ZIPAIRが数時間早く到着するおかげで遊べる日が1日増えた感覚です。
到着日に、アフターアワーズや、季節によってはハロウィーンやクリスマスの特別営業を入れるのはかなり良いプランになるのではないかと思いました。
チェックイン日のウォーターパーク無料キャンペーンで遊んでもいいですし、ユニバーサル・エピック・ユニバースにエクスプレスパスをつければ到着日でも周りきれそうですし、選択肢は広がります。

チャーター便特典

初日夜にマジックキングダムを一通り回れたので、2日目(普通ならここが初日)以降は他パークを中心に、新要素を巡りつつ、昨年にも訪れているのでそこまで新要素も多くなく、かなりゆったりと回ることができました。
2日目の夜は、ZIPAIRチャーター便の特典としてグリーティングとルミナスの鑑賞がありました。グリーティングでは前室で飲み物と軽食の提供もあり、快適。ルミナスは中央の旧ファストパスエリアを貸し切って、これまた飲み物とアイスの提供あり。2日連続でアイスがあるのに寒いという悲しい事態。フロリダで日本人だらけの中でショーを見るという稀有な体験ができました。

最終日もゆったり滞在

最終日。帰国便はZG713、オーランド15:40発、成田20:35+1着です。
また普段のスケジュールの話をすると、オーランドからの帰国便は早朝発が多く、ホテル空のバスは深夜3時に迎えにくるといったことが多いです。パーク最終日の後はパッキングをするだけで眠らずに深夜チェックアウトになりがち。
今回は、午前中いっぱいワールドに滞在できるスケジュールです。せっかくなので、朝からキャラクターダイニングを予約しました。人気の高いトッポリーノテラスですが、ホテル予約がある場合はチェックイン60日前の時点でチェックアウト日までの分が予約できます。最終日の予約は通常より滞在日数分早く予約できるので、余裕で予約ができました。
ホテルバスでハリウッドスタジオへ行き、Skylinerでレストランがあるリビエラリゾートへ。最終日までミッキーに会えてゆったり食事もできて、非常に満足です。その後はバスでディズニー・スプリングスへ行き、最後の買い物。そしてホテルに戻ってピックアップ車で空港へと行きました。
13時までワールド内にいることができ、最後までゆったり満足度の高い体験になりました。朝からパークに行ってもそこそこ回れるスケジュールだと思います。

再びオーランド国際空港

オーランド国際空港は再びターミナルC。チャーター便のため臨時カウンターが設けられていました。こちらは自動チェックイン機や自動荷物預け機はないので、全員が有人カウンターに並びます。ツアー乗客の方が先に着いていたので結構後ろの方になり、30分くらい並んだかな。そこから保安検査もかなり並んでいました。オーランド国際空港は結構並ぶのでMCO Reserveを取っておきたいところ。今回はグローバルエントリーの特典であるTSA PreCheckが付いているのでかなりスムーズに入ることができました。グローバルエントリーの登録は事前にアプリで行っています。
ターミナルCは制限区域内にディズニーショップがあります。とはいえ、さっきまでディズニー・スプリングスにいたので、あまりディズニーショップには用がありません。横にあるユニバーサル・スタジオのショップを楽しみました。

帰国便

飛行機は1時間ほど出発遅延。機内Wifiはスターリンクが搭載されていましたが、最初の3時間くらいはシステムトラブルでつながらず、後半になってようやくスターリンクがつながるようになりました。
帰国便は15時間のフライト。15時間飛んで夜21時に成田に着きます。ということは、日本時間では朝6時に飛行機が出発しているわけです。帰国翌朝から予定があったため、飛行機では15時間一睡もできません。しんどかった。帰国翌朝に予定を入れるのはやめましょう。
ZIPAIRは個人モニターがついていません。その代わり、通常のテーブルとスマホスタンドが別で設置されています。これが非常に便利で、普通の飛行機よりも快適でした。というのも、スタンド側にiPadを置き、ダウンロードしておいた映画を見ながら、下のテーブルでパソコンを開いて仕事ができるのです。
日本でダウンロードしておいたアニメを見ながら過ごしていたのですが、気づいたらアメリカ滞在中に配信された最新エピソードも再生していました。ダウンロードしている動画とストリーミングで見ている動画の差がわからないくらいの通信速度で驚きました。
15時間のフライトは長かったものの、乗り継ぎがないのはやっぱり快適です。また、オーランドから全部日本語アナウンスで行けるのもこれまでにない体験で、これが定期になればかなり安心感のあるオーランド旅行が実現できるのではないかと思いました。
個人的にはもう少し早い時間帯に出発して、成田から国内線乗り継ぎができて地方にも当日中に帰れるくらいのスケジュールでも良いのではないかなと思いました。

直行便はやっぱり便利

世界のディズニーリゾートで唯一、東京から直行便で行けなかったウォルト・ディズニー・ワールドにとって、これまでの常識を打ち破る直行便の就航でした。
乗り継ぎの時間を削る分、初日と最終日も、ただの移動日ではなくリゾートステイが楽しめます。
また、乗り継ぎ便はどうしても日系航空会社にはならないため、行程で日本語対応している飛行機で、預け荷物も安心というのも大きいでしょう。乗り継ぎの面倒さや遅延トラブルもありません。
定期便になったらまさにゲームチェンジャー。ZIPAIRはLCCなので直前になっても価格が高騰せず、急にフロリダに行きたくなった際に行けてしまうという衝動買いの危険が常にある世界がやってきます。

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ディズニー新CEOはジョシュ・ダマーロ


ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーの新CEOに、ジョシュ・ダマーロ(Josh D’Amaro)が正式に指名されました。
また、新たな役職として、ダナ・ウォールデン(Dana Walden)がプレジデント兼CCOに指名されました。

ロバート・アイガーCEOの後継者は、再びパーク部門のトップから選ばれました。
CEOになるも結果的に電撃解任されたボブ・チャペックを選んだのもアイガーだったという責任が論じられないまま再びの後継指名に至ったのは、今回はだいぶ外部委員会に委ねたとはいえモヤモヤするところですが、ボブ・チャペックをCEOに選んで失敗してその後継者を再び指名した形になります。


ジョシュ・ダマーロも、パーク部門をエクスペリエンスに再編し、さらにEpic Gamesとの協業を指導するなど他分野の統括を進めてはいましたが、パーク部門をメインにしてきた人物です。
その点で、ダナ・ウォールデンの配置が新体制における重要なポイントになるのかなと思います。
ダナ・ウォールデンはFOX出身で、ABC出身で買収された後に買収元のCEOになったアイガーと経歴が重なる人物です。
被買収側のやや第三者的な視点を持っているのが総合エンターテイメント企業の舵取りに重要かもしれません。
ディズニープラスなどの事業を主に率いるのでしょうが、CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)となるほど映画(特にアニメーション)に明るいのかは、よくわかりません。
とにかくよくわかりません。

その中で、ルーカスフィルムはデイヴ・フィローニを中心としたこちらも2人体制に、マーベルは来年のアベンジャーズ/シークレット・ウォーズで一応の一区切りを迎えます。
3月18日の総会で正式に任命される新体制。
ウォルト・ディズニーからのディズニー社の歴史を通観しても、重要なポイントになることは間違いなさそうです。

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東京〜オーランド直行便が史上初就航 2026年2〜3月に4往復チャーター

「史上初」 日本からフロリダ州オーランドへの直行チャーター便を運航! – ZIPAIR公式サイト

東京・成田空港から、ウォルト・ディズニー・ワールドの最寄り空港オーランド国際空港への初の直行便の運行が決定しました。
これまで、全米やカナダの各空港での乗り換えが必須だったところに、初の直行便となります。
ディズニーとして長年の念願だった直行便がついに実現します。

運行するのはJAL傘下のLCCであるZIPAIR。
アナハイムのディズニーランドに行く際に、東京-ロサンゼルス便でお世話になっている航空会社です。

チャーター便として、2026年2月23日(月・祝)、2月28日(土)、3月5日(木)、3月10日(火)の4往復、8便で運行されます。
ZIPAIRとしては、2025年に過去最長区間となる成田-ヒューストンを就航。さらに、台北へのチャーター便を運行しました。
長区間の運行とチャーター便の実績を得たことで、東京-オーランドの直行チャーター便が実現することになりました。

ディズニーとZIPAIRの共同プロモーションが用意されており、搭乗客にはディズニーグッズをプレゼント。
また、対象フライトを利用し、パッケージツアーまたは対象個人手配を行なった場合に、WDWでの特別体験が提供されます。

ZIPAIRサイトでの個人手配向けへは12月上旬に発売で、価格は未定。
パッケージツアーはHISとJTBが実施し、旅行代金はパークチケットやホテル込みで50万円から程度。オーランド国際空港からホテルへの日本語送迎などもついています。ZIPAIRの高級座席であるフルフラットシートを選べるオプションも用意しています。
HISの担当者は、普段のパッケージツアーにはあまりない、ディズニー・グランド・フロリディアンなど高級ホテルも選べるようにしたそうです。グランドフロリディアンは100万円超えになります。

運行時間は会見では「午後」のようにざっくりとしか示されていませんでしたが、ミッキーネットがXで詳細な運行時間を公表しています。
成田(NRT)発14:30→オーランド(MCO)着13:40
オーランド(MCO)発15:40→成田(NRT)着20:35
とのこと。
飛行時間は往路13時間、復路15時間となります。
乗り継ぎ便では、オーランド夜着、早朝発というスケジュールが一般的です。
初日は寝るだけ、頑張ってスプリングスで買い物程度。最終日はパークから帰ってパッキングをして深夜にチェックアウトというスケジュールになりがち。
直行便では、短縮された時間をほとんどオーランド側での滞在時間にあてるスケジュールが組まれています。
初日からパークに入ることができ、最終日も朝食をとってから空港に向かうことができ、かなり余裕が生まれます。

オーランド国際空港では、ターミナルCを使用。
最新のターミナルで、普段使用しているターミナルA・Bとは全く違う使い勝手になりそう。
乗り継ぎ空港でアメリカの入国審査を行ってきましたが、直行便ということでオーランドで入国審査になり、顔認証ゲートも体験できそうです。

これまではJALやANAの日系フルキャリアに乗っても、米国内線はアメリカン航空やユナイテッド航空などに乗り継ぐ必要がありました。
直行となると、オーランドまで直接日本のキャリアが運んでくれることになり、CAや係員の面でも安心感が増します。

悲願の東京-オーランド直行便が誕生したことで、これからはチャーター便ではなく定期便にできるかという展開になっていきます。
ZIPZIRでは、現在の8機の787-8の体制ではオーランド就航は難しいとのこと。
ただ、ZIPAIRは2026年度に787-9を2機、以降毎年2機のペースで導入し、現在の倍以上の規模に拡大する予定。
ZIPAIR西田社長、787増機で新路線やチャーター 26年秋にも新造機受領 – Aviation Wire
さらにフルフラットシートを拡充する予定だそうで、長距離となる東京-オーランド便の定期化も実現性が高くなっていきそうです。

まずは最初のチャーター便が成功するところからということで、是非とも埋まってほしいところ。
定期便が実現すれば、空港からリゾートへの移動手段も含めて、カリフォルニアよりフロリダの方が行きやすいなんてことにもなってきます。
直行便は本当に長年の念願として言われてきたので、とにかくおめでたいです。

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ユニバーサル・エピック・ユニバース エリアとアトラクションの感想

フロリダに誕生したユニバーサル・スタジオの新テーマパーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」に行きました。
行った話は前回書いたので、今回はエリアとアトラクションなどの感想です。
一部ネタバレになります。

ハリー・ポッター


ユニバーサル・オーランド・リゾートには、各パークにハリー・ポッターのエリアがあります。大阪でもお馴染みのホグズミードとホグワーツ城、そしてダイアゴン横丁、さらにエピック・ユニバースに誕生したのがパリ魔法省です。どこもユニバーサルの本気を投入しているエリアです。

ホグズミードとダイアゴン横丁はハリー・ポッターの世界で、両パークはホグワーツ特急で結ばれています。今回のパリ魔法省は、ファンタスティック・ビースト(2作目)に出てきた世界です。パリということで、ロンドンベースの他2エリアに対して、明るくておしゃれな世界観。大きなレストランもあり、ファンタビのパリ魔法使いの上品な雰囲気があります。クレープにバタービールのホイップを添えていて商売が上手い。おしゃれな世界観なので単価が上がっているような気がします。
通路は大きなT字になっていて、街並みの店舗がレストランやショップになっています。本来はアトラクションができるはずだったと言われている、何もなくフォトスポット化している空間もありますが、インタラクティブ杖でうまいことごまかせています。また、裏路地として闇の魔法使いが集う空間もあり、この辺りがパリのおしゃれさとの対比になっていて上手な作りでした。ダイアゴン横丁もですが、メインの映えるストリートと、実務を担う街の構造と、路地の配置が非常に上手いです。

道の中央にはテントがあり、ファンタスティック・ビーストの映画に登場したサーカスが、ショーとして公演されています。テントに入ると、そのまま建物の奥へと繋がっていて、そこにショー用地が確保されているのですが、到底みんなが入れるわけない大きさのテントに人々が吸い込まれていく様子は魔法のようでした。ショーはアトラクションと違ってちゃんとファンタスティック・ビーストの話。序盤のマジックショーはすごいんだかすごくないんだかよくわかりませんでしたが、ニュートのカバンが登場すると驚きの展開でした。壮大すぎます。魔法生物が実際に動き出す感じは、テーマパークの魔法に溢れていて素敵でした。

そしてメインアトラクションへ。地下鉄の駅からQラインが始まり、途中で煙突飛行ネットワーク的なものを通って、ハリー・ポッター最終章後のロンドン魔法省へとワープします。ファンタビのエリアができたと思ったら、アトラクションはハリー・ポッターで潔い。
ここからのQラインは、屋内のロンドン魔法省。としまえんのスタジオツアーのセットを思い出しますが、規模と造り込みが圧倒的です。中に売店のプロップスがあると思ったら、本当に水を売っていました。
アトラクションのストーリーは、アンブリッジが逮捕された後、魔法省で裁判が行われる日にゲストが傍聴に行くというもの。魔法省内にはアンブリッジ裁判のお知らせが大きく掲げられています。魔法で動く写真を映像で表現するのは定番ですが、この大きさがあると魔法に感じてきます。奥の方の背景も映像や書割りで作られていますが、意識しないと気付かないようなプロップスと映像のシームレスさに驚かされます。
大広間からさらに狭い廊下や部屋を進んでいき、魔法省を探索気分に。これが全てQラインなのだから驚きです。クルーにも全然出会わないし、一体どうやって管理しているのでしょうか。ロンドン魔法省に入ってから80分並びました。当然のように待ち時間3桁が前提なのも恐ろしいですが、それを吸収する広大な屋内Qが贅沢すぎる。
ようやくアトラクション本編へ。ライドはエレベーターの設定で、タワー・オブ・テラーのような座席配置です。仕組みとしては、スパイダーマン・ザ・ライドやピーターパンのネバーランドアドベンチャーの進化版。自在に傾きを作れるライドをさらに動けるようにしており、ドロップで落下するような効果が加わっています。乗ってみると、地面からかなりの高さのあるライドであることがわかります。これほどの高さが必要な超大型ライドです。Qラインの時点ですでに土地の制約がない広大さを感じていますが、ライドに乗るとさらに敷地の広さを見せつけられます。とても日本で真似できるとは思えない贅沢さ。
アトラクション本編でも、物理的なプロップスやアニメーテッド・フィギュア(アニマトロニクス)と映像のシームレスさに驚かされました。ユニバーサルのパークの特徴として、実写映画のアトラクションが多いため、どうしても映像に頼りがちになります。ライドで映像をどう見せていくかということを追求してきて、新たな到達点に達していると感じました。
映像アトラクションは、大きなスクリーンでストーリーが進行し、次のスクリーンへ移動するというのを繰り返す形になりがちです。それがこのライドでは無駄な空間がほとんどなく、ずっとスクリーンがある感覚を与えられます。設計が上手いのと、ライドに上下の動きが加わっているのが大きい気がします。大スクリーン+手前にアニメーテッド・フィギュアというシーンは、動きのシームレスさがすごく、引き込まれていると区別をつけずに見入っている感覚でした。
ハリーやアンブリッジたちがエレベーターで移動するシーンも多く、これはエレベーターだけが物理的に飛び出ていて、周りを湾曲スクリーンが囲っているような形です。エレベーターが物理的に動きそれに合わせてライドも動くので、ただスクリーンを見るよりもかなり没入感が加わっています。単にスクリーンを置くのではなく、細かく柱と柱の間などにスクリーンを仕込んでいるのがかなり効果的です。ライド中ずっと魔法省の中にいるので、長いQラインでずっと印象に残っている魔法省のタイル張りの壁も、スクリーンのシームレスさや移動時の虚無感の排除に一躍買っている気がしました。
映像と物理的な動きの組み合わせが本当に進化していると感じました。
乗り終わったら、再び魔法省のロビーに戻ります。出口もちゃんと煙突飛行ネットワーク的なエフェクトでパリに帰るようになっており、出口でもしっかりストーリーを突き通す姿勢は素晴らしいです。

ダーク・ユニバース


映画のダーク・ユニバースとは関係なく、ユニバーサル・モンスターズを使用したオリジナル世界観のエリアです。ホラーチックな世界観はやっぱりおしゃれ。一気に裏路地に入ったようです。ダークムーアという村を進んでいくと、フランケンシュタインマナーがそびえています。ここがメインアトラクションのモンスターズ・アンチェインドです。
この屋敷はヴィクトリア・フランケンシュタインがモンスターの実験を行っている場所で、Qラインにもストーリーを伝えるプロップスが豊富です。プレショーはフランケンシュタインとフランケンシュタインが登場。フランケンシュタインのアニメーテッド・フィギュアのクオリティを見せつけられます。そこから、ハリー・ポッターのフォービドゥン・ジャーニー(大阪にもあるアトラクション)のような横4人乗りのアーム式ライドに乗りこみます。プラットホームは回転台。
様々なモンスターがアニメーテッド・フィギュアで登場してきます。ユニバーサルにありがちな映像メインではないぞという気合を感じるライドです。ユニバーサルが目指すダークライドの姿という印象でした。テーマパークの古典的なダークライドを最新型にする際に何を表現するかという追求はあり、最近のディズニーはボートライドの傾向を目指しています。これに対してユニバーサルはスリルを使って見せるという方法を選択した感じです。
モンスターのアニメーテッド・フィギュアは造りが良かったので、ディズニーのオーディオアニマトロニクスの優位性は人の顔なんだろうなと思います。モンスター・アンチェインドも魔法省も、人間のアニメーテッド・フィギュアはまだまだディズニーのオーディオアニマトロニクスにかないません。ユニバーサルは人の顔は映像投影で、マイントレイン時代の投影式アニマトロニクスに比べたら技術進歩はありますが、やっぱり投影顔はイマイチです。ライド形式は最新型の大掛かりなものです。ただ内容としては、ちゃんと見ればフィギュアを支える棒などが見えるけれど、そこは暗さとスリルでカバーするという、古典的なダークライドの延長線上にあると思いました。

フランケンシュタインマナーを抜けると、ダークムーアの街並みから外れてもっと荒廃したような世界が広がります。
ここにあるのが、狼男のコースター。コースターとしては面白く、この構造である程度の回転率を保っているのはかなりすごかったです。ストーリーはよくわからなかった。
このコースターを円で囲むように道ができていて、コースターの裏側に燃える風車があります。定期的に火が吹き出て、風車の羽根が燃えます。かっこいい。
こういった部分が、エリアのメイン通路から隠れているのが、エピック・ユニバースのエリア設計のうまさだと思いました。

ヒックとドラゴン


エリアとしてはヒックとドラゴンが最も好きでした。
実際に地球上にありそうなファンタジーの世界で、魅力的なキャラクターがいるという映画が、いかにテーマパーク向きかを実感させられました。
ゲストはバイキングになるためにバーク島にやってきたという感じで、アトラクションでもドラゴンの乗り方を習うものやバイキングになるための修行が行えます。このエリアも、入るといきなり水辺が出てきて、その奥にアトラクションなどのメインストリートがある構造です。水辺にバイキング像がそびえ立ちコースターが走り、奥に大きな山が見える造形だけで一気に引き込まれました。歩いていると、あちこちにドラゴンがいて、ドラゴンが実際に動きます。また、木や石で町やアトラクションを作っているという、手作り感があります。ヒックとドラゴンは、バイキングが海、ドラゴン乗りが空を目指し、それがハンドメイドで作られている世界。まさにテーマパークの理想のようなロマンと空間の広がりに溢れる設定です。その設定の良さを存分に活かしていました。
ファミリー向けに振っているエリアで、他エリアに対して超大型ライドはありません。プレイグラウンドがあったり、コースターも優しめだったりします。その分アトラクションの数は多いのですが、それぞれにドラゴン乗りの訓練やバイキングの訓練などストーリー上の必然性があります。コースターでは、ヒックが作ったグライダーに乗ってドラゴンでの飛行を体感するというもので、水辺を左右に振られながら進み、一度止まるとドラゴンの赤ちゃんを見て、また空へ向かうという内容。空を飛ぶ感覚を追体験しつつ、コースター巧者らしい一旦停止と再加速の見せ場も用意して、スリル以上に満足度の高いものでした。
レストランも、バイキングの集会所が再現されていて素敵です。これはパーク全体の話ですが、各エリアでオリジナルビールが売られていて最高でした。
ショーは、北京でも上演されている、アントレインナブル・ドラゴン。ミュージカル形式で、巨大ドラゴンの暴走を収めようとするヒックとアスティの姿が描かれます。このショーの目玉は、飛行するトゥースとヒック。ただただすごい。
グリーティングでもトゥースと実際に触れ合えて、どういう仕組みなのかわからないくらいすごい。小型の自立歩行ドラゴンもいるみたいですが会えませんでした。
エリア全体にまやかしのようなものがなく、全てでバーク島の住人とドラゴンたちがゲストをバイキング見習いとして迎え入れている設定が通底していて、本当に素晴らしいエリアです。

スーパー・ニンテンドー・ワールド


すごい世界観のエリアが連続しているので、大阪でおなじみの景色に安心します。
大阪とほぼ一緒なので省略。

セレスティアル・パーク


パークの中央の公園です。城前のハブのようなもので、そこから4エリアへのポータルが広がっています。中央には大きな噴水があり、かなり広々とした空間。バーや生演奏のバンドスタンドもあり、本当に公園を意識した空間になっています。
一応神話の世界をテーマにしていますが、あまりストーリーを感じない公園で、ストーリーの強いエリア同士を行き来する際の緩衝材になっています。個々のエリアが独立したポータル型のテーマパークでは、緩衝材の空間が大事なんだろうなと思いました。
アトラクションは、スターダスト・レーサーズのコースターと、カルーセル。スターダスト・レーサーズはエリアの端にあり、ヒックとドラゴンのエリアと隣接するような場所です。乗ると、拡張用地の広さをこれでもかと見せてくれます。コースターのスリルとしてはパークトップのアトラクションで、かなり頭も振られますが、2台同時発射や疾走感など気持ちよさがありました。
中央エリアということで、エントランスには大型ショップとスターバックスがあります。各エリアの商品や、エピック・ユニバース全体のグッズを扱っています。各エリアはきちんと自分のグッズしか扱わないため、全体グッズはここだけ。また、お菓子ショップには専用のキャラクターがいて、このショップオリジナルの商品も扱っています。各エリア内では、ショップごとに扱うグッズが異なるのもきちんとストーリーが行き届いていて、さらにショップのロゴグッズも売っていて、出来立てのテーマパークに来たなと感慨がありました。
エリアの奥には、ヘリオス・グランド・ホテルがそびえ立っています。パーク一体型の巨大高級ホテルが各エリアの景観をやや邪魔してくるのはファンタジースプリングスと似たところ。それでもエピック・ユニバースはあまり気にならない具合です。ちゃんとプールやバーも併設されていて、ゆったり過ごせそうだなと思いました。
中央の噴水では夜に噴水ショーを公演しますが、噴水と音楽だけにしては長い。今後パレードをやるなんて噂もあるみたいなので、その辺りが充実するとセレスティアル・パークでの過ごし方も変わってくるかなと思います。バーとバンドスタンドがある公園は好きです。


ハリー・ポッターは通路の狭さと屋内の広大さ、ヒックとドラゴンは海と空と山の壮大さ、ダーク・ユニバースは裏路地のような隠れ里感、ニンテンドーは囲われたゲーム空間と、各々のエリアで全く違う造形になっていました。その行き来をクッションするセレスティアル・パークも大事な役割があるように思います。
これだけのクオリティのものをよくいっぺんに作ったなと驚かされるばかりです。ただ、パークとして狭いのは間違いなく、エリア造形とアトラクションがメインで、アトラクションも超大型があるだけで数自体は少なめ。ショーやパレードがないと滞在時間は伸びないでしょう。まだまだいくつもの拡張用地が残されていますし、スクラップなしでビルドし続けられるパークの可能性は大きいです。ここまで露骨に将来の拡張を匂わせる新規パークも珍しい。
ユニバーサル・オーランド・リゾートの飛び地というより、オーランドにユニバーサルリゾートが2つあるという状態になっていくんだろうなと思っていますが、そうなったときは全てをワールドとして囲ったディズニーとまた異なる感覚のリゾートになりそうで楽しみです。

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ユニバーサル・エピック・ユニバースに行った


5/22にオープンした、ユニバーサル・オーランド・リゾートの新パーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」。
プレビューが始まった様子を見ていて、楽しそうだしネタバレ踏まずに生きるの難しそうだったので、うっかりチケットを買いました。購入したのは、1デーチケット×2+2デーエクスプレスパス。なんだかすごく割高な気がしますがオープン特価だから仕方ない。
というわけで行ってきました。

パークの周り方などの話です。
エリアやアトラクションの感想は、別で書きます。
ユニバーサル・エピック・ユニバース エリアとアトラクションの感想|舞浜横丁

エピック・ユニバースのついでにWDWへ

ユニバーサル・エピック・ユニバースは、従来のユニバーサル・オーランド・リゾートからはかなり離れた場所に、飛び地の形で作られています。昨年、ユニバーサル・スタジオ・フロリダとアイランド・オブ・アドベンチャーには行っていたので、今回はエピック・ユニバースだけにしました。残りの日程はウォルト・ディズニー・ワールドに行きました。新要素はヴィランズとリトル・マーメイドのショーしかありません。なぜこの変なタイミングで行ったのかと色々な人から聞かれましたが、エピック・ユニバースに行ったら近くにディズニーリゾートがあったからです。

飛行機とエピック・ユニバースのチケットが買えた日の兼ね合いで、オーランド着→WDW→Epic→WDW→帰国という変なスケジュールでした。
オーランド国際空港から、MearsのバスでWDW内のホテルへ。Uber使わないでホテルへ移動するとなると、WDWへ行ってしまった方がMearsが使えるので簡単です。複数人で行くならUberでいいと思います。
WDWで遊んで、Epic行く前夜にホテルを移動します。Epicの前泊から後泊までがWDW外のホテルに泊まりました。ホテルはオフィシャルホテルでもなく、Icon Park近くのホテルに泊まりました。ちょうどユニバーサル・スタジオ・フロリダとエピック・ユニバースの中間辺りになり、コンベンションセンターが近く、住宅街というよりホテルやレストランが並ぶエリアといった感じで、割と治安が良いエリア(個人の感想)です。
エピック・ユニバースのチケットが高かったので、WDW外の安いホテルの日数を増やして旅費をなんとか抑えています。

バスでエピック・ユニバースに行ってみる

エピック・ユニバースは10時オープンです。ハグリットがオープンした時も、ユニバーサルは朝を遅くしてメンテナンス時間を稼ぎがちです。というわけで、朝はゆったり行動できます。近いホテルに泊まる必要はそんなにありません。どうせ街中にいるので、バスに乗ってみました。

オーランドには路線バス「Lynx」が走っています。Lynx LINK 311番のバスが、エピック・ユニバースのバス停に停まるようになりました。便によってはヘリオス・グランド・ホテルにも停まります。この311番はDestination Parkwayというバス停(写真)に停車します。ここが乗り換え地になっており、ユニバーサル・スタジオ・フロリダ側からのバスと乗り換えることができます。料金は片道2ドル。アプリもあり、アプリ上ではクレジットカードで決済できる上に乗り換え時の処理も楽です。割と治安がいいエリア(個人の感想)なので、バスも治安よく乗れました(個人の感想)。とはいえ、ホテルからエピック・ユニバースまでUberで5ドルだったので、乗り継いで2ドルのバスに乗る必要はあまり感じませんでした。

そして311番のバスは、ディズニー・スプリングスからオーランド国際空港を結んでいます。スプリングス〜エピック・ユニバース〜空港という、すごいバスです。割と治安がいい(個人の感想)ので、スーツケースで乗っている観光客っぽい人もいました。エピック・ユニバース周辺ホテルに泊まるなら、空港からこのバスという手もあるのかもしれません。ディズニー・スプリングスにも行けますが、そこからスーツケース持って移動するのは面倒なので、WDW側で使う方法はいまいち思いつきません。

アーリーエントリー

そんなこんなでエピック・ユニバースに着きました。
エピック・ユニバースでは、オフィシャルホテルの宿泊者向けに、アーリーエントリーが行われています。通常10時開園のところ、9時から入園できます。
行った日は、8:00に荷物検査がオープンし、8:15にチケットゲートがオープン。その時点ではエントランスエリアのみ開放されており、8:50にパークがオープンしました。アーリーオープンの時間になると、クルーが先導し、クルーを抜かさないようなスピードでパークを進んでいき、各々が行きたい場所へ進んでいきます。
ここで大事なのが、アーリーエントリーで何が動くのかということです。現在、7/15〜2025年中は、スーパー・ニンテンドー・ワールド、ダーク・ユニバース、セレスティアル・パークの3エリアが対象とアナウンスされています。セレスティアル・パークはパーク中央のエリアで、アトラクションのエントランスでホテル宿泊者かの確認を行います。スーパー・ニンテンドー・ワールドとダーク・ユニバースは、エリアの入り口で確認を行います。
ちなみに行った日(6月)はスーパー・ニンテンドー・ワールドとセレスティアル・パークのみアーリー対象でした。

スーパー・ニンテンドー・ワールドとダーク・ユニバースがアーリー対象で入れませんが、他は全員同時です。ハリー・ポッターエリアは開放されており、アトラクションは開園時間まで動かず。ヒックとドラゴンエリアは開園時間までエリア自体が開きませんでした。ディズニーパークのように、対象者だけがパークに入れて、その中で稼働施設があるという形ではありません。基本全員パークに入れて、その中で稼働施設は対象者だけが入れるという形です。エントランスからパークを見た際に、スーパー・ニンテンドー・ワールドとダーク・ユニバースは左側、ハリー・ポッターとヒックとドラゴンは右側にあります。つまり、多くのアーリーを使用する人は左側、使用しない人は右側から入ろうとするわけです。

エクスプレスパスが使えないアトラクション

(ルール変わったから最後まで読んでね)
今回、エクスプレスパスを購入して行きました。エクスプレスパスは多くのアトラクションで利用できますが、一部非対応のアトラクションがあります。それが、ハリー・ポッターとドンキーコングです。この2アトラクションは、短くても2時間待ちという状態になります。そして、スーパー・ニンテンドー・ワールドは大阪で体験済み。わざわざ2時間並んでドンキーコングに乗る必要はありません。また、アトラクション以外の要素として、グリーティングやニンテンドーワールドのキーチャレンジがあります。これもニンテンドーワールドは飛ばせます。ニンテンドーをカットできるのは、極めて強いアドバンテージです。これで、スタンバイで挑むアトラクションは、ハリー・ポッターだけで済みます。

ユニバーサル・オーランド・リゾートの公式アプリには、待ち時間通知機能があります。例えば100分と設定しておけば、待ち時間が100分以下になったときにアプリ通知が飛んでくるという、なかなかの便利機能です。直近の待ち時間の推移を見ておきつつ、どれくらいなら並べるかを決めて、通知をセットしておきます。通知が来たら意を決して並びます。

ユニバーサルはシングルライダーも充実しているので、シングルライダーも大きな選択肢です。ダーク・ユニバースはシングルライダーでもいけそうだなと思いました。
ハリー・ポッターは、タワー・オブ・テラーのような座席配置なので、シングルライダーの進みはかなり遅そうです。素直に並ぶしかありません。

実際の朝行動

1日目は、パークに入って、セレスティアルパークやハリー・ポッターのエリア風景を散策。ショップを巡りつつ、開園時間前にヒックとドラゴンのエリア入り口に並び、開園時間になるとトゥースのグリーティングに行きました。トゥースとグリーティングして、ヒックとドラゴンの中でエクスプレスパスに対応していないドラゴン・レーサー・ラリーに乗車。
ダーク・ユニバースに行き、モンスターズ・アンチェインドにとりあえずスタンバイで乗り、フランケンシュタインとグリーティングしました。
この時点で、ハリー・ポッター以外のエクスプレスパス対象外要素はクリアです。ハリー・ポッターは午後に気合いで並びました。

2日目は、アーリーオープンと同時にハリー・ポッターエリアに行きました。エントランスから右側に進む人はほぼみんなハリー・ポッターです。アトラクションは動いていませんが、列形成はされており、Qラインに並ぶことができます。奥内Qラインで涼みながら1時間待機します。そして10時のオープン時間にアトラクションが動き出し、20分くらいで乗れました。

朝ハリポタこなせれば1日で回れそう


振り返ってみると、アーリーエントリーは基本的にスーパー・ニンテンドー・ワールドに行くためのものです。大阪で体験済みの場合、アーリーエントリーはあまり意味がありません。それより、ハリー・ポッターに並んでおく方が、待ち時間としては短く済みます。ハリー・ポッター乗車後にダーク・ユニバースに行っても、まだあまり待ち時間が伸びていないので、スタンバイで並べます。それをこなせば、残りはスターダスト・レーサーズと、ヒックとドラゴンのアトラクションだけです。頑張ればエクスプレスパスがなくても1日で回れそうです。
ただ、スターダスト・レーサーズは、2レーンあります。エクスプレスパスを利用しても、両方は行けません。今回は2日行ったので両方乗れましたが、そうでないと1回はスタンバイで並ばないといけません。また、スタンバイとエクスプレスパスの合流地点の後がかなり長いので、エクスプレスパスを使っても30分くらい待ちます。スマホも持ち込めないので喋り相手がいないと暇です。意外と強敵のアトラクションです。

アプリがちゃんと便利

最近のテーマパークはどこもそうですが、ユニバーサル・オーランドもスマホアプリがあります。東京ディズニーリゾートのアプリがないと何もできない感に対し、ユニバーサルはアプリがなくても大丈夫だがあると便利という形になっていると思います。
スーパー・ニンテンドー・ワールドのコイン集めやハリー・ポッターのインタラクティブ杖など、アプリで体験がカスタムできます。
そして前述の通り、待ち時間通知が便利。

印象的だったのは、パーク全体に顔認証を取り入れていることです。入園時に顔写真を登録するのは、再入園対応として海外では多く取り入れられていますが、ユニバーサル・エピック・ユニバースでは一度登録するとアトラクションごとのエクスプレスパス確認などでも顔認証を使えます。チケットを提示しなくてもエクスプレスパスを使えるわけです。顔認証は、ロッカーでも使用できます。コースターなどのアトラクションは手荷物をロッカーに預けなければいけませんが、このロッカーも顔認証。フロリダでは、WDWのトロン:ライトサイクル・ランがアトラクション内ロッカーを導入しており、これはマジックバンドでの認証を行なっています。また、ユニバーサル・スタジオ・オーランドやアイランズ・オブ・アドベンチャーでは、チケットや専用の紙QRコードでロッカー認証ができます。マジックバンドも割と良いのですが、顔認証だと絶対に無くさないことが大きく、結構便利です。各所での顔認証は、ユニバーサル・スタジオ・オーランドなどでも順次進めているみたいですが、パーク全体で対応しきっている快適さは大きくありました。その点でパーク全体で最新システムを導入している良さが出ていると感じました。ロッカーも大きくてありがたい。

レストランではモバイルオーダーが使えますが、これも独特のシステムです。行った際はどのレストランも並ばずに入れる状態で、入店して自由に席を選んで座って、座席からモバイルオーダーをする形でした。キノピオカフェは並んでいたみたいで、大阪で体験しておくメリットが大きすぎる。座席にはQRコードが貼ってあって、そこからアプリでモバイルオーダーをします。すると完成次第クルーが席まで運んできてくれます。居酒屋のモバイルオーダーの都度決済版みたいな感じです。気軽にビール一杯とか頼みやすく、色々なレストランを回れました。アルコールの年齢確認は、クルーが席に運んでくる際に行われます。通常通りレジで注文することもでき、その場合は席を取ってからレジで食べ物を買ってくるフードコート形式になります。
アプリがなくても体験が落ちるわけではないというのも大事です(舞浜の方向を見ながら)。

ハリー・ポッター、エクスプレスパス対応したって


オープンから3ヶ月、ついにハリー・ポッターとドンキーコングもエクスプレスパス対象になったようです。これで1日で快適に過ごせるでしょう。
そしていよいよホテルアーリーの意味がなくなってきました。家族であまりコースター乗らないとかでない限り、オフィシャルホテルよりエクスプレスパスを優先すべきだと思います。じゃあ朝イチに何をするかというと、ハリー・ポッターのエリアを散策、杖持っていたらアクティビティして、正式オープン時間にヒックとドラゴンのグリーティングがいいのかなと思います。

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