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「 hkdl 」 一覧

香港ディズニーランド大拡張発表。どうなるTDSアナ雪エリア

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香港ディズニーランドでかなり大規模な拡張が発表されました。

眠れる森の美女の城、建て替え

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冗談だろと言っていた噂は本当でした。
2019年、眠れる森の美女の城がリニューアル。
イラストでは既存のお城に増築しているようですが、一応日経は「建て替え」と報じています。
すごく上海っぽいステージと噴水もついて、すごく上海っぽいショーも始まります。
ディズニーランドでシンボルのお城の作り直しとかありかよ…

マーベルエリア

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ついにディズニーパークがこの手を使う時が。
2017年1月オープンの「アイアンマン・エクスペリエンス」に加え、バズを改装して新シューティングアトラクション、そしてオートピアを潰し、計2つのマーベルアトラクションが登場します。
バズ跡地が2018年、オートピア跡地が少し飛んで2023年です。それでも以前の「ありたい姿」の最終年度なんだよな…

モアナ新ショー

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2018年、アドベンチャーランドではモアナの新ショーがスタート。
フェスティバル・オブ・ライオンキングなくなる?と思ったら別の場所に新設のようです。
インタラクティブなショーということで、確かにゲストがモアナの横にいたり、波を持っていたりしています。
ジェダイ・トレーニングとかWDWベルの家みたいな感じ?インタラクティブすぎてよくわかりません。
プア(豚)もいる。

アナ雪エリア

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今回のメインの議題、世界初のアナと雪の女王エリア。
2020年オープン。
オーケンのソリのアトラクション(DCAのルイージやTDRのベイマックス形式と思われる)と、EPCOTのFrozen Ever Afterの2アトラクションが導入されます。
東京ディズニーシーではロストリバーデルタの横に「北欧」エリア開発が予定されていましたが、延期。
その隙に、まさかの香港に抜かされる結果となってしまいました。

地図でおさらい

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発表を地図でおさらい。
アナ雪エリアはファンタジーランドの奥に作られます。

東京の北欧エリアは何だったのか

単純に考えれば、東京の計画がとん挫して、それを香港に持って行ったのがこれということになります。
なぜ東京は世界初のアナ雪エリアを香港に譲ってしまったのか。
OLCの言い分としては、「アナ雪というコンテンツをより大きく展開するため、より広い用地での開発を目指して延期」したとのこと。
参考:東洋経済OLC上西社長インタビューから見る2020年以降のTDRの姿|舞浜横丁
この「延期」は最短でも2020年以降の開発計画になりますから、香港が世界最速のアナ雪エリアになることは間違いありません。
本来ならば「2023ありたい姿」で建設されるはずだった北欧エリア。
そのまま香港にスライドしたなら2020年オープンもおかしくありません。

イメージ図を見比べてみましょう。
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こちらが香港のアナ雪エリアのイメージ図。
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こちらが東京の北欧エリア。

配置変えただけでほぼ一緒じゃん…

シーの航空写真と香港の建設予定図を同縮尺で重ねてみました。
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これが「アラビアンコーストと同程度」の広さなのか…

OLCがアナ雪を延期させた理由は「広さ」です。
香港はOLCが納得いかない広さのまま作ることになります。
とすると、
アナ雪エリアを開発しようとするも、アトラクションは「オーケン(ルイージ式親子向けライド)」と「Frozen Ever After(ボートライド)」の2つだけになる。
それはコンテンツとして弱いのではないか…ということでより大きな計画(=新規アトラクション)を求めて延期。
というのが香港に世界初のアナ雪エリアを譲ることになった理由でしょうか。

そう考えると、ありたい姿時代の「北欧エリア」案は香港に渡ったものの、東京ではこれとはかなり違った形でより大きなアナ雪エリアが構想されているのではないかと思います。
それが動くころまでにアナ雪2がうまいこと当たっていればいいのですが…

パリ25thがソフトチェンジばかりな一方、香港は第2パークをあきらめたのか超大型投資。
USではスター・ウォーズランドが控え、EPCOTも開発予告、DCAもマーベル拡張の兆し。
パリは本当に大丈夫なのか、東京はどのような道をたどるのでしょうか。

まあとりあえず快適なレストラン環境の確保を優先してください。

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ネタバレ感想:香港ディズニーランド「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」

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香港ディズニーランド10周年で始まったショー「Mickey and the Wondrous Book」。
ゴールデンミッキーの後としてどうなるのか、元々香港はライオンキングの方が好きだったので正直あまり期待していなかったのですが、最高でした。
それはもう最高でした。
「世界最高」と記事に書いてしまうほど最高でした。本当に世界最高のショーだと思います。
【香港ディズニー】世界最高のショーが誕生!「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」速報ガイド【写真40枚】 – ウレぴあ総研

とにかく演出が素晴らしい!
以降はネタバレありです。
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香港ディズニーランド旅行記2~Festival of the Lion King~

香港旅行記の2回目は唐突にフェスティバル・オブ・ザ・ライオンキングです。
劇団四季、ディズニー・オン・クラシックとライオンキング3連発で書きます。
ネタバレ感想:劇団四季ミュージカル『ライオンキング』を観た
ディズニー・オン・クラシック2014 ライオン・キングを観た

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今回はプラチナ年パスの力で入場。
開場時間(ショー開始20分前)に一般ゲストよりも一歩早く会場入りできます。
要するに最前列(正確には車いす席があるため2列目)で見られます。
会場の一般列の右側にいるキャストさんに年パスを提示し、入場。
年パス1枚で3人まで入場できます。
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上の写真は一般入場口と年パス入場口の間から撮ったものです。

言語の壁を意外と感じないのも香港の魅力。
進行役の猿が中国語で他は英語です。
基本的にミュージカルなので曲が分かれば話が分かります。

設定としては、シンバの前で動物たちがライオン・キングの物語を演じるという形式。
ティモンとプンバァだけ本人が演じます。彼らは最初から登場するためI Can’t Just Wait to be Kingも歌います。
というわけでスカー役も身内。持ち歌1曲なのにかなり登場します。
あまりストーリーは気にせず、流れに沿って歌い踊る形。
ライオンキングの曲を聴きながらアクロバットとかを観るショーです。
ぼーっと観ているだけで楽しいから最高です。

曲数としてはあまり多くなく、Be Prepareを中心に何度も使った印象でした。
ディズニー・オン・クラシックでサントラ順番に聴いたのと比較されているのもあると思いますが。
サークル・オブ・ライフの迫力ですべてが決まるライオン・キングですが、ここではこれを歌うためだけにいるような進行役を配置し十分なステージになっています。
スカーの出番も多くBe Prepareを何度も聞けてよかったです。
一方のナラはCan You Feel the Love Tonightを歌いまくるわけですが、ナラの持ち歌扱いになっていて少ししっくりこない部分がありました。
ティモンとプンバァによる絶望の感情が排除され、ただのラブソングになっていたところがその原因だと思います。曲自体は好きです。

回転するステージがせり上がり、輪を描くのもライオン・キングらしくてとても良かったです。
深いことを考えずにライオン・キングの壮大さを感じられました。

全体としては、この分量を30分というショー時間に詰め込み、濃密で満足度の高いショーでした。
ゴールデン・ミッキーよりこちらが好きでした。
生で観ていませんが、WDWアニマルキングダム版より演出は好きです。
そんなわけで2日間の滞在中2日とも行きました。

2日目はアドベンチャーランドでプレショーで太鼓をたたいている人たちとグリーティングもできました。
ちょうど1回目公演の前だったようです。

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香港ディズニーランド旅行記1~香港国際空港からパークへの行き方~

香港へ行ってから2ヶ月が経とうとしています。
12月の土日に香港ディズニーランドへ行ってきました。
DLPの話が途中で終わっているのは気のせいだと思うので、香港の話を始めます。

1回目は空港からパークへ行くまで。
次回自分が行くときのための教訓です。

香港へ

利用した飛行機は香港エクスプレス。
土曜1:10(金曜25:10)羽田発、5:25香港着。
帰りは月曜0:10(日曜24:10)香港発、5:05羽田着でした。(いずれも現地時間)
土日だけで丸2日パークを楽しめます。

先人の教えから、空港には2時間前に着き、特に何事もなく香港国際空港へ。
そういえば出入国カードは機内では渡されず、入国審査列入口に置いてあるやつに書きました。

空港-HKDLへの3つのルート

香港ディズニーランドへ行くには、方法が3つあるようです。
1. タクシー
HKDLまで約15分、片道100~120香港ドルくらいで行けるそうです。
2. エアポートエクスプレス
空港から電車で行く方法。
約34分(乗り換え1回)、片道60香港ドル。
3. バスと地下鉄
エアポートエクスプレスだと高いし遠回りだから途中駅までバスで行こうという方法。
バスで約10分(3.5香港ドル)、電車で約18分(13.3香港ドル)、合計約30分で16.8香港ドルです(乗り換え時間含めず)。

タクシーは乗る人数で割れるため、2人以上だとエアポートエクスプレスより安くなります。
HKDLへ行くにはタクシーのメリットは大きいのですが、3のバスと地下鉄を選びました。
なぜなら、今回空港に着いた時間は5:25。開園は10時。これから4時間半も暇があるのです。
スピードは全く求めていなかったので、安いルートを選びました。電車可愛いし。

空港でやっておこう1:オクトパスカードの購入

Octopusとは日本で言うSuicaみたいなもの。交通系電子マネーです。
電車はOctopus割引があるため、Octopusの利用が効果的です。
また、よほど浸透しているようで、パーク内でもOctopus払いが可能でした。
Octopusがあれば小銭も必要ありません。よほど浸透しているようで、バスでは現金の両替ができません。
つまり、香港ドルに両替したばかりでコインを持っていない場合、Octopusがないとバスに乗れません
Octopusは空港で買いましょう。

空港にはエアポートエクスプレスの駅があるので、(乗らなくても)そこで購入できます。
200香港ドル(うちデポジット50香港ドル)で購入できます。支払いは現金のみ。
他に、いわゆる一日乗車券がついたツーリストパスというものもあります。
MTR3日乗り放題+エアポートエクスプレスの乗車券というもので、これはクレジットカードでも購入できるそうです。
パークへしか行かないような人には関係なさそうです。

空港でやっておこう2:朝ご飯を食べる

空港ではまだ5:30だったのでスルーしてしまいましたが、HKDLについてからではご飯が食べられません。
イクスピアリやダウンタウンディズニーのようなものがないため、食べられる場所といったらホテルのレストラン(これまたほとんど開いていない)しかありません。
結局朝ご飯は開園時間までお預けになったので、ご飯は空港もしくは途中駅で食べれば良かったです。時間たっぷりあるし。
ちなみに翌朝も朝ご飯は開園後でした。舞浜って快適なんだな…

バス停を探す

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今回の一連のレポのハイライト、作図です。
香港国際空港はだいたいこんな感じ。
到着ロビーの出口Bから出てきました。
出発ロビーは1つ上の階です。そこから伸びるのがエアポートエクスプレス駅への通路。Octopusはここ。
中央の通路を進み、右に曲がるとバス停側の出口です。
ちなみにこの奥がターミナルB。香港エクスプレスのチェックインはターミナルBで行われます(飛行機はターミナルAから出発でした)。
建物を出ると、目の前にバス停と案内板。ただしこちらは市内向けバス停です。
道路を渡り、左に曲がったところに「S1」のバス停があります。

S1系統で東涌(Tung Chung/トンチュン)駅まで乗ります。
約10分で3.5香港ドル。

電車に乗り換え

バス停降りて人波に任せて進めば駅です。
セブンイレブンとかもありました。
始発駅ですから方向は気にせず。
東涌線(Tung Chung Line)で1駅、欣澳(Sunny Bay/サニーベイ)駅へ。
ここで迪士尼線(Disneyland Resort Line)に乗り換えます。
すぐ横のホームにあり、乗り換え階段で簡単に渡れました。帰りは向かいのホームでした。
ディズニーランドリゾートラインということで、乗り換え階段からBGMはディズニーミュージック。
電車もディズニー仕様です。というかほとんど舞浜のディズニーリゾートラインです。
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ここから1駅で迪士尼(Disneyland Resort)駅。
ホームではファンティリュージョンが流れていました。何故…
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早く着きすぎた

まるでスムーズに行ったように書いていますが、道草をくいまくり、空港を出たのが6:30、HKDLに着いたのが7:30でした。
10時開園なのに。
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誰もいない。
ホテル行きのバスはこんな時間でも10分おきに運行。ありがたい。
バスでホテルまで行き、荷物を預け、時間を潰し、ぼちぼちパークへ戻っていきました。

そんなわけでいよいよ入園…の前にパスポートを買います。

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Flights of Fantasy Paradeがすごい

YouTube – HKDL – Flights of Fantasy Parade 迪士尼飛天巡遊(Preview Version)
海外ショーがすごい3連発いきます。一発目は香港ディズニーランドから。
HDLは5周年。Disney on Paradeに代わり新しく始まったのがこのパレード。
文字通りFlyがテーマとなっていて、先頭ロゴフロートにはダンボがいます。
1番ユニットはBIG7.ミッキーは空飛ぶ船で飛んでいて、ショーモードではさらに飛び上がる。
他にプリンセス、ジャングルブック、ライオンキング、スティッチ(このフロートはジュビのピーターパンと同じ)、トイ・ストーリーもいますが、これらはあまり飛ぶこと関係ない。
ティンクは月の石のときの船で登場。
そして、BIG7に続く2番ユニットがなんとプーです!
プーで飛ぶことといえば、普通はプーさんとはちみつの小さな雨雲、青い風船で浮かぶシーンを想像しそうですが、これは違う。
なんとズオウとヒイタチです。
発想が斬新。歴代プーユニットの中で一番と言ってもいいくらいの出来です。
東京と違い活発に動くプーとイーヨーも見れます。
正直ズオウとヒイタチという発想は全く無かった。イマジニアに完敗です。
とても香港に行きたくなるパレードです。
終わらないうちに一度は生で見てみたい。

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