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 - 舞浜外イベント  - by poohya

ディズニー・オン・クラシック2014 ライオン・キングを観た

2014-12-19 18.38.10
今更!

D23 Expo Japanを除くときちんとしたバージョンでははじめてディズニー・オン・クラシックに行きました。
クリスマスバージョンでした。D系クリスマスソングもやってほしかったな…
最後に陽気なお兄さんが出てきてアラジンのProud of Your Boyを歌っていきました。

そんなわけで、劇団四季、香港FotLとライオン・キング特集です。
ネタバレ感想:劇団四季ミュージカル『ライオンキング』を観た
香港ディズニーランド旅行記2~Festival of the Lion King~

スライドショーとともにサウンドトラックを順番に演奏していくのがディズニー・オン・クラシック。
D23 Expo Japanで観たときは、他のプログラムが強すぎたせいで見劣りしていたため、しっかり単体で消化したのははじめて。
普段映像をメインに、音楽は脇役で映画を観ていますが、ディズニー・オン・クラシックではその立場が逆転します。
結果として、映像の方に見入っている自分がいました。映画サントラを聴いたりと音楽も人並みには好きなつもりでいましたが、結局自分は映像メインなのだと気付かされました。

改めてライオン・キングを音楽の面からみてみると曲数の多いこと。
サークル・オブ・ライフの圧倒感は本当にすごい。
最初と最後を同じ曲でどーんと出す強さは他の作品ではありません。
一方で、物語の中では主題歌が登場しないという珍しいスタイルになっています。
物語中の曲も名曲揃いなのですが、どれも高いレベルで横並びといった感じ。
ラブソングという点でCan You Feel the Love Tonightがありますが、改めて聴くと印象が変わりました。

Can You Feel the Love Tonight、曲のはじめも終わりも歌うのはティモンとプンバァ。
シンバとナラが愛に気付く曲ですが、親友を失うと感じたティモンとプンバァによる絶望の歌でもあります。
そのティモンとプンバァ要素が抜けていたフェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング版で違和感があったのはこのためだと分かりました。

ハクナマタタは曲の途中で主人公が成長するというもの。
劇団四季版でもそこにひとつの見せ場をもってきていますが、やはり途中で主人公が成長というのはすごい曲です。

歌のないスコアも、音楽で自然の鼓動を表現しています。
劇団四季では専用のブースで生演奏が行われていましたが、オンクラではそれがオーケストラ。
ライオン・キングもオーケストラの楽器だけで表現されるのか、と当たり前ですが驚きでもありました。

ディズニー・オン・クラシックで音楽をメインに映画を観ると、作中におけるそれぞれの曲の役割について深く見られるように思いました。
そういう意味では多くの収穫を得ることができるショーです。

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