- 東京ディズニーリゾート - by poohya
TDRついにIT施策に本腰、パークアプリを18年度に導入へ
東京ディズニー、待ちの不満解消 スマホで土産購入 -日本経済新聞
TDR公式アプリが2018年度中にリリースされると日経が報じました。
海外パークのようなマップや待ち時間情報などが統合されたアプリになるようです。
eチケットのスマホ入園スタートのタイミング
(c)Disney
なぜ2/20に報じられたのか、19日に「ディズニーeチケット」のスマホ強化が発表され、運用初日でした。
ディズニーeチケットは従来QRコードを紙に印刷して使用していましたが、スマホにQRコードを表示させてそのまま入園、FP取得が可能となりました。
QRコードはブラウザ内で表示されるため、画面の明るさを自分で上げないとうまく認識されなかったり、抽選アプリとの連携がいまいちだったりと、前時代的な仕様になっています。
この仕様も、将来的なアプリ展開を踏まえて暫定的な対応ということなのでしょう。
QRコード表示画面が海外パークアプリのパスポート表示画面に似ていますし、新アプリの仕様は海外パークのアプリに近いものになりそうです。
新アプリでは、チケットの購入・管理はもちろん、購入済みの紙パスポートの読み込みとアカウントへの紐付け、それを利用したショー抽選などの機能が入るでしょう。
年間パスポートの顔認証が2020年からスタートすることを考えても、公式アプリ内での年パス情報の保存、少なくともアプリで保存したQRを表示することで抽選やFP取得が可能な機能はつくでしょう。
園内限定のショッピング機能
目玉は園内限定のショッピング機能。
これはOLCの経営計画などでも言及されてきた施策です。
アプリ内でグッズを購入し、ショップで商品を受け取れるほか、自宅への配送も可能になります。
ショップの混雑対策ですが、帰りに商品を受け取るなら結局窓口が混雑するので、自宅への配送が大きなポイントになりそうです。
園内限定ということで、おそらく抽選同様の位置情報+パスポート入園記録で判断するものと思われます。
ただ、転売の難易度が格段に下がりそうで、ダッフィーなど在庫が無くなりやすい商品とかどうするのか気になるところ。
FP電子化はどうなる?
公式アプリの導入で気になるのは、パーク内wifiの整備と、ファストパスのオンライン化。
以前こんな雑記をしたことがあります。
TDRでMagicBandを導入するちょっと現実的な妄想|舞浜横丁
当時は電子FPはWDWだけだったのですが、その後アナハイムと上海で導入され、それぞれのアプリがTDRのスマホ版eチケットに近い画面となっています。
アナハイムと上海では、入園後にスマホ上でFPが取得できます(アナハイムは有料サービス)。
わざわざアトラクションまで行かなくてよく便利なのですが、誰もが簡単に取得できるためFPがかなりの速さで無くなっていく副作用が起きています。
公式アプリの有無がパーク体験に大きな格差を生むようになってしまいます。
すでにレストラン予約とかそんな感じだけれど。
ただ、さらなる新エリア拡張以降、アトラクションまでかなりの距離が発生してしまうことが予想され、さすがにそこまでにはFPの電子化が必須となるでしょう。
いよいよ本腰を入れてきたIT施策。
通信環境や充電環境の整備を含めて、どこまで一体的な運用をとっていくのか気になります。
- パスポート - by poohya
TDR年間パスポート使用不可日設定、価格は3月から値下げ
「東京ディズニーランド®」「東京ディズニーシー®」年間パスポート ご利用条件の変更等について
2018年3月1日以降に購入した年間パスポートからルールが変更されます。
新たに、「年間パスポート使用不可日」を設定。
券種を問わず、全ての年間パスポートが入園不可能な日が設定されます。
また、1パークの年間パスポート(単パス)でも入園制限時は入園不可能となります。
年間で2週間ほどが対象となる予定。
2018年
8月 12・13・14日
10月 6・7・8日
11月 23・24日
12月 8・9・29・30日
2019年
3月 28・29・30・31日
8月 12・13・14日
これに伴い、3月1日発売分より、共通は4,000円、単パスは2,000円の値下げが行われます。
2月までは共通93,000円、単パス63,000円。
年間16日が使えなくなるので、元値×16/365を計算すると、共通4,332円、単パス2,934円。
値下げは使用不可日を日割りにした価格ということになります。
- くまのプーさん - by poohya
『クリストファー・ロビン』2018年秋、日本公開決定

『クリストファー・ロビン』(タイトル未定/原題「Disney’s Christopher Robin」)の日本公開が決定しました。
ギフトショー内のディズニーブースにて今年秋の日本公開が発表されました。
米国では8月3日の公開。
他国でも8〜9月の公開が予定されおり、日本も9月頃に公開されるようです。
2011年の「くまのプーさん」(長編アニメーション)が7月15日アメリカ公開(ヨーロッパは4月公開)、日本9月3日公開だったので、そんな感じのスケジュールでしょうか。
『クリストファー・ロビン』は、ディズニーによるプーの実写化プロジェクト。
大人になり家庭と仕事の中で自分を見失ったクリストファー・ロビンを助けるため、古い友達であるプーたちが100エーカーの森からやってきて手助けとなる、という話。
プーたちはCGで描かれ、『パディントン』のような映画になるようです。
あらすじ、キャストなどはこちらを参照
プー実写版「Disney’s Christopher Robin」タイトル、あらすじ公開|舞浜横丁
- くまのプーさん - by poohya
『Goodbye Christopher Robin』を観た

フォックス・サーチライト・ピクチャーズの映画『Goodbye Christopher Robin』のBD(英語版)が発売されたので、購入して観ました。
史実を元に、「クマのプーさん」が生まれた前後のミルン親子の関係を描きます。
あらすじ
物語は第1次世界大戦から始まります。
「全ての戦争を終わらせるための戦争」として第1次世界大戦に参加したミルンはPTSDになります。
逃避するように田舎に家を購入したミルンは、そこで息子クリストファーとの交流を通じてPTSDが和らいでいき、ここで生まれたのが「クマのプーさん」でした。
映画の前半は「クマのプーさん」誕生までの物語を、第1次世界大戦で傷ついた英国人の感情を癒すものとして描いていきます。
実際の「クマのプーさん」のシーンや史実の写真を再現するカットもあり、思わず興奮してしまいました。
後半では、「クマのプーさん」発売以降の「クリストファー・ロビン」への影響がクリストファー・ミルンの視点で描かれます。
予想外の大ヒットを記録し、クリストファーは超有名人となり、困惑。
逃げるように寄宿舎制の学校へと通うようになりますが、「クリストファー・ロビン」としていじめられ…
さらに時代は進み、第2次世界大戦へ突入。
戦争を望まないミルン夫婦に対して、クリストファーは従軍。
戦時中、ミルン夫妻が住むコッチフォードファームに一通の手紙が届き…
親子の関係を前後半の対比で描く
前半は「クマのプーさん」が人々の心を癒していった誕生秘話として描かれていますが、後半は辛い物語。
タイトルの通り、クリストファー・ミルンが「クリストファー・ロビン」という存在から離れたがっていく様子が描かれています。
史実を元にした物語ですが、もちろん史実から離れた場所も多々あり、実際にはもっと悲しい親子関係になっていきます。
この映画だけでもかなり辛い話なのに、これよりきつい関係なんだよな…と思うと、「クマのプーさん」が生んだ親子の姿をより深く考えてしまいます。
あと妻ダフネの扱いがひどいですね。彼女がいなかったらプーも親子関係ももっと厳しかったろうに。
実際、ミルンとクリストファーの人生を学校生活などの出来事を中心に重ねてみると対比的になっており、同じような道を進みながらも成功を手に入れたミルンと手に入れられなかったクリストファーの姿が、お互いの世界大戦をターニングポイントに見えてきます。
映画では学校部分を省略して、プーとの関係に集中しているので、わかりやすく、多少マイルドな関係に落ち着いています。
本作が提示している対比は、幼少期からのお互いの人生ではありません。
第1次世界大戦からのミルンの人生(映画前半)と、「クマのプーさん」発売以降のクリストファーの人生(後半)を重ねて見ることができます。
戦争から扉を開けて戦後の社交界に出たミルンと、扉をあけてお茶会に出て大量のフラッシュを浴びたクリストファーのシーンの対比が印象的です。
戦争で追った心の傷を子供と遊びそれを執筆することで癒し作家として回復した父と、その名声で心の傷を追っていき戦争で回復しようとした息子。
この対比が、「自分のために子供を利用した」というクリストファーの考えを丁寧に伝えてくれます。
急にフィクションが強まるエンディング
映画は戦中から一気にフィクションが強まっていき、エンディングを迎えます。
実際には戦後に関係の悪化に拍車がかかっていきます。
クレジット直前で様々な事実が字幕で出ますが、その背景にはもっと悲しい親子の断絶の物語があります。
映画のエンディングを見ていて、これは2人の死後の世界を描写しているなと思いました。

ミルンとシェパードが森を眺め、エンディングにも登場する高台は、アッシュダウンフォレストに実在し、この石がミルンとシェパードの碑となっています。
エンディングで親子が歩く道が、実際には「魔法の場所」から石碑に向かう道となっています。
魔法の場所は原作の最終章の舞台。
プーにお別れを言うクリストファー・ロビン “Come on!”
“Where?” said Pooh.
“Anywhere,” said Christopher Robin.
これが原作最後のセリフです。
映画ではWhere?に対する答えがHomeなのが印象的でした。
複雑な感情の絡み合いを排し、プーを生みプーが生んだ親子関係をしっかり描いた作品だと思いました。
ネタバレ感想『リメンバー・ミー』(Coco):これぞまさにピクサー作品と言える名作

ピクサー最新作『リメンバー・ミー』を観ました。
ネタバレ含む感想は続きから。
あらすじは書かずにネタバレ感想だけなので、鑑賞後にお読みください。
ネタバレなし感想はこっちで→【ピクサー】最新作『リメンバー・ミー』レビュー ピクサーが大切にする3つの要素が詰まった名作! – ウレぴあ総研ディズニー特集
