「 くまのプーさん 」 一覧
- くまのプーさん - by poohya
クマのウィニーの物語”Finding Winnie”が映画化
「くまのプーさん」名前の由来となったクマの物語が映画化 : 映画ニュース – 映画.com
ウィニー・ザ・プー、この「ウィニー」は実在した熊の名前からつけられています。
そのウィニーという熊の物語が映画化されることになりました。
2015年秋刊行予定の新作絵本”Finding Winnie”の映画化権を米RatPac Entertainmentが取得。
絵本の著者はLindsay Mattick。ウィニーの飼い主ハリー・コールボーンのひ孫です。
クマのウィニーは、カナダの獣医将校ハリー・コールボーンが購入した熊。
ハリー・コールボーンが所属していたカナダ歩兵第二旅団として、獣医連隊の公式マスコットになったウィニーは、持ち前の人懐っこさで隊の人気者となります。
その後、ハリー・コールボーンがフランスに転属となり、ウィニーを連れていくことが不可能となったため、ロンドン動物園に預けられることとなりました。
ロンドン動物園でも人気者となったウィニー。特にウィニーと仲が良かったクリストファー・ロビン・ミルンは、自分のテディベアに彼女の名前を付けました。
ロンドン動物園には、ウィニーとハリー・コールボーンの像があります(写真)。
ウィニーの物語は、2004年に”A Bear Named Winnie”としてテレビ映画化されています。
この作品は、人と遊びたい好奇心旺盛なウィニーと、熊は危険だと決めつける人々の物語でした。
フィクションも交えながら、家族向け映画として可愛い熊と彼女を信じる飼い主のお話になっていました。
今作は”Finding Winnie”というタイトル、さらにハリー・コールボーンのひ孫が書くということで、どのような物語になるのか楽しみです。
プー聖地巡礼ガイド 1 -プーの故郷、英国への旅
先日イギリス旅行をしました。
目的は、プー好きなら一度は行ってみたい聖地アッシュダウン・フォレストです。
他にも、プーの故郷ロンドンにある聖地をいくつか巡ってきました。
そこでプーオタによるプー聖地巡礼ガイドを書いてみたいと思います。
第1回はそもそもどうして英国がプーの故郷、そして聖地なのかを、プー誕生の歴史と共に見ていきます。
■ファンタジーの国イギリス
イギリスはピーターラビットからピーター・パン、101匹わんちゃん、そしてハリー・ポッターまで数多くの作品の舞台となっているファンタジーの国です。
エリザベス女王80歳を記念して2006年に行われた「子供のお茶会」には、プーもバッキンガム宮殿に招待されました。
BBC NEWS | UK | Queen throws party for children
『クマのプーさん』は1926年10月14日。ディズニーはこの日をプーの誕生日と定めており、プーはエリザベス女王と同い年ということになるのです。
イギリスを代表する作品となっているプー、その軌跡を辿るべく、まずはプーそして100エーカーの森誕生の歴史を見てみましょう。
■プーはロンドンっ子
『クマのプーさん』著者A.A.ミルン(アラン)は1882年1月18日、ロンドン北部のハムステッド地区に生まれました。
そして挿絵画家E.H.シェパードはその2年前、ハムステッド地区の隣セント・ジョンズ・ウッド地区で生まれました。
偶然にもミルンとシェパードは非常に近くでその幼少期を過ごしたのです。
アランの父はヘンリー・ハウスという小学校を経営しており、アランはそこに通います。
ヘンリー・ハウスで数学の教師をしていたのが小説家となるH・G・ウェルズでした。
その後、アランはウェストミンスター高校に通います。
世界遺産ウエストミンスター寺院。
この近くにはピーター・パンでお馴染みのビッグ・ベンがあります。
ウエストミンスター寺院の隣(写真左奥の位置)にウエストミンスター高校があります。
ケンブリッジ大学を卒業したアランは、風刺漫画雑誌『パンチ』の副編集長となります。
この頃ダフネと結婚。
第一次世界大戦を経て、本格的に散文家、劇作家としての活動を始めます。
そして1920年8月21日、息子クリストファー・ロビン・ミルンが誕生。
1歳の誕生日プレゼントとして贈られたテディベアが後のウィニー・ザ・プーでした。
このぬいぐるみは英国ハロッズ専属J・K・ファーネル社がつくったものです。
アランは息子を題材として詩集『クリストファー・ロビンのうた』(When We Were Very Young)を発表します。
後に発表される詩集『クマのプーさんとぼく』(Now We Are Six)と合わせて、この2作は「プーもの」の詩集と呼ばれます。
実は「プーもの」詩集にはほとんどプーは登場せず、わずかに登場する詩でもプーとして明確に登場するわけではありません。
そして「プーもの」詩集の舞台は100エーカーの森ではなく、架空の王国や部屋、そしてロンドンとなっています。
「バッキンガムきゅうでん」や「どうぶつえん」ではまさにロンドンで遊んでいたクリストファーの様子をうかがえます。
■100エーカーの森の誕生
この『クリストファー・ロビンのうた』が大ヒットし、アランは児童文学作家の地位を手にします。
詩集のヒットを受け、ミルン一家はイギリス南部ハートフィールドのアッシュダウン・フォレストに別荘コッチフォード・ファームを購入しました。
クリストファーはここで自分の持っているテディベアや他のぬいぐるみたちと遊びました。
これを題材として書かれたのが『クマのプーさん』(Winnie-the-Pooh)そして『プー横丁にたった家』(The House at Pooh Corner)です。
この場所こそが100エーカーの森にあたります。
次回はいよいよアッシュダウン・フォレストへ。
ロンドンからハートフィールドを目指します。
聖地マップ1
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“The Art of Winnie the Pooh”
日本でも大ヒットとなっている『アナと雪の女王』、その関連本としてAmazonで洋書ベストセラーになったのがこちらの「The Art of Frozen」。
同様に、最近のディズニー作品では「The Art of Tangled」「The Art of Monsters University」など、その映画の設定画などを集めた「The Art of ~」シリーズが発売され人気となっています。
そんな中、2011年に公開されたプーの映画ですが、「The Art of Winnie the Pooh」という本は存在しません。
発売されなかったのかといえばそうではなく、実は「A Celebration of the Silly Old Bear」というタイトルで発売されています。
プー2011はマーク・ヘンをはじめ、第2次黄金期を創り上げた伝説的アニメーターたちが集結して作った2Dアニメーション作品。
このA Celebration of the Silly Old Bearにも、彼らの貴重な絵がたくさん載っています。
では、なぜArt of Poohだけこのような分かりにくいタイトルなのか。
実はこの本、初版が2000年。
プー2011が載っている今回のものは”Updated Edition”なのです。
2000年版の後ろにArt of プー2011を加えたものが”Updated Edition”。
2000年版はディズニープー誕生のいきさつから当時までの全てが載っているため、
この本は、ミルンがプーを出版したところから始まり、ウォルトがプーを映画化するいきさつ、Art of 完全保存版、テレビシリーズや短編、そしてArt of プー2011という、壮大な本です。
Art of プーというよりも、ディズニープーの歴史書に近いかもしれません。
もちろん完全保存版での各キャラクターなどのコンセプトアートも詳しく載っています。
章立ても、In Which…と、原作に沿ったスタイル。
この本を読むだけで、原作からディズニー版初期、完全保存版、ウォルト死後、復活期、2011年版と、ディズニープーの変遷を見ることができます。
100年以上の歴史が詰まったArt of プー。おすすめの一冊です。
amazon在庫ないけれど。
ちなみに似たようなタイトルで”The Art of Winnie the Pooh: Disney Artist Celebrate the Silly Old Bear”というものがありますが、これは様々なアーティストがプーの絵を描いてみたという本なので、映画とは全くの別物です。
アナと雪の女王、ウォルト・ディズニーの約束 春のディズニー映画の作曲家たち
3月14日ようやくアナと雪の女王が日本公開されます。
翌週21日にはウォルト・ディズニーの約束も公開。
あのディズニーの名曲をもう一度!投票キャンペーン|Disney.jp
音楽が大きな要素となっているこの2作、今回はこの2作の音楽に焦点を当てます。
アナと雪の女王の作曲家はロバート・ロペスとクリスティン・アンダーソン・ロペスの夫妻。
アカデミー歌曲賞を受賞したLet It Goもロペス夫妻の作曲です。
ウォルト・ディズニーの約束は映画メリー・ポピンズ誕生の物語。
作中ではメリーポピンズ作曲家のシャーマン兄弟が登場します。
言わずと知れた名曲揃いですね。
そんなロペス夫妻とシャーマン兄弟、活躍した時代が違う2組ですが、その2組の曲を一度に聴ける映画があります。
ラプンツェルの後、シュガーラッシュの前に公開された作品。
このブログではこの作品を公開まで2年間異常に追い続けました。
映画『くまのプーさん』 | 舞浜横丁
この作品の作曲を担当したのがアナと雪の女王のロペス夫妻。
そして、お馴染みの曲「くまのプーさん」を作曲したのがシャーマン兄弟。
この2組の楽曲が1つの映画に収められています。
アナと雪の女王ではある曲がくまのプーさん2011のある曲を彷彿とさせます。
一度観たことある方ならこれは!と思うはずです。
また、最初の予告編(オラフとスヴァンが人参争奪するやつ)の曲はいかにもロペス夫妻らしい(プー2011サントラっぽい)旋律となっています。
ロペス夫妻は他にWDWファインディング・ニモ・ザ・ミュージカルも作曲しています(これまた僕のお気に入りです)。
『メリー・ポピンズ』は1964年の作品。『プーさんとはちみつ』は1966年ですから、共にウォルト晩年の作品です。
また、どちらも英国小説が原作、ウォルトの娘ダイアンの愛読書が元で映画化という共通点があります。
作品制作にも関わりがありました。メリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュース、プーのスタッフは彼女の夫(当時)から英国人から見たプーの魅力について教わったそうです。
くまのプーさんシリーズは映像も音楽もディズニー歴代スタッフによって継がれていく、児童文学アニメにおけるファンタジアのような作品です。
そのような長い歴史と伝統をもつ作品だからこそ、ウォルトの人生最高傑作とディズニー史上最高ヒット作、それぞれと関わりを持つことができています。
辛いことにアナと雪の女王、ウォルト・ディズニーの約束が日本で公開されるまでもうちょっとだけ時間があります。
その間にこの2作をつなぐ作品『くまのプーさん』をご覧になってはいかがでしょうか。
ディズニー・モバイルをプー色に染めてみた
今回、ディズニー・モバイル・オン・ドコモF-07Eをひたすらプーカスタマイズするという僕以外誰が得をするのかな試みをしました。
マチキャラ
羊の代わりに黄熊。
いろいろな姿のプーがランダムに登場。
絵だけ見ても十分可愛いですが、これが画面中を動き回るのですからたまりません。
プーを眺めているだけで時間がどんどん過ぎてしまいます。
お前プー眺めすぎ!と怒ってくれるのもプー。
どう考えても可愛すぎるアラーム画面。
ピグレット・・・・・・!
必要なしにいじりたくなるのがタスククリーナー。
動作中のアプリケーションが貯まるほどプーの家がごちゃごちゃしていきます。
お掃除するとプーの家も綺麗に。
無駄にアプリケーション起動したり停止させたりを繰り返しました。8割くらいに調整する難しさ。
万歩計ウィジェットはスタートするとピクニックで寝ていたプーが散歩を始めます。
風船くんもいる!!
ディズニーマーケットの中でもプーはウィジェットや壁紙が数多く配信されています。
一テーマのウィジェットを全てダウンロードすると貰える壁紙も!
カレンダー壁紙なども。
ディズニーモバイルなら全て無料。可愛いプーは何も考えずにダウンロード。
様々なタッチのプーが配信されているため、プーはいるけどこの絵は好みじゃない…という問題もあっさり解決。
選択肢が多いのは素晴らしいですね。
さらに、ディズニーのアプリもプーにカスタマイズ。
ディズニーカレンダー
カレンダーのデザインをプーに変えることができます。
ミッキーの誕生日など、ディズニーの大きなイベントが入っているという素敵なカレンダー。
もちろん自分のスケジュールも加えられるほか、googleカレンダーの予定も読み込むことができます。
となればDisney暦を入れましょう!実はd_calendarはgoogleカレンダーでも配信しています!
これでこそディズニーカレンダー!
とにかく自分の好きなディズニー色に染めることができるのがディズニーモバイルの魅力です。
今回は全てプーにしましたが、ほかのキャラクターでのカスタマイズや、普段は見られないキャラクター同士も自由に組み合わせることができるでしょう。
プーのコンテンツ数はミッキー並に多いですけれどね!(自慢げ)
© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard