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「 くまのプーさん 」 一覧

映画「くまのプーさん」 第46報+ 上映劇場58館に

第46報から1週間でさらに上映館が減少。

10/7時点で全国58館。

1週間で76→58。

東京都は2館減って6。

ワーナーマイカル以外は11館のみ。

そんな中、シネマパニック宮古島が増えました。
?????

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映画「くまのプーさん」 第46報 上映劇場1ヶ月で半減

上映劇場 | 映画館 | くまのプーさん
公式で上映館情報が更新されました。
9/30時点で全国76館。
1ヶ月で151→76に。
参考:第39報
東京都も14→8。
今までに増してワーナーマイカルが目立ちます。 ?????

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映画「くまのプーさん」感想・・・「ウォルト・ディズニー」制作を目指して

「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品」であるプー新作、制作陣のウォルトへの愛を感じる作品でした。
ティガー・ムービーやピグレット・ムービーに代表される今までのプー長編は、原作(ミルン)への愛を感じることが多かったです。
しかし今作ではいつにも増してウォルトへの愛を感じました。
今から50年前、ウォルトはプーの映画化権を獲得、製作に着手しました。
イギリス児童文学といえば、過去に不思議の国のアリスやピーター・パンを作り、メリー・ポピンズも製作中でしたが、アニメーションらしいキャラクターを創造しつつ原作側にも配慮するという難しい作業を迫られていました。
プーはそれ以上に原作殺しといわれていますが、プーはこれらイギリス児童文学のディズニー化とは逆だったのです。
ウォルトはプーを原作そのまま世界に紹介することに意義があると考えていました。
しかし当時のアメリカでのプーの知名度は非常に低いものでした。
その結果、キャラクターなど原作プーはそのままアニメーション化したいが、このままではアメリカ人に受け入れられないという問題が起こったのです。
結局「積み上げ方式」という3短編に分ける方法を採用し、さらにゴーファーの登場など”アメリカ化”を行いました。
ある意味「妥協」とも言えるかもしれません。以後、ディズニープーは原作(イギリス)とカートゥーン(アメリカ)のバランスを時代に合わせて調整していくことが肝となっていきました。
ウォルトの死後、彼の予言通りプーはディズニーを代表する人気者になりました。
世界の誰もがプーを知っている世の中になり、”アメリカ化”を維持する必要はなくなっていきました。

さて、今回のプー新作は「原点回帰」を掲げ、まさにウォルトの時代へ戻ろうという意思を持った作品です。
アニメーターたちも自分たちの師匠がつくったキャラクターを自らの手で再びつくるという作業でした。
しかし、ウォルトの作りたかったプーを作るということは、ウォルトが手がけた唯一のプー「完全保存版」を再現することとは違います。
理由は先程の通り、「妥協」をそのまま再現してもそれは意味がありません。
ウォルトの愛があるからこそ、ウォルトが叶えたかった夢、本当のプーを原作らしくつくる、「完全保存版」の”アメリカ化”を原作寄りに戻すことができたのです。

「完全保存版」でウォルトが用いた原作すなわち「本」の効果は、近作でもナレーター,文字などに現れています。
そして同じプーの蜂蜜妄想シーンである「はちみつがいっぱい」は「ズオウとヒイタチ」の逆とも言えますし、「プーさんとティガー」のティガーが木から下りる方法は今作の穴から脱出する方法の逆さになっています。
このように、「完全保存版」はしっかりと再現しつつ、その中の”アメリカ化”を元に戻して作られたのが今作です。
だからこそ昔のプーの再現ではなく、徹底的にくまのプーさんの世界を描いた作品と評されるのです。
それは、ウォルトが今「くまのプーさん」を制作したらこの作品になった、と言えるような非常に志の高い取り組みです。
くまのプーさんを観て育ち、そのクリエイターを師匠とするプー ファンたちが結集し、ウォルトの愛の元に作った作品、それが2011年の「くまのプーさん」です。

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映画「くまのプーさん」 第45報+ Mini Adventures of Winnie The Poohって何?

第45報のアメリカ版DVD/BD特典映像のニュース。
一番期待できるのはメイキング”Winnie the Pooh and His Story Too”ですが、一方で短編の”Mini-Adventures of Winnie The Pooh”が気になる、というか何?
今回はMini Adventures of Winnie The Pooh: His Balloonというわけで、副題までついています。
ということはシリーズもの?というわけで調べてみると、どうやらイギリスのディズニージュニアで同名の番組が放送されているようです。
5分のミニ番組ですが、CM映像などを見るとどうみても「新くまのプーさん」。
新くまのプーさんの1シーンを切り取ったものという可能性があります。
 

これ以上の情報がまるで出てこないのが不思議なのですが、これ以降は予想ということでまず題名から考えてみましょう。
Mini Adventures of Winnie The Poohというタイトルですが、原題としてはかなり自然なタイトル。

邦題 原題
くまのプーさん/完全保存版 The Many Adventures of Winnie the Pooh
新くまのプーさん The New Adventures of Winnie the Pooh
くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ! Pooh’s Grand Adventure: The Search for Christopher Robin

このように、原題ではThe Many Adventures of Winnie the Poohを基にしたタイトルが多いです。
パークライドも、日本では「プーさんのハニーハント」ですが、海外(ダークライド)はThe Many Adventures of Winnie the Poohです(日本のガイドでは一般的に「プーさんの冒険」と訳されています)。
ということを考えると、「新くまのプーさん」の短縮版という考えも出来ますし、「完全保存版」を意識した新作短編という可能性もあります。
 
副題His Balloonと言われると今回の作品ではあの「風船くん」を思い出すわけですが、英語版ではあの風船はB’loonという表記。
普通に考えたらこの作品の特典映像で全然関係ない風船が出てくるとは考えにくいですが・・・

結局よく分からないとしかいえない状況ですが、とりあえずこれが今分かる限りです。

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映画「くまのプーさん」 第45報 米版DVD/BD特典映像

‘Winnie the Pooh’ Bounces Home on Disney Blu-ray October 25 – Stitch Kingdom.com
10/25にDVD/BDが発売されるプー新作アメリカ版、特典映像が発表されました。
DVD

  • Deleted scenes introduced by directors, Stephen Anderson and Don Hall – 3 deleted scenes including “The Tummy Song,” “”Rabbit’s Friends and Relations” and “Pooh Searches for a Tail”
  • ‘Mini-Adventures of Winnie the Pooh: The Balloon’ – In this charming short, Pooh comes up with a daring plan to get a hold of some honey by fooling a group of bees.
  • Theatrical short: The Ballad Of Nessie
  • Your perfect Winnie the Pooh nursery

BD(DVD特典に加えて)

  • 2 Blu-ray Exclusive Deleted scenes with introduction by directors Stephen Anderson and Don Hall – ‘Original Eeyore Intro’ and ‘Original Tigger Intro’
  • Winnie the Pooh and His Story Too – A fun and informative behind-the-scenes look at the film, designed for the whole family. Hosted by John Cleese (narrator of the film), and with occasional help from Pooh himself, this featurette explores Winnie the Pooh’s history from his beginnings as a character in a book, to his continued life in the movies. The filmmakers reveal how they worked to keep the look of the characters and settings in this movie consistent with their first appearances on-screen in 1966. Pooh, being a bear of very little mind, finds much of this confusing, but the Narrator and the filmmakers make it all clear to Pooh — and you!
  • Sing along with the movie – Follow the red balloon and changing word colors to seven song lyrics featured in the film.
  • Disney song selection – “Winnie the Pooh Theme Song,” “The Tummy Song, “A Very Important Thing To Do,” “The Backson Song,” “It’s Gonna Be Great,” “Everything is Honey” and “The Winner Song Finale”

既に発売されているヨーロッパ(4月公開組)に比べて非常に多くなっています。
ヨーロッパではBD自体が発売されてないですし。
例えばイギリス版(8/22発売)では削除シーンと「ネッシーのなみだ」のみです。
ではアメリカ版の詳細を見てみましょう。

  • 削除シーンはヨーロッパ版と変わらない3シーン。

Tummy Songは邦題「おなかが鳴ったよ」の曲。
Rabit’s~は原作に出てくる「ウサギの親戚一同」です、このキャラクターの導入が検討されたのかな?恐らく落とし穴の話を使おうとした時に出てきたのでしょう。
Pooh searches~は初期のストーリーボードのやつかも。

  • 新作短編?

Mini-Adventures of Winnie the Poohというタイトルもプーらしいタイトル(「完全保存版」の原題は”The Many Adventures of Winnie the Pooh”)。

  • ネッシーのなみだ

日本でも同時上映されている素晴らしい短編。これはどの国でも特典映像に収録されています。

  • Your perfect Winnie the Pooh nursery

どういうコンテンツなのかな。軽めのゲームの予感。
-BD限定

  • 削除シーン+

削除シーンがBDのみで2つ追加。イーヨーとティガーのイントロですが、これはヨーロッパ版ではDVD収録です。

  • Winnie the Pooh and His Story Too – Behind the scenes

これは期待できるメイキング。
ディズニープー45年の歴史をナレーターさんが辿る。
タイトルもすばらしい。(邦題頑張れ)

  • シング・アロング

非常に一般的な形式のシングアロング。
曲は何かな?もしかしたら全部版かも。

  • Disney song selection

単に本編の曲シーンをピックアップしたもののよう。
 
というわけでけっこう期待できる内容になっています。
特にWinnie the Pooh and His Story Tooはかなり良いメイキングになる予感。
日本でも同じ内容になってくれることを祈ります。

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