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「 ファイアボール 」 一覧

ゲボイデ=ボイデ第5話「フギン・ムニン」

辰砂暦39362年

前半最終話。
5話までは全て辰砂暦16年ごとに進みました。

いよいよ気になっていた部分が続々と明かされてきました。
ゲボイデ=ボイデがお土産に持ってきた占星術の棒。
持ってきた場所は「クロノス国エンケラドゥス」です。
クロノス国エンケラドゥスは超合金ドロッセルの箱に書いてあったプロスペロ改訂増補版に「クロノス国エンケラドゥス領に住むビスパコイストヴァ元男爵」として登場しています。
『ワンダーの方へ』での時空移動装置「ポラリス」もメイド・イン・エンケラドゥスでした。
クロノスはヴィントシュトレ卿の型番で、『チャーミング』最終話に登場するのが「クロノス・システム」。
『ワンダーの方へ』でもクロノスが登場します。
クロノスという名はギリシア神話の神様で、ウラノスの子供。
ドロッセルが治めるのがウラノス国テンペスト領です。
エンケラドゥスもクロノスと同じギリシア神話。

お屋敷の名前は「ユグドラシルの塔」。
これでドロッセルが住むテンペストの塔と舞台が異なることがはっきりしました。
ユグドラシルは第7話のタイトルに登場します。
北欧神話で9つの世界を内包する巨大な木のこと。

アリアドネがついに一人称を発し、『ユーモラス』のドロッセルと同じ「ボク」呼びでした。

異国からの使いが登場。
エンドクレジットによると「HECATONCHIRES aka OSTRICH 2187」。
HECATONCHIRES(ヘカトンケイル)は、ギリシア神話に登場する3人の巨人。
3人で登場するところも再現しているよう。
ヘカトンケイルたちはウラノスの子供です。
声優は大塚芳忠さん。
Disney+だとジェフ・ゴールドブラムの世界探求です。
他にジェフ・ゴールドブラムで『マイティ・ソー/バトルロイヤル』吹き替え。
OSTRICHは英語でダチョウ。他に現実逃避者、事なかれ主義の人という意味があります。
2187と桁がやたら大きいことも気になる。

ヘカトンケイルの主人とお友達になってと頼まれたアリアドネ。
「文通」でのお友達を提案します。
1期でドロッセルがユミルテミルと文通していたことを連想させます。

これで前半は終了。
ここから先は全て予告編にないシーンでしょう。
後半もアリアドネとゲボイデ=ボイデの話が続きそうですが、どうなるのか?
じわじわ見えてきたウラノス国テンペスト領との関係、ドロッセルとゲデヒトニスとの関係。
あと5話でファイアボールが終わってしまうのでしょうか。

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ゲボイデ=ボイデ第4話「事象の地平面」

辰砂暦39346年

いよいよ大きなストーリーが動き出しました。たぶん。
4話目にしてオープニングのアリアドネが寝ていないという変化球。
ドローンっぽいやつ可愛い。
枕にわーと言うアリアドネ。
そーこーで、3つの願いを叶えるジーニーもとても分かりやすく再現され、アリエルにジーニーに今作は第2次黄金期ネタが続きますね。

いよいよ時間の流れに干渉するスイッチが登場。
ポラリスを使うのかと思ったら、手榴弾みたいなサイズの球体でした。
ボタンを押すと、3つの場面が出てきます。
1つめが、床から出る柱とプロスペロを持つヴィントシュトレ卿?
2つめがツークツヴァンク?
3つめがイルカ。
イルカははっきり登場し、ゲボイデ=ボイデとアリアドネにも影響を与えます。
シリーズでイルカが映像になったのは初。
1期最終シーンのイルカの泣き声も再び聞こえました。
イルカを含め過去の映像ということでしょう。
ヴィントシュトレ卿がプロスペロを編纂した時代や、ツークツヴァンクがお屋敷の地下に行く前の時代が映されたようです。
だとすると『チャーミング』でドロッセルが出会い語られる過去の出来事を垣間見たことになります。
そして、ボタンを再び押したアリアドネの前にいるゲボイデ=ボイデは、足の一部が『ユーモラス』のゲデヒトニスに。
赤い足はBAU28、黄色い足はBAU29と混ざっています。
しかしこの違和感にはっきりと気付かないアリアドネ。
『ワンダーの方へ』でゲボイデ=ボイデとゲデヒトニスが入れ替わっていたことへの答えに近付いてきています。
アリアドネには変化はなさそうですが、ゲボイデ=ボイデとゲデヒトニスの関係は何なのか?

あらすじではゲボイデ=ボイデの主人はアリアドネと書かれていますが、ゲボイデ=ボイデが「旦那様」と呼ぶ(おそらく)アリアドネの父がいるのも確か。
旦那様がいるのにアリアドネが主人なの?

枕にまでしっかりフリューゲル印がついており、フリューゲル家であることは間違いなく、ゲボイデ=ボイデとゲデヒトニスは型番が1つ違い、アリアドネとドロッセルは同型番のBという違い。
この違いが時空とどう関係してくるのか、辰砂暦はどの時代なのか、

いよいよ次が前半最後の第5話。
タイトルは「フギン・ムニン」で、ムニンは記憶を意味します。
記憶はドイツ語でゲデヒトニス。
ゲボイデ=ボイデとゲデヒトニスの関係を匂わせてきた第4話では、お嬢様の記憶さえも管理していると発言しています。
ドロッセルの記憶は青い薔薇として保管され、薔薇は型番アップデート時に使用されていると思われる様子が『チャーミング』で描かれていました。
お嬢様の記憶の管理こそゲデヒトニスの役割だとも考えられます。
『チャーミング』以来、再び「記憶」がキーワードになってきた気がします。

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『ゲボイデ=ボイデ』後半5話タイトル発表

12月放送の『ゲボイデ=ボイデ』後半、第6〜10話のタイトルが出てきました。

#6 おおむね無害
#7 ユグドラシルの長い午後
#8 ワルキューレ
#9 ラグランジュの暗点
#10 バンジージャンプ・メソッド(アリアドネの糸)

「おおむね無害」は『銀河ヒッチハイクガイド』での地球の項目「ほとんど無害」っぽい。
銀河ヒッチハイクガイドは無印第1話のイルカの話の元ネタ。
「ユグドラシルの長い午後」は『地球の長い午後』かな。
どちらもSF小説です。

「ユグドラシル」「ワルキューレ」は共に北欧神話。
ファイアボールで北欧神話が出てくるのは『ゲボイデ=ボイデ』が初な気がします。
だいたいギリシア神話だったはずで、アリアドネもギリシア神話から。
北欧神話になると知識が『マイティ・ソー』に偏ってしまいますが、「ユグドラシル」は9つの世界を内包する巨大な木。
「ワルキューレ」はヴァルキリーのドイツ語読みです。

ラグランジュは数学者で、彼の功績の中でも「ラグランジュ点」が今回のタイトルでしょう。
「ラグランジュ点」とは、宇宙の中で天体と天体同士の重力がバランスを取れる安定点のこと。
難しいのでよく分かりませんが、宇宙で安定するってファイアボールっぽい気もする。

最終話「バンジージャンプ・メソッド」は『ゲボイデ=ボイデ』第1話で言及されたメソッド。
ゲボイデ=ボイデ曰く「概ねの場合、その後バンジージャンプ・メソッドにより元いた場所へと戻ってまいります」。
「そこからまた挑戦すれば良いのです。何度でも」というのは、『チャーミング』最終話の「次はきっと上手くいくわ」を思い出させます。
そして「アリアドネの糸」は「難問を解決する鍵」を意味します。
バンジージャンプの紐がアリアドネの糸だということなのでしょうか。

最終章、やっぱりアリアドネで終わるの?

追記
5話で、『銀河ヒッチハイクガイド』から「空飛ぶクジラ」が登場。
「ユグドラシル」はアリアドネが住むお屋敷の名前が「ユグドラシルの塔」だと明かされました。

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ゲボイデ=ボイデ第3話「しばらくお待ちください」

辰砂暦39330年
やっぱり16年毎です。

タイトル「しばらくお待ちください」は本編を見れば何のことか分かるでしょう。
お屋敷の電気系統のメンテナンス中。
停電中に目が光るのは1期第1話ですね。
他にもちくわぶや、それを部活動と捉えること、何秒後の表示、暴飲暴食、すわお祭りかなど、明らかに過去作の要素満載の展開です。

「テンペスト領恒例の提灯グランプリ」とゲボイデ=ボイデが発言したことから、アリアドネが住むのはドロッセルと同じテンペスト領のようです。

113秒は本当に113秒でした。
『ユーモラス』第8話での「84秒後」があったからこそ表示されただけの笑いがよりきいてきます。
エンドクレジット突入しかけ、電球など、視覚的な笑いが多めの回でした。
クイズのポーズも良い。
会話劇より視覚が重視されると英語展開も狙っているのでは?と思ってしまいます(同じことを『ユーモラス』の時も言っていた)。

アリアドネは今回もかなりまともでした(ドロッセル比)。

このエピソードはこれから確定申告のたびに思い出すことになるでしょう。
印鑑証明より出会うこと多いしな。

あっという間に前半も折り返しです。

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ゲボイデ=ボイデ第2話「テセウスから遠く圏外」

辰砂暦39314年
第1話から16年で、1期2期と同じ進み方です。
オープニング『ゲボイデ=ボイデ』のロゴと一緒に右下に「ZINNOBER 039314」(ZINNOBERは辰砂のドイツ語)と出ています。
この上の丸にKっぽいマークはアリアドネの頭部にもついていますね。

タイトルは「テセウスから遠く圏外」。
テセウスはギリシャ神話の英雄で、怪物退治の際に彼を助けたのがアリアドネです。
お嬢様と深い関係のある名前ですが、テセウスには「テセウスの船」という逸話もあり、これは同一性のパラドックス。
ファイアボールで例えると、ドロッセルのパーツが全て変わったとき彼女をドロッセルと呼べるのかといった問題です。
本作は、ドロッセルもゲデヒトニスもいないけれどドロッセルとゲデヒトニスっぽい会話劇はファイアボールなのか?といった「テセウスの船」に陥らせている作品だとも言えます。

冒頭はゲボイデ=ボイデが「おはようございますアリアドネお嬢様」と言って起こし、アリアドネが寝言っぽい単語を言い起きるという流れで固まりました。
ドロッセルの新機能についての話が展開されますが、「自動的に」は『チャーミング』第1話でドロッセルが発した言葉ですし、今回も1〜3期を思わせる要素が多く出てきます。
心の距離が物理的な距離になるのはシリーズの各地で出てくるテーマです。
かつて人類は…とユーモラスな歴史を語るのもファイアボールらしさ。

ゲボイデ=ボイデが「かつて旦那様がお話しされた教訓を」と言い、「旦那様」の姿が見られるかと思いきや騙されました。
ゲデヒトニスはヴィントシュトレ卿のことを『ユーモラス』で「旦那様」と呼んでいます。1,2期では「亡きお父上」。

そして第2話でもドロッセルはボケませんでした。
まともな娘。

loadingネタは今後Disney+で配信されることを思うとより面白くなりそうです。
そういえばゲボイデ=ボイデは『ワンダーの方へ』でもテープ巻き戻しネタをしていました。

放送前にはファイアボール公式twitterがバーチャル背景用のお屋敷壁紙を配布してくれました。
めちゃくちゃ嬉しい。

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