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「 ファイアボール 」 一覧

「ファイアボール チャーミング」Disney DELUXEで配信開始


サービススタート時から「ファイアボール」を配信し全人類以外を喚起させた国内ディズニー初の定額動画配信サービス「Disney DELUXE」。
毎週金曜日に新動画が追加され、想像以上のラインナップになっています。
ソフィアも全話観られます。
そしてスタートから約2ヶ月となった5/24ついに「ファイアボール チャーミング」も配信開始!
「ファイアボール チャーミング」 の関連動画一覧|ディズニーデラックス動画公式
追加予告となるcoming soonには2週間前に登場し、てっきり先週金曜日に配信されるものだと思い込んでいたハイペリオン派人類をやきもきさせていました。
TVシリーズは同ページ内でシーズン1,2と切り替えられるシステムですが、ファイアボールはシーズン毎にタイトルが変わるので別作品扱いとなっています。
Disney DELUXEのホーム画面には、メインバナーとしてチャーミングも登場!
ディズニー作品としてファイアボールシリーズが多くのディズニーファンに見られる、良い時代がきました。
このまま「ファイアボール ユーモラス」の配信、そして新作の制作に繋がってほしいです。
Disney+での海外展開も期待したい…

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ファイアボール オーディオ・オモシロニクス「ファイアボール外伝 ワンダーの方へ」


ファイアボール10周年記念盤「ファイアボール オーディオ・オモシロニクス」(Blu-ray付)

ファイアボール オーディオ・オモシロニクスが発売されました。

まさに10周年記念盤。
10年間のファイアボールの歴史を旅する、想像を超えた作品でした。

という話をユニバーサルミュージックのサイトに寄稿しました。
『ファイアボール』に魅了されたライターが振り返るファイアボール10周年と、「ファイアボール10周年記念盤『ファイアボール オーディオ・オモシロニクス』」最速レビュー。 -Disney Music
ネタバレなしでファイアボール10年間の思い出とディズニー作品としてのファイアボールについて書いています。
全編聴いてから読むと様々な謎が分かるようにヒントを散りばめているつもりです。

以降は本編全て聞いた上で、完全ネタバレありで「ワンダーの方へ」について書きます。

「ファイアボール外伝 ワンダーの方へ」では、新キャラクター「ゲボイデ=ボイデ」がファイアボール3期分の時代を冒険します。
ゲボイデ=ボイデが乗る「ポラリス」は北極星の名前です。
ドロッセルの喋り方だけで時代がわかるのすごい。

Tr1「ジョン・スミスによる口に出せない不都合」ではファイアボールズの原点とも言える物語が明らかになります。
ジョン・スミスは方舟で地球からウラノスと名付けた楽園へと向かおうとしました。
本人を積み忘れましたが、「クロノスIと呼ばれた階差機関とその手足となる9つの車両」が積み荷でした。
ウラノスとは、ドロッセルが統治するテンペスト領がある国の名前。
そしてクロノスとは、「ユーモラス」におけるヴィントシュトレ卿の型番「KRONOS-Ⅴ」。
つまりKRONOS-Iがウラノス国に到着し、ヴィントシュトレ卿とドロッセルへと続く統治の歴史が始まったのだと考えられます。
そして、KRONOS-Iの手足となった9つの車両とは、プロスペロ第1章1節や第9章25節で語られる、世界を作った9人の賢者を連想させます。
そしてツークツヴァングが9体編成の車両です。
ハイツレギスタ工業は地球にもあったのかな?
また、「チャーミング」最終話でドロッセルが眠りにつく「おさなごころのゆりかご」があるシステムの名前が「クロノス・システム」。
「クロノス・システム」はドロッセルの父ヴィントシュトレ卿がハイツレギスタ社と共に作り上げ、彼の死が起動キーとなっていた君主育成システムです。
クロノスという名はギリシャ神話の神様の名前から取られたもの。
クロノスはウラノスの子供で、クロノスの娘はギリシャ神話最高位の女王ヘラ(英語読み「ジュノー」)。
ドロッセルたちフリューゲル家が統治するのはウラノス国テンペスト領、ドロッセルの「チャーミング」以降の型番は「ジュノー」です。
「ワンダーの外へ」でも、「チャーミング」の時代に来たゲボイデ=ボイデが「ジュノーシリーズが実用化している」と発言しています。
ドロッセルの「ユーモラス」での型番は「カスタリア」で、ギリシャ神話の精霊のこと。
ドロッセルはお父様の死をうけてクロノスの娘ジュノーへとアップデートされたのでしょう。

Tr17でヴィントシュトレ卿は人類になると宣言。
人類になることがハイペリオンにとっての死のようです。
ヴィントシュトレ卿は人類という説はありましたが、「チャーミング」以降は本当にそうのようです。
一方ゲデヒトニスが話した偉大なる公共事業は嘘らしい。
その後も「チャーミング」後半までゲデヒトニスはヴィントシュトレ卿に仕え続け、ドロッセルに嘘をついていました。
輝く星に手が届かないゲデヒトニス。
届くにはユーモラスが足りないそうです。
一方で輝く星にも手が届いたというのは人類の功績として語られています。
ハイペリオンと人類の大きな差がユーモラス(語源は体液)であるという3期タイトルの意味に繋がります。

Tr29では、無印最終話の後が描かれます。
メルクール暦で最終話の16年後。メルクール暦は8年か16年ずつ進むので最終話の直後です。
ドロッセルとゲデヒトニスが向かうお城の持ち主は薔薇騎士団の団長。
彼が人類であることが発言されています。
最終話の後「良い知らせ」を聞いたドロッセルは人類に会うために出かけているのです。
アカヒトニスの活躍で星々の配置が変わり、この世界の存在が選択されました。
星々の配置といえば、「ユーモラス」のあらすじに「彼らは、やがて星々が正しい位置にもどる日を待っていました。」とあります。
ユーモラス最終話は「そして、星々は正しい位置に戻るようだ。」
最後にはきちんとゲデヒトニスの名前を呼ぶドロッセルが印象的です。

トラック36「最後から2番目の通信」はイモニトロンナイトのオープニングの言葉です。
イモニトロンナイトは「それでははじめよう、このうつろな未来の攻略を」でしたが、「開拓者たちには〜」と変わっています。
この声がジョン・スミスであることはトラック1で明かされました。
ジョン・スミスとはポカホンタスに登場するアメリカ開拓者。
つまりファイアボールの世界は地球からの開拓者が作り上げた未来だということでしょう。

最後のキャラクターソング「花と木と惑星と」では、
あなたは碧い薔薇の騎士団
私たちには翼がある
という歌詞がうたわれます。
碧い薔薇とは、「チャーミング」でドロッセルが誕生日にもらったもの。最終話でもユーリが弾けて出てきます。
解説書IMONIには青い薔薇が無印の青い蝶を示唆させる旨が記されています。
青い薔薇は近年技術進歩で完成したもので、昔の花言葉が「不可能」だったものが完成したことで「夢が叶う」に変わったもの。
さらに薔薇騎士団とはトラック29に登場した人類のこと。
人類との共存が不可能だったのが可能になり夢が叶うことを象徴しているようです。
そして、「翼がある」というのは、ドロッセルの名字フリューゲルがドイツ語で翼を意味するということ。
無印最終話にしてテンペスト領当主フリューゲル家のドロッセルをはっきり名乗ったドロッセル。
直後のエンディングで流れる曲名が「その翼を見よ」です。

Tr35「ワンダーの方へ」は再び「ユーモラス」に戻った世界で、ドロッセルとゲデヒトニスが会話します。
違和感を覚えるドロッセルに対しセントエルモデイで伝書ビームの電波が増幅されていると説明しますが、「セントエルモの火」は無印でドロッセルが伝書ビームを使いたがったエピソードのタイトルです。
「ユーモラス」のテンペストの塔は非常に閉鎖的な作りでしたが、その扉が開けられ、ドロッセルはこの時代にして外にお出かけします。
「お供いたします、いつまでも」が非常に印象的です。

非常に希望あふれる内容でした。

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ファイアボール10周年記念盤「ファイアボール オーディオ・オモシロニクス」発売決定


ファイアボール10周年記念盤「ファイアボール オーディオ・オモシロニクス」(Blu-ray付)

ディズニー・チャンネル15周年を迎えた11/18、ファイアボール10周年企画最終企画として「ファイアボール オーディオ・オモシロニクス」の発売が発表されました。
「ファイアボール ユーモラス」がようやく円盤化されます。
価格はいつもの5,000円。
本編7分半なのに5,000円。
2019年1月23日(水)発売。

今回は「オーディオ・オモシロニクス」というタイトルの通り、オーディオが充実。
CD+BDというセットです。
ちくわぶBOX(チャーミングのDVDセット)もCD付きでしたが、今回のCDは本格的。
そもそもユニバーサルミュージックからの発売で、CDにBDが付録しているという形式です。
https://sp.universal-music.co.jp/fireball10th/
CD、BD、ブックレット付き描き下ろし特製パッケージの仕様ということで、今回はおもちゃは付録しない模様。

CDには新録オーディオドラマ「ファイアボール外伝 ワンダーの方へ」を収録。
「優雅で伝統的なキャスト、大川透、川庄美雪、加藤賢崇、磯部弘に加え、物語の鍵を握る新キャラクター”ゲボイデ=ボイデ”に神谷浩史、”ヴィントシュトレ卿”に菅生隆之、ナレーションには銀河万丈という揺るぎない無駄遣いを実現。」
なんと20分を超えるオーディオドラマだそうです。
映像本編は7分半なのに。
声優復帰された大川透さんと川庄美雪さんのコンビは当然として、加藤賢崇さんはレジナルド役、磯部弘さんはハラヅモリ3000役。
2期と3期のキャラクターが両方登場します。ヴィントシュトレ卿も3期にしか登場せず、どの時期の話なのかも気になります。
「計20分を超える」ということで、時間毎に区切られた話になるのかも?

サントラはちくわぶBOXのサウンドトラックに「ユーモラス」分も追加。
さらに、テンペストのれん街CMソングなど新曲も登場。
「おれが海賊(宇宙海賊キャプテン・レジナルド)」も収録されます。

そして、初のキャラソンも収録。キャラソン??
ドロッセルとゲデヒトニスが歌います。
エチュード『うつろな未来』は先行配信中。
Apple Musicでも聴けます。
ファイアボール名言集のような歌詞です。
なぜかカラオケバージョン付き。

CD「ファイアボール オーディオ・オモシロニクス」
収録トラック
【 オーディオドラマ 】
ファイアボール外伝 ワンダーの方へ
【 新曲 】
エチュード『うつろな未来』/ドロッセル・フォン・フリューゲル & ゲデヒトニス
キャスタリア譚詩曲「花と木と惑星と」/ドロッセル・フォン・フリューゲル & ゲデヒトニス
おれが海賊(宇宙海賊キャプテン・レジナルド)/串田アキラ
管弦楽のためのカッサシオン「ファイアボール」より序曲「ウラノスの嵐」
テンペストのれん街CMソング
【 サウンドトラック/作曲:薄井由行 】
フリューゲル公爵のためのカンタータ 第19番 (プレリュード)
交響詩「その翼を見よ」
第√2景 終曲「タイタンの糸車」
砂丘
ディズニー・チャンネル ステーションIDのための音楽
フリューゲル公爵のための凱旋曲 第13番(プレリュード)
「エブドメロス式海岸」第4096章 序曲
交響的印象「空想する床下収納」
小管弦楽のための嬉遊曲「虹の進軍」
「クロノスと呼ばれる独裁者」組曲第2番より「輪転機を回すデウスエクスマキナ、あるいはドアノブ」
「クロノスと呼ばれる独裁者」組曲第1番より「おさなごころのゆりかご(デイジーベル)」〜「碧き薔薇の騎士団」
国境線
フリューゲル公爵のための頌歌「複製されるラプラス」第α楽章
行軍のための祝曲「アルタイル球、そして公爵の帰還」
Dlife ステーションIDのための音楽(ドロッセル)
Dlife ステーションIDのための音楽(ゲデヒトニス)

BD「ファイアボール ユーモラス FRAGMENTS」
収録トラック
【 本編 】
『ファイアボール ユーモラス』第1話 きたるべき世界
『ファイアボール ユーモラス』第2話 黄金のこころ
『ファイアボール ユーモラス』第3話 ハイペリオン交点
【 特典映像 】
ファイアボール x Dlife「ココで見ル、タダで見ル。」篇
Dlife開局5周年ID ドロッセル篇
Dlife開局5周年ID ゲデヒトニス篇

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ドロッセルがアーケード版ツムツムに進出


アーケード版「ディズニー ツムツム」に7月26日よりVol.18スペシャルマスコットとしてドロッセルが登場しました。
『ディズニー ツムツム(アーケード)』公式サイト

また、LINEディズニーツムツムでは「ファイアボール ユーモラス」版のドロッセルツムが7月限定で登場しました。
アーケード版は4月から予告されていました。

ファイアボール関連では、昨年12月から休養に入っていたゲデヒトニスの声優、大川透さんが復帰。
大川透 復帰のお知らせ|マウスプロモーション
ユーモラス放送後、追加の音声収録ができない状態でしたが、復帰されたことで、追加エピソードやDVD発売にも期待したいところです。

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ファイアボール ユーモラス第3話「ハイペリオン交点」

EPISODE ⅩⅠ:
THE HYPERION INTERSECTION

最終話は荒川監督による実況解説があったので情報が豊富です。
言うなれば「わかりやすい図解入り」的状況。

今回は11話目くらい。
つまり残り2話分くらい残してお話が終わることになります。
1期,2期とは一味違ったシーズンフィナーレ(暫定)です。

ドロッセルはまだ一人称が「僕」。
赤い髪ユニットは寝癖でした。


ハラヅモリ3000は荒川監督の声ではないか?と予想していたら1000が監督の声でした。
ハラヅモリ1000に「BAU28」と書かれているのが非常に気になります。
ゲデヒトニス(BAU29)の一型番前ということで、本来なら少し昔のゲデヒトニスのはず…

そして衝撃すぎる展開。
まさかのお父様がご登場です。
マントや椅子が再登場。
そしてクレジットではWINDSTILLE VON FLUGEL aka KRONOS-Ⅴという名前が明かされました。
クロノスってヴィントシュトレ卿のことだったのか!
チャーミング最終話でドロッセルが眠りについた機械、これが君主育成プログラム「クロノスシステム」。
ヴィントシュトレ卿が自分の亡き後に娘を君主に育てるためのシステムとして構築したことがわかります。

そしてクロノスとはギリシア神話の大地および農耕の神。
ウラノスの子供です。
ヴィントシュトレ卿が統治する国は「ウラノス国」。
そして、クロノスの娘こそ「ヘラ」。英語読みで「ジュノー」です。
ドロッセルの2期以降の型番はJUNO。
ヴィントシュトレ卿とドロッセルの関係が型番で繋がりました。
ウラノス国を納めたヴィントシュトレ卿と後継のドロッセル
ウラノスの子供のクロノスとその子供のジュノー
という関係が成り立ちます。

そして、完璧すぎる読書感想文コンクール優勝者発表の後には、
「FIREBALL WILL RETURN」
の一文が…
40000年でも待ちます。

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