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 - 駄話  - by poohya

年間グランドスラムをした #d_advent


写真は本文中に一切登場しないアウラニ

このブログは「ディズニー関連ブログ アドベントカレンダー2017」の21日目の記事です。
主催を引き受けてくれたらむくん、ジャンクションくん、とわくんに感謝します。

「年間グランドスラム」って響きかっこいいよね

今年は色々なディズニーパークに行く機会がありました。
気付けば5月から12月の8ヶ月で世界の全ディズニーパークを回りました。
昨年ようやくグランドスラムを達成したのに、今年あっさり2周目です。
グランドスラム自体の魅力は「ディズニー関連ブログ アドベントカレンダー2017」9日目の舞浜新聞さんの記事を読んでいただくとして、
年間グランドスラムを達成して分かったことがあります。
響きはかっこいいけれど大した意味はない
短期間でグランドスラムしたところで長期間かけたグランドスラムとの差は特にないですね。

21日目は以上です。

言いたいことはそれだけなのですが、せっかくなので最近のディズニーパークの傾向みたいな感想を書こうと思います。

FPの進化

今年の大きな出来事のひとつにファストパスの進化が挙げられます。
各パークにFPはありますが、それぞれ特徴があります。
雰囲気でまとめてみました。

そもそもFP対応アトラクションが少ないパークもあります。
香港なんてほぼ無です。
一方FPの電子化を果たしたパークも。
WDWは事前取得ができます。
現地でもガンガンFP予約変更をかけられ、1日1パーク3枚までで使い果たしたら次が取れるというルールなので、活用法が大きく異なります。
そして上海でパーク内からのアプリ取得が可能に(紙も併用)。
DLRでは上海と同じようなシステムが有料で始まりました。
こちらは単にFP発券所まで行かなくて済むというもの。
上海はFP取得に走る人が多過ぎたのでアプリ化の功績は大きいです。
パスポートをアプリで読み込んで、入園するとFPが取得できるようになります。グループもまとめて取得可能。東京の抽選アプリと同じようにパスポートを読み込みますが、一度登録するとそのまま何度も使えます。
アトラクションまで向かわずに取得できてとても便利ですが、代わりにFPが爆速で減っていくようになりました。

パーク毎に異なる入園管理

WDWはMagicBandシステムなので別として、他パークはパスポートのQRコードで全てを管理しています。
ただ、各パークでQRコード上のゲスト管理方法が異なっています。
パスポートは、再入園時の判定としてと本人を紐付ける必要があります。
東京はハンドスタンプですね。
アナハイムも同様。
WDWと香港は指紋です。
香港は2デー以上のみ指紋取られるっぽい(再入園をあまり想定していない)。
上海は顔写真を撮られ、入園時とFP入場時に使われます。
パリは衝撃の「特になし」。パークホッパー何度もするパークなのに。

こうやって見ていくと、上海のパスポートが一番進んでいるように思えます。
ただ香港上海はパスポートと指紋が紐づいているのに誰がどのパスポートか判別つかないので複数人でいくと管理が面倒です。
WDWは便利だけれどシステムがポンコツすぎるから却下。

パリの愚痴コーナー

パリは2パーク間の距離が近く、第2パークの規模的にもパークホッパーが前提で作られているようなものです。
なのに入園ゲートは2ゲートに対してキャスト1人のオペレーション。
ベビーカーは全てキャスト対応になるため、キャストは基本そこにかかりっきり。
セルフサービスでパスポートを読み込みますが、読み込めた判定が分かりにくい。
Welcomeという音とランプで判定が出るのですが、入園者が連続するとそれが出ないときもあります。
読み取れたかな?とバーを押してみて、回ったらクリア。
今21世紀だぞ。

空いている平日だけこんな対応なのかな?と思ったら、結構混んでいた土曜日も変わりませんでした。
無駄に多いゲスコンをエントランスキャストに回してくれ…
一度だけ退園口でハンドスタンプ押していましたが、入園口がこんな調子なので確認はありません。
あのスタンプはなんだったのでしょうか。

案の定、使い終わったパスポートを他の人にあげるゲストがいて、受け渡し現場を目撃したキャストがめっちゃ怒ってました。
いやこれ自業自得だろう。

どうなる東京

東京の特徴は、
・開園時にゲートを通過する人数が多い(アーリーエントリーが少なく開園時間前の一部エリア入場も行わない)
・パークホッパーが少なく再入園者が少ない
・夜間パスポートがあり新規入園者が一日中来る
という点だと思います。

上2つは上海と似た条件ですね。
東京の方が年パス+多少のパークホッパーチケットがあるので再入園者は多いですが。
あと上海は開園30分前に開く。パリも同じですが、あれ何の意味があるんだろう。素直に開園時間変えればいいのに。

東京はフラッパーゲートの導入、年パスの顔認識が始まります。


これ書いていたらちょうどイメージイラストが届きました。

現在、ガラガラ回す式のゲートを採用していないのはWDWだけ。
東京はかなり先進的なシステムになります。
おそらくベビーカーや車椅子がそのまま通過できるので、かなり有能。

さらに自動券売機が導入されますが、これは夜間パスポートがあり券種が複雑な東京にはとても良いシステムです。
パークホッパー(マジックパスポート)も複雑で説明が面倒なので、各国語で文字説明あると分かりやすいでしょう。

このような東京の特徴を見ていくと、顔認証はとりあえず年パス向けというのは理にかなっています。
ワンデーパスポートが生体情報と紐付くと意外と面倒ですからね。少なくともFPが電子化されない限りかなり混乱します。
再入園が多い年パスだけ顔認証で通すのは効率の良いやり方でしょう。
ほんと今の年パスもハンドスタンプ押す運用は意味不明すぎる。

世界のパークを回ってみると、東京の交通の便の良さが身に染みて分かります。
香港や上海も空港から近いですが電車乗り継ぐかタクシーしかないですし、都心からも空港からも直行できる便利さはすごい。
ホテルへのアクセスも良いですね。オフィシャルにも行きやすい。
あとはウェルカムセンターの簡易版かデジタルサイネージの案内板をシャトルバス降り場に設置すれば良いと思います。

有益なグランドスラムをしよう

あれこれ今年行った経験をもとに語ってきたように見えますが、アナハイムの新FP「MaxPass」は僕が行った後に始まったので使っていません。
「年間グランドスラム」がいかに響きだけの存在かよくわかりますね。

それよりも「ディズニー関連ブログ アドベントカレンダー2017」グランドスラム(25本の記事すべて読む)をした方が有益ですね。

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