プー作品の詩集の訳者 小田島雄志さん死去
小田島雄志さんが6/8に亡くなりました。95歳で老衰でした。
シェークスピアの全訳などの英文学者で演劇評論家として知られています。
そして、「クリストファー・ロビンのうた」(When We Were Very Young)と「クマのプーさんとぼく」(Now We Are Six)の訳者です。
A.A.ミルンによるプー作品は、一般的に4作品とされています。
発売順に「クリストファー・ロビンのうた」、「クマのプーさん」、「クマのプーさんとぼく」、「プー横丁にたった家」です。
「クマのプーさん」と「プー横丁にたった家」が100エーカーの森を舞台にした物語で、ディズニーアニメーションの原作にあたります。
「クリストファー・ロビンのうた」と「クマのプーさんとぼく」は詩集で、舞台はクリストファー・ロビンが暮らすロンドンを中心にしています。
「プー横丁にたった家」は1942年に、「クマのプーさん」は1950年に、石井桃子さんが訳しました。
そして「クリストファー・ロビンのうた」を1978年に、クマのプーさんとぼく」を1979年に訳したのが、小田島雄志さんと小田島若子さん夫婦でした。
4作品をまとめた「クマのプーさん全集」は、石井桃子、小田島雄志、小田島若子の訳となっています。
シェイクスピア研究者で、英詩の訳に長けていた小田島さんが、子ども向けながら韻律や言葉遊びの多いミルンの詩を訳したのでした。
