- 東京ディズニーリゾート olc - by poohya
「サンクスデー2015」OLC上西社長が上場来高値、フローズンファンタジーの手応えに言及
サンクスデー2015の取材に行ってきました。
2年前の株主総会で問題となった「開園ダッシュ」は明確に禁じられたようで、散々アナウンスが流れていました。
実際、今年はキャッスルフォアコートのセレモニーは事前抽選だったようで、走ったところで特にやることがありません。
それはさておき、サンクスデー2015にはOLC加賀見会長と上西社長が登場。
普段は聞けないコメントを取ることができました。
サンクスデー自体のレポートはこちらを。
閉園後の東京ディズニーランドにキャスト約1万6000人が集結! ありがとうの日「サンクスデー」潜入レポ – D*MANIA
毎年恒例のカストーディアル姿でグリーティングを行っていた上西社長。
職種は自分で選んでいるようで、場所の制約がなく自由にコミュニケーションを取って周れるカストーディアルを選んでいるそうです。
プレス向けに掃除姿を撮影させ、なんとその場で囲み取材にも応じてくださいました。
全文は上記事3ページ目。
最初はキャストのホスピタリティなど、サンクスデーに関する質問でしたが、突然株価に関する質問が。
背景として、サンクスデー(月曜開催)前の金曜日、「スティッチ・エンカウンター」オープン日の発表があり、週明けサンクスデー当日はOLC株が高騰。上場来高値を記録しました。(その後20日も記録更新)
参考:OLCが連日で最高値更新、大和は「アナ雪」イベント効果で業績に上振れ期待と | 個別株 – 株探ニュース
――今日(1月19日)株価は上場来高値を記録したが
これは市場が決めることで、私どもがどうのこうの言うことではないが、やはり上がるということに関しては、何かしらの評価が含まれているということになるので、そういったことをしっかりと受け止めて、より良い会社にしていきたい。
世の中に提供する私たちの価値をもっと上げて、皆さんに理解されるようにしていきたい。
さらに、先ほどのニュース記事で業績上振れ期待要素として挙げられているスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」についても。
――1/13からスタートしたスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」の手ごたえは
私も今日で(鑑賞は)2回目だが、非常に良いと思う。
ディズニーの作ったものは、人の心に届く作品が多いと思うので、それをハードとして、手前味噌だが、良い形で表現できたというのは、ゲストも支持してくれるのではないかと思う。
この直前までサンクスデーセレモニーとして「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」が公演されていたことを踏まえた発言。
ディズニー映画を良い形でハードとして表現できたと語っています。
新たな「ハード」については、サンクスデーセレモニーで上西社長・加賀見会長ともに発言をしていました。
10年計画の構想を簡単に説明し、このようなハードにより新たな東京ディズニーリゾートに生まれ変わるが、そこにはキャストの優れたホスピタリティというソフト要素も重要だという話でした。
「世界にたった一つの東京ディズニーリゾートということで、他のテーマパークとは違った意味での新しい形のテーマパークを皆さんと一緒に創って参りたいと思います。まさにオンリーワンの東京ディズニーリゾートでございます。」(加賀見会長)
ディズニーとは違い、オリエンタルランドとしてTDRを創ることが加賀見会長をはじめとするOLCの意思として以前から強く表れていましたが、今回のサンクスデーではディズニーのコンテンツをハードとして活用し、OLCが得意とするソフトでその価値を発揮させるという展望に見えました。
これは単なる印象に過ぎませんが、ファンタジーランドかTDS8つ目のテーマポートは「アナと雪の女王」の方向で考えているな、と思いました。
参考:新ファンタジーランド&8つめのテーマポート構想発表、17年以降導入へ|舞浜横丁
TDL、スモワ移転→17年にアナ雪新施設?日経が報じる
かがみんの「オンリーワンの東京ディズニーリゾート」は相変わらず不思議な表現ですが、海外パークにはないディズニー映画コンテンツが登場するのではないかと思わせる社長・会長の発言でした。