- 舞浜外イベント - by poohya
メアリー・ブレア原画展
メアリー・ブレア原画展【公式サイト】スタジオジブリ所蔵 – STUDIO GHIBLI
現在長崎県美術館で開催中のメアリー・ブレア原画展に行ってきました。
メアリーブレアといえば、06年のディズニーアート展で人気となり、09年にはメアリーブレア単独の展覧会が開かれました。その後も各地巡回があり、今年はスタジオ・ジブリ所蔵の原画展という形で名古屋・新潟・長崎にて開催。
今回はカリフォルニア・ウォーターカラーからプレストン・ブレアまでメアリー・ブレアの初期から。
自画像には額の裏から発見された絵も展示されていました。
ディズニー部分は南米旅行が中心。
当時のブラジル地元紙や日記が展示されていました。
三人の騎士のホセ・キャリオカとブラジルの旅での汽車の絵も。
「自分自身のスタイル」がなんの妥協もなくスクリーン上のアニメーションとなったのは、このときだけだった。
シンデレラやアリス、ピーターパンといったクラシック期のコンセプトアートは各映画2枚程度という簡単なもの。
青い自動車と小さな家のほうが分量多かったです。
また、彼女のディズニー・レジェンドのトロフィーやウォルト・ディズニー・スタジオ社員証、映画芸術科学アカデミー会員証、WEDのカード(名刺)(デザインコンサルタント名義)、ディズニーランドのシルバーパス(Mr.&Mrs. Blair)が展示されていました。
そしてイッツ・ア・スモール・ワールドで1コーナー。
リトル・ゴールデン・ブックスはじめディズニー外の展示。
ここでココアガールやレモネードガール、ケヴィンとノドヴァンなどの展示。
大きなスペースが割かれていました。
アイスのCMも上映。
コンテンポラリー・リゾートの壁画の後は、彼女の余生、「絵」を描いていった時代。
「This is Mary」とライトで照らされていました。
絵に物を貼ったりして立体的な作品になります。
そして最後のコーナーは彼女に魅せられたアーティストたちによる作品。
中でも最後にあったピート・ドクターはジブリ制作のアニメーション。
胸にMARY BLAIRとハートで囲まれて書かれた服を着ているピート・ドクターが踊り、「笛を吹く お医者さんこと ピート・ドクター」という文字が。
一体なんだったのか・・・
最後の衝撃でそれまでの展示が吹っ飛びそうになりながら展覧会を後にしました。
ディズニー作品については物販のポストカードのほうが多かったです。
文字通りメアリー・ブレア展として、東京都現代美術館で行われた時とは違う満足感でした。