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 - 映画  - by poohya

実写版『リトル・マーメイド』感想

実写版『リトル・マーメイド』を観ました。
以下ネタバレ感想です。

ネタバレなし版はこちら
https://ure.pia.co.jp/articles/-/1857524

完璧。
アニメーション版『リトル・マーメイド』は一番の名作だと思っています。その分実写版には期待も不安もありました。
D23 Expoでパート・オブ・ユア・ワールドのシーンを見てから、どうやら良さそうだぞとは期待していましたが、遥かに上回ってきました。

Disney100のロゴをIMAXで観られただけでまず満足なのですが、オープニングはかなりリアルな波の映像から始まります。
アンデルセンの言葉が引用され、タイトルロゴ。
ここまでアニメーション版とかなり異なります。
今となっては、自分は人間だから涙を流せる…と思ってここでもう泣けるのですが。
船乗りたちも人魚狩りをしており、そこで人魚伝説が語られる流れ。
でもそれは人魚ではなくイルカで、ここでアニメーション版オープニングのイルカが泳ぐ流れと重なってきました。

今回の実写化の大きな要素として、アニメーションから実写にするにあたってリアリティラインを上げていることがあります。
セバスチャンやフランダーの生き物らしい造形がその最たるものでしょう。
その中でなるべく魔法っぽいものも排除されています。
どうしてもトリトンとアースラは魔法を使わないと話が成立しませんが、トリトンも無闇に魔法を使いません。
そして、人魚という存在も、より人魚伝説に寄った形になっており、オープニングのイルカがアニメーションと重ねつつアリエルの存在をリアリティ側に引き寄せています。

エリックが登場し、そもそもなぜ王子のエリックが誕生日に船に乗っているのかもしっかりと説明。
ここで、アニメーションでは魚が手から滑り降りて、そのまま海中へと入っていきます。
実写では、グリムズビーが持つ望遠鏡が落ちる形で、カメラが海中へと入っていき、余計な魚の擬人化を避けつつ、同じスタイルを保っていました。
この望遠鏡がアリエルの登場シーンに繋がるので、よく考えられています。望遠鏡はアニメーションでスカットルが持っていたアイテムですし、スカットルが逆向きに使っていたのと同じことを今度はアリエルがやっています。すごい。

トリトン一家の登場シーンは、7つの海の娘たちで、一家の集会という設定になりました。
「トリトンの娘たち」はカット。
セバスチャンも宮殿音楽家ではなく執事になっています。
「トリトンの娘たち」がないならセバスチャンが音楽家である必要はないし、やっていること元々ほとんど執事だったので自然です。
コンサートがないのでモブキャラを大幅に削減する効果ももたらしています。
ここまで、ベースは同じながら割と変えてきたなという印象です。

そしてアリエルの登場。
なんと沈没船シーンをしっかりと再現します。
サメ怖い。
フランダーを助けるためにアリエルが囮になって輪っかに嵌めるシーンも、フランダーは魚の特性として砂に隠れてアリエルは鏡を生かして鏡の縁に嵌めるという、リアリティを上げながらしっかりアニメーションを再現するという素晴らしい展開。
割と変えてきたなという印象から一転、見事な展開にうなります。
一方で、フランダーが最も活躍したのはこのシーンではないでしょうか。
今回かなり登場人物を絞っていて、余計なキャラクターを出さないようシンプルなメンバーにまとまっています。
フランダーはアニメーションの主要キャラクターとして出すけれど、実はほとんど必要ないキャラクターになっています。

スカットルは海中に潜って魚を獲りながら登場。
この登場を活かして、海中で話すのもうまい。
特に重要でもないシーンで簡単にアリエルを海上に出さないことが、後で効いてきます。

そしてパート・オブ・ユア・ワールド。
ここまで船乗りの「海の底で」と音楽会の「トリトンの娘たち」の2曲がカットされており、パート・オブ・ユア・ワールドが映画で最初の歌唱になっています。
まさか1曲目に持ってくるとは。最高の歌を最高の場面で出せるようになりました。
パート・オブ・ユア・ワールドのシーンはD23 Expoから見ていて9ヶ月ですっかり信頼しきっていますが、さすがの完璧さ。
この1曲でアリエルを選んだというのも納得です。
アリエルのしなやかさと芯の強さを見事に表現しています。
また、1989年のアニメーション版公開当時はミュージカルアニメーションが新しすぎたし、第二次黄金期特有のギャグもあり、曲の途中でちょいちょい茶々が入ります。
パート・オブ・ユア・ワールドでも、セバスチャンのドタバタが入り、曲の最後もセバスチャンです。
今回は、しっかりパート・オブ・ユア・ワールドを聴かせる映画として作られていますし、セバスチャンを登場させずに真っ直ぐ歌い切ります。
ミュージカル映画が受け入れられる時代になったことも嬉しいし、見たいものをちゃんと見せてくれる感がすごい。
吹替版も良かった。プレミアム吹替版では初めて現行アニメーション版と同歌詞になっており、同じ歌詞だとこんなにも気持ち良いものかとやっぱり思います。
ハリー・ベイリーのアップが多くて、歌詞も合わせることもないし、あまりにリップシンクがなっていなくて、吹替感が強かったですが、豊原江理佳さんが完全なアリエルの声なので問題なし。
結局のところ『リトル・マーメイド』はパート・オブ・ユア・ワールドを大切に扱ってくれればOKという心構えで挑んでいましたが、その点では既にもう満点以上です。

ここで初めて海上へ顔をだすアリエル。
海上に向かうシーンが全て美しさ最優先で撮られていて圧巻です。
船ではここで「海の底で」を歌います。
日本語吹替版はここもしっかりアニメーション版のまま訳していてえらい。気持ちいい。
アリエルは船の横からその様子を見ていますが、吊り下げてある小舟に乗ってみています。
アニメーションでは船のヘリに無理に腰掛けていたことからの細かな変更ですが、納得度は高いしその後の避難シーンに繋がるしで見事です。
王子と航海するような船乗りがなぜ呑気に嵐に遭うのか問題も、スコールと表現され、後に船が沈没しまくっていた時代だということも示されます。
さらにコーラルムーンに人魚伝説の海域だと振られていたため、突然の気候急変である納得度が上がっています。
エリックは舵をきって船を守ろうとしますが、それをアリエルが見ていたのも自然な伏線になっています。

エリックを救ったアリエル。
パート・オブ・ユア・ワールドのリプライズです。
さっき『リトル・マーメイド』はパート・オブ・ユア・ワールドを大切に扱ってくれればOKと書きましたが、リプライズまで含めてパート・オブ・ユア・ワールドです。
今回は歌い出しが、より心から歌が漏れ出すように始まります。
パート・オブ・ユア・ワールドからの心の繋がりを感じさせます。
エリックが助けられるシーンをアリエル側の視点で見るのは考えていなかったし、一気にアリエルの気持ちに近づき胸がギュッとなりました。
そして後半。
憧れから決意へと、Part of That WorldからPart of Your Worldへと変わっていく歌声。
このアリエルの芯の強さを示す歌い方は見事としか言いようがありません。
単語ごとに強弱をつけていく歌い方で、but I know something starting right nowのNOWのどんどん力強くなっていくところとか本当にすごい。
ハリー・ベイリーの完全勝利です。
これ以上アリエルできる人がいるなら連れてこい。
あの完璧なアニメーション版リプライズを実写化して満足できるなんて正直思っていませんでした。
すごい。ぼろ泣き。
全人類の中からアリエルを最も体現できる人物がハリー・ベイリーです。余計な理由なんて要りません。完璧なアリエルです。
パート・オブ・ユア・ワールドでもそうでしたが、ここもセバスチャンの途中セリフが今回は曲前に移動しており、邪魔が入りません。

そして続けざまにアンダー・ザ・シー。
アニメーション版は改めて観直してみるとあまりにテンポが良くて、ダイジェストを見ているのではないかというほど名シーンが延々に続きます。
実写で上映時間が長くなるので、そこが変わるんだろうなと思っていましたが、海中シーンはほとんど同じテンポ。
むしろ海中シーンはアニメーション版より展開早い気すらします。
怒涛の展開でつかれるよ。
アンダー・ザ・シーは、魚が楽器を吹くわ楽器になるわで、リアリティを高めるのが難しいシーンです。
今回はかなり割り切って、楽器を演奏しているのではなくBGMが他の曲と同様に勝手に流れている形にして、セバスチャンが歌いまくります。
さらにアリエルも参加して、合いの手をハリー・ベイリーが歌ってくれるので、曲として向上。
アリエルはアニメーションに比べて年齢が上がっているので、セバスチャンの話も割とちゃんと聞いてくれます。
アニメーションの表現はかなり変えていますが、細かいところでアリエルが魚を再現したり、ハリセンボンを膨らませたり、嬉しい再現の姿勢を見せてくれて満足です。
何よりめちゃくちゃ楽しいし。

エリック側の描写は観る前からの想像通りかなり増えています。
というか今回増加した上映時間はほぼ陸上です。
エリックの新曲「まだ見ぬ世界へ」。
ようやく新曲が登場しますが、この時点でパート・オブ・ユア・ワールドもリプライズもアンダー・ザ・シーもやり終えているので、知らない曲が入ってもソワソワすることがありません。優しい。
最近のアラン・メンケン感がある曲です。
気を失っていた中で聴いた曲を笛で吹ける絶対音感のエリックから、曲から自分の心が導かれていくキャラクターになっています。
エリック側がアリエルに惹かれる描写が追加されることは想像していましたが、アリエルと鏡写しの感情を見せてくれました。
ところでなんでサラッと船に乗って歌ってんの。

陸上では海が侵食してきていることを恐れる一方、海では沈没船が海中汚染になっている様子が描かれます。
環境問題といったメッセージに安易に振ることなく、海と陸との誤解と対立をわかりやすく見せています。
セバスチャンが白状してしまうシーンも、トリトンのパワハラ感があってセバスチャン仕方ない感が強まって良い。
激おこトリトンに対し、最後のスイッチを押してしまうのがアリエル自身なのはアニメーションから継続されていて、しっかりしています。アニメーションの方がアリエル自身でレッドラインを超えるミスをする感があるけれど。
船にあった像がエリックの像ではなくなっているため、人間の手を破片として握るアリエル。
顔に惚れただけではない外の世界の象徴になっていて良いです。
フロットサムとジェットサムも喋らずにアースラ自ら登場。無駄に喋るキャラクターを増やさないのも上手い。

人魚の骸骨こわい。
アースラはミュージカルの兄弟設定が明言されています。
そういえばミュージカルはさっさと実写版ベースで作り直せばいいのに。
アリエルに共感させつつ契約をとりにいく相変わらずの姿勢。
哀れな人々も見事。
ボディランゲージのくだりはやっぱりなくなりました。
契約書もうろこになったし、一番変わった曲ではないでしょうか。
人魚の尾ヒレってうろこだったんだ。セバスチャンがアリエルの尾ヒレを上がる時もうろこっぽい音がしたしな。
アリエルの迷いが表情や目の動きに現れていて、見事な演技でした。
アリエルがキスをする条件を忘れてしまうという追加設定も、なんでもっとキスさせようとしないんだ問題を解消させていて見事です。
人間になったアリエルが海上へ出るシーンの美しさは、アニメーションを完全再現。
こういうところ完全再現するからずるい。
綺麗な絵を映画館で見られて嬉しい。

陸まで泳いでエリックに見つかるところも、漁船に拾われる形で綺麗にまとまっています。船沈没しまくり設定も効いているし。
自然な流れで陸へ上がったアリエル。
ここでアリエルの心の声として新曲「何もかも初めて」が歌われます。
歌い始めて、え?アリエル歌うの?と驚きました。
アリエルはプリンセスなのに歌えないという要素が効いていると思っていましたが、もうすっかりお馴染みだしね。
お風呂に入れられたアリエルが海のように潜るのもすごく良いし、石鹸食べてしまうのも自然にアリエルらしさを入れていて良いし、海の匂いを落とされるのも綺麗な表現。
単に声出せないから心の声で説明するというのではなく、映像もしっかり使いながら人間になったアリエルを表現していきます。
歌詞はリン=マニュエル・ミランダですが、彼がパート・オブ・ユア・ワールドで好きな歌詞が「なぜ火は燃えるの教えて」なのを思うと、火に触れさせているのも良い。
そしてエリックとの再会。
ここら辺は背景がなくなって、心理描写側に移り、アリエルも口を開けて歌っています。
おかげで、エリックの前で声を出せず、自分だと証明できない苦しさが一瞬で表現されます。
ここはアニメーション版ではエリック側の描写がメインになっていましたが、今回アリエル側からの心情が強くなりました。
声を出せないという設定がここまで強い描写になるとは思ってもいませんでした。
アリエルの声を上げられないという苦しみが、元々のアニメーション版の重要設定から生み出されているのが見事です。
スピーチレスみたいな本題そっちのけで描くのではなく、元々作品が持っていた要素なのです。
ここで冒頭のアンデルセンの引用も効いてきます。
爆速で展開していく物語に対して、陸上楽しいという音楽から一気に現実へ連れていかれる転換がものすごい曲でした。

アリエルは年齢が上がっているので、アニメーション版のようなお転婆感がありません。
セバスチャンがキスさせる作戦を語る途中で寝てしまうといったことはできないはずですが、ここでアースラがキスのことを忘れさせる魔法を追加していることが活きてくる。すごい。
この辺り、ハリー・ベイリーは喋らずにCGのキャラクターとのやり取りを演技しているわけで、俳優としてすごいですね。メイキングが見てみたいです。
食事にも招かれていないアリエルがどうエリックと出会うかというと、アリエルの好奇心から。
エリックの歌が追加されているおかげで、2人の出会いが自然に見えてきます。
棚が縦に並んで天窓のついた部屋で、アリエルの洞窟を彷彿とさせ、エリックにとっての外の文化を夢見る場所なのだとわかります。
「リトル・マーメイド」というワードを入れてくるのもうまい。
グリムズビーがなんかめちゃくちゃ良い人になってるし。
セバスチャンを隠すようなやり取りにアニメーションの要素も入れ込んでいてしっかりしています。

そして大幅に追加された、街中散策。
街の人々と交流する中で、アリエルらしさを発揮し、エリックがイケメンだから恋をしたのではなく、外の世界への強い気持ちの過程でエリックに惹かれたことをしっかり示します。
カミスキーもしっかり再現。
そこからキス・ザ・ガールにつながるシーンもしっかりセバスチャンたちの活躍も交った設定になっており綺麗です。

前夜のここには滝があって…の時点で、はいはいキス・ザ・ガール会場ですねと思っていましたが、やっぱりキス・ザ・ガール会場。
ここも余計な茶々を入れない姿勢を貫いていて、スカットルが音痴な邪魔をしません。
スカットルの曲が追加されるんだから音痴だと困るしね。
数少ないフランダー活躍シーンです。
オールにカエルが乗っているところをセバスチャンとスカットルとフランダーで再現して、しっかりスカットルが羽でフランダーを押さえているところとか芸が細かい。
アリエルの名前当ても、カニの声がエリックに聞こえるということを回避していますし、船乗りとして星に導かれるのも綺麗です。
歌詞変更も意識させないレベルに馴染んでいてリン=マニュエル・ミランダさすが。
こんなに自然な展開なのにこんなに美しい映像になるのすごい。

グリムズビー良い人。
ヴァネッサすごい。
スカットルスクープはリン=マニュエル・ミランダの真骨頂。
メンケンの曲に合わせてハワードの歌詞の調整をしていた彼が自分の本領発揮といった感じです。
それにメンケンが合わせるのも良い。
一旦雰囲気を転換させることでドタバタとヴァネッサ結婚にいくのを防いでいて、こんなやり方で持ってくるの誰が思いつくんだとよ何十回目の感心をします。
魔法をあまり見せずにエリックが洗脳されているのを表現するのは実写ならではです。

エリックは陸上で結婚式するよね。そりゃそうだね。
スカットルがアリエルを捜索する中でアリエルの歌声を聞き、ヴァネッサの正体を知る流れも綺麗すぎます。
ヴァネッサもアースラも最高。

ここで衝撃のパート・オブ・ユア・ワールド リプライズ2。
まじかよ。
そんなのありかよ。
完全にリン=マニュエル・ミランダ作詞でパート・オブ・ユア・ワールドやるなんて。
その中にハワードへの敬意をひしひしと感じるし、ディズニー音楽界のものすごい継承を見せていて、うわディズニー100周年を今見せつけられているという気持ち。
そんなの考える前に泣くし感情果てているけれど。

グリムズビー良い人。
アリエルは強いし、キス忘れ設定が効いているし、アースラはタコ式匍匐前進を再現してくるし。
かなり長い映画になっているとは思えないぐらい展開にメリハリが効いています。
アースラはやっぱり巨大化。
人魚伝説をしっかり示していたので、巨大タコが嵐を巻き起こすというのも海上伝説らしさが増して説得力を持たせています。

想像通りアリエルの手でアースラを倒しました。
ヴィランをここまで直接的に殺害するプリンセスって他にいたかな。
ここで、エリックの船が沈没する時に舵を握るエリックを見ていたシーンが活きてきます。
アリエルが船の舵取りを人間への興味として見ていて、それを再現してアースラを倒したから、アリエルの外の世界への興味が世界とトリトンを救ったわけです。
アリエルのミスをトリトンが被ったことから、アリエルだからアースラを倒せたことに転換する見事な展開です。

エリックの無事を確認した上でトリトンの元へ向かうアリエル。
能動的な行動と選択になっています。
そしてトリトンの私が寂しくなるのくだりもちゃんとやる。
アリエルとエリックの結婚までは時間かけて準備していそうで、ヴァネッサと同じくとっとと結婚となっていないのも良いです。
今更だけれど陸上でのアリエルの服が、アニメーション版の要素も取り込みつつハリー・ベイリーに合っていて素晴らしいです。

フィナーレはもう圧巻。
2人が海に出る理由がここまででしっかりと示されているし、エリック側に嫁いだ感じにもなっていないし。
トリトンとアリエルのシーンはほんともう素晴らしい。
そして人魚たちが出てきてもう。

完璧でした。

ここまでのものを見せられるとは思っていませんでした。
『リトル・マーメイド』が大好きで良かったし、ディズニーが本気で『リトル・マーメイド』を大切にして向き合ってくれて嬉しいです。
新たに加えた要素も、これまで思ってきた『リトル・マーメイド』像と完璧に一致していました。
だからといってもうアニメーション版に戻れないというわけでもなく、アニメーションの良さ、実写映画の良さがそれぞれ感じられます。
ディズニーのクリエイティビティの凄まじさをまざまざと見せつけられました。
久しぶりに未来のコンテンツへのワクワクを生き甲斐にする素晴らしさを感じさせてもらえました。
こんな大傑作が劇場のスクリーンで観られるなんて今の時代に生きていられて本当に幸せです。

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