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 - ファイアボール  - by poohya

ファイアボール ユーモラス第2話「黄金のこころ」


視聴感想文コンクール「遥かなるちくわぶ奨励賞」に入賞しました。
老舗の味を頑固に守る秘密結社ちくわ部部員としての類まれなる功績が語り継がれます。
自慢です。

EPISODE Ⅶ:
HEART OF GOLD
第1話はエピソード5でしたが、今度はエピソード7です。
1期,2期のメルクール暦のような時間経過の離れ具合を表しているのでしょうか。

3期第2話「黄金のこころ」は予告されていた通り、喋る喋る。
今までとは違う部分の多い、奇妙なエピソードです。
まず気になるのは、「あなたはぼくの父様ではないわ」など、ドロッセルの一人称が「ぼく」なこと。
何かの本かアニメに触発された感じがします。

ドロッセルは寝る時間ですが怖くて目が覚めたそう。
ゲデヒトニスは第1話の「おばけ」かと聞きます。ここまで直接的に前のエピソードの話をするのは珍しいです。

逆に違和感があるほどちゃんと会話をしているドロッセルとゲデヒトニス。
自分の存在を不安に思うドロッセルのために、ゲデヒトニスはアルファベット順に連想する単語を述べるレッスンを行います。
紙芝居形式でめくられるアルファベットのカードは、チャーミング第7話「嵐が丘」でユーリに言葉を教えるカードとほぼ同じです。
違うのは、チャーミングではギリシャ文字のアルファベット順だったこと。A、B、のあとはGでした。
今回はA、B、C、Dと続いています。
コンビニ弁当…

そして登場したのが「信じる心を物理的な強度に変換するマシン」。
なんとフリューゲル家の防衛システムと同じ原理に基づいているとのこと。
つまり、お屋敷を人類に攻められていく2期1期にかけて、信じる心が揺らいでいっているということが暗示されます。
この時点で人類が「夢見る」存在ではないことも明らかになります。
「大切なものは決して失われることはなく、今たまたまここにないだけ」
ファイアボールにおいて極めて重要なメッセージが第2話で登場しました。
普段なら最終話で語られそうなセリフです。

今回のタイトルは「黄金のこころ」。これに対応しているのが1期6話「ゆるぎないこころ」。
このお話でテンペストの塔は人類に攻め込まれます。
シメサバとらっきょうが最高の食べ合わせだと思う話です。
ゲデヒトニスが言っていたお屋敷の防衛システム「412箇所にわたる監視カメラと139箇所に及ぶ…」の続きが、この「信じる心を物理的な強度に変換するマシン」なのでしょうか。
「信じる心を物理的な強度に変換するマシン」を掲げるドロッセルは、荒川監督がトロンの大ファンなことを考えると、トロンのポスターへのオマージュのようです。

そんなこんなで最後にはちくわぶ登場。
クレジット後に追加シーンがあるのは1期最終話だけ。
映画の最後のようなおもしろカットが挿入されているのは驚きです。

今までのファイアボールでは見られない展開になった第2話。
早くも来月の第3話でシーズン終了となってしまいますが、一体どうなるのでしょうか?
と、聞かれましても。

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