ネタバレ感想:『ザ・マペッツ2 ワールド・ツアー』を観た
『ザ・マペッツ2 ワールド・ツアー』を観てきました。
これは映画館で観るべき。できれば人の多い映画館で観るべき。
とはいえ公開館はシネマイクスピアリとイオンシネマむさし村山の2館のみ。
行ける範囲の人は是非劇場に行ってほしいです。
9/6公開。オンデマンド同時配信。
9/6までは前作を観て予習しておきましょう。
ネタバレ含む感想は続きから。
前作『ザ・マペッツ』のエンディングが今作のオープニング。
メタ映画はあまり好きではありませんが、このメタ部分はオープニング曲”We’re Doing A Sequel”だけで終わったので良かったです。
1作目は超えられないとか、トイ・ストーリー4が出来る前に作ろうとか、いきなりジョークの数々。
こうして”Muppets Again”こと”Muppets Most Wanted”が始まります。
カーミットはマペットながら作りだす表情の豊かさが好き。
今作では、この表情によってもカーミットとコンスタンチンの違いを表現していて流石でした(一番大きな違いは声と発音でしたが)。
しょうもないギャグや小ネタに溢れているかと思いきやいくつかが伏線として効いていたりして、家でぼーっと観ていると大事な部分をいくつも逃してしまいそうだと思いました。
劇場でちゃんと観ないと。
また、カメオ出演者など幅が広すぎてまるで把握できないので、多くの人がいる環境で観た方が笑えます。
観客の層によっても笑うポイントが変わりそう。
前作でもそうでしたが、このキャラクターはこういう設定なのだろうと想像しながら観ていくのは若干辛いです。予習をしてもそこがカバーできないのは残念。
アニマルの立ち位置ってどこなんだろう・・・
その点、前作初登場で成長を追ってきたウォルターはそのキャラクターがしっかりしており、良い作りになっていました。
マペット・ショーとしては、前作以上に事前知識(ex前作を観る)がないと厳しいと思いました。
テーマソングのスペイン版には笑った。
そしてマカレナ。
牢獄ミュージカルはディズニーらしいというかミュージカルらしいというか。
そこからの脱獄はサウンド・オブ・ミュージックを思い出しました。そのパロディでいくのかなと思ったくらい。
ストーリーとしては前作の方がしっかりしていて感動的でしたが、今作はこれがマペッツらしさなのかなと感じました。
前作を観たときはこれだけ完全な作品で2作目以降作れるのかな…と心配になりましたが、この感じで3作目以降も作っていけそうですね。
あとは人気だ。