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 - pooh  - by poohya

プー権利裁判4回戦はディズニー勝利

くまのプーさん裁判に関して進展が。
Disney controls Winnie the Pooh trademarks, court rules – Los Angeles Times
ディズニーvs原作権利所持者スレンジャー社の裁判でディズニーが勝利。
今回の裁判は、ワシントン連邦巡回区控訴裁判所で行われたもので、米国特許商標庁 商標審判部(Trademark Trial and Appeal Board/TTAB)によるもの。
スレンジャー社による訴えが却下されたという形です。

これでディズニーとスレンジャーは2勝2敗に。
この件に合わせて過去の裁判も取り上げられているのでまとめてみました。

くまのプーさん原作『クマのプーさん』(1926)、『プー横丁にたった家』(1928)の発売後、
1930年スティーブン・スレンジャー社は、原作者ミルンからくまのプーさんに関する北米においての商品化の権利を獲得します。
1961年ディズニーは原作者から映画化権を取得します。
1983年の契約でスレンジャー社は1961年のディズニーによる権利取得を認めます。
この時点で、ディズニーはプーに関する映画化権を持っており、スレンジャー社にライセンス料を払うことで商品化できるという状況になっています。

一回目の裁判
1991年スレンジャー社がディズニー社を訴える
ディズニーの払うライセンス料が少なすぎるという理由。
ここで問題になったのは、ビデオやゲームといった商品もライセンス契約に含まれるのか、ということ。
しかし裁判は本題からずれます。
ディズニーが訴訟関連書類などを秘密裏に処分。さらにそれをスレンジャー側が不正入手。
この結果2004年スレンジャー側の敗訴に。

二回目の裁判
ディズニーがスレンジャー社を訴える
原作者の孫がスレンジャーが持つ権利を放棄するように求めた裁判。
原作者の孫とはクリストファー・ミルンの娘クレア・ミルン。彼女は小児麻痺です。
つまり、原作者の孫を利用して版権を一度原作者に戻し、再度ディズニーが原作者側と契約しようという目論見です。
2006年ディズニー側の敗訴。

三回目の裁判
1991年ディズニーがスレンジャー社を訴える
今度は挿絵画家シェパードの孫が訴えます。
これも裏にはディズニーがいます。こちらはクラシックプーの版権狙いでした。
2007年ディズニー側の敗訴。

というわけで2勝2敗。
訴えた側が敗訴する展開が続いています。

ここで重要なのは、スレンジャー社が持っているのは北米における商品化権であり、ディズニーはライセンス料を払えばそれを使用できるということ。
その条件の中でお互い得をしようと争ったり、その条件を無くそうと争ったりしているのです。

また、今回の件で過去の裁判の様子も出てきました。
こちらの”read it here”リンク先PDFが非常に詳しいです。
Disney’s ‘Winnie-The-Pooh’ Rights Reaffirmed By Appeal Court

日本語ではくまのプーさんの“正統な”続編の話がよく見えないという話 | dpost.jp
wikipediaも割としっかりまとまっています。

とにかくどなたか英語リンク先読んで細かいこと教えてください。。。

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