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 - pooh  - by poohya

A.A.ミルン伝記映画製作へ

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AA Milne film will tell story behind Winnie The Pooh – Telegraph
Cannes: Winnie The Pooh Creator Biopic Hits Market – The Hollywood Reporter

2014年夏に、プーの原作者A.A.ミルンの伝記映画「Goodbye Christopher Robin」が公開されることになりました。
タイトルの通り、ミルン親子アランとクリストファーの話が中心になるようです。
具体的には1918年~1930年代。
アランが最初の劇を書いた頃から、クリストファー10代までの時代になります。
第一次世界大戦と共にアランの子供向け作家としての人生がスタートし、クリストファーの生誕(1920)、「プーもの」4作のヒット(~1928)、アランとクリストファーの仲の良い親子関係、そして終盤でタイトルの通り親子の仲が崩れてき、特に「クリストファー・ロビン」という存在が親子の間から消されていく、このような物語になりそうです。

ここで、この映画の参考となりそうな資料を挙げてみたいと思います。

A.A.ミルンの伝記映画ということで、資料となるのはやはりミルンの伝記です。
これについては日本語では、ミルン自伝「今からでは遅すぎる」と「クマのプーさんスクラップブック」があります。
しかし自伝はミルンが晩年に自分の人生を振り返ったもの。プーを文字通り黒歴史として捉えている伝記です。そしてこの時代に関する記述が最も少ないのも事実。

これを補ってくれるのがアン・スウェイトによる「クマのプーさんスクラップブック」。そしてこの本が出版されたきっかけとなったのが、ミルンに関する最も詳しい伝記「A.A. Milne: His Life」。
こちらは残念ながら邦訳されていません。その上、細かい字で400ページ以上に渡って書かれた詳細にもほどがある伝記です。

つまりどちらも非常に取っ付き難い本となっています。
そこでおすすめしたいのは、クリストファー・ミルン著「クマのプーさんと魔法の森」。
クリストファーが自分の子供時代に向き合い、書いた本です。
1920年代後半~30年代にかけての親子関係について知ることができます。

実は100エーカーの森以上に複雑で考えさせられるミルン親子の人生。
映画を楽しみにしながら彼らの人生について考えてみるのも、プーについての理解をより深めることに繋がると思います。

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