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「 駄話 」 一覧

 - 駄話  - by poohya

ディズニーサイト巡回リスト プーやは何を見ているの?

ディズニー関連のプレスリリースはどこを見ればいい? | dpost.jp
ただの対抗心。

dpost.jpがウォッチリストを公開!ならこちらも!
というわけで。
このブログでは最近ディズニーモバイルなど公式記事が出ることがあります。
こちらはウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社インタラクティブ・グループからお声をかけていただいて書いているものです。
(オリエンタルランドさんもご連絡お待ちしておりますよ!)

で、ほかのニュースを収集しているリストがこちら。
大きなものはブログ記事化していますが、それ以外はtwitterでdis_1topimaiyokoはてブなどで記録しています。

ほかにハウステンボスなども追っています。
dpost.jpの記事と見比べていただければ分かると思いますが、disney.jpに極端に偏っています。
あそこRSS吐かないからね…
これとは別で、暇なときにイクスピアリのページをみたりもしています。

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 - 駄話  - by poohya

新たな中期経営計画へ、OLC新春コメントから見る2014年

新しい年を迎え、OLC上西社長、加賀見会長のコメントが各メディアで紹介されることが多くなりました。
そこから今年以降のOLCの行方を読み取ります。

上西京一郎社長が「今年は新たな中期経営計画がスタートする重要な年。徹底した顧客視点のもと、新しい発想と勇気あるチャレンジに取り組んでいく」と、管理職以上の社員約400人にハッパを掛けた。

社員に奮起呼び掛け 県内企業が仕事始め式 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ

上西社長の社員に対するコメントから2014年のOLCが始まりました。
新たな中期経営計画がスタートする年。
現行の中期経営計画「Build Up OLC 2013」は今年3月まで。
4月から始まる新たな経営計画に注目が集まっています。

昨年ようやく「ワンス・アポン・ア・タイム」、ジャングルクルーズとマーメイドラグーン・シアターのリニューアル、スティッチ新規アトラクション導入と、新規施設計画が明らかになってきたTDR、新たな中期経営計画発表までに何らかの大きな発表はあるのでしょうか。

千葉テレビ、千葉日報では加賀見OLC会長、森田千葉県知事、佐久間千葉銀行頭取による新春放談の様子が伝えられました。
千葉の魅力発信へ一丸 2014年、新たな輝きを 知事ら「新春放談」 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ

 2014年度は、ハード、施設の充実に力を入れます。
(中略 キャッスルプロジェクションとジャングルクルーズについて)
お客さまがあっと驚くものをやっていきたいと思います。もちろんソフトも、おもてなしを含めて従業員教育にもっと力を入れて、新しい東京ディズニーリゾートに改革します。

「おもてなしはハードとソフトの組み合わせ」と言い、ハード面に力を入れるそうです。
「新しい」「改革」という単語が出てきました。

上西社長とJAL植木社長に関する記事では、

OLCの売上高営業利益率は23%と、日本企業ではトップクラスで知られる。OLC会長の加賀見俊夫は「これからは次の30年に向けて設備投資もかさむため一時的に(売上高営業利益率は)10%台まで下がるだろう」と読む。

「飽きられないテーマパークづくり」に向け、加賀美は「TDLはファミリーや若者向けにアトラクション(施設)やショー(観劇)に磨きをかけ、TDSはアダルト向けに敷地面積のそのものを拡大するのも腹案だ」と明かす。

JALとミッキーを結ぶ「おもてなし経営」:日経ビジネスオンライン (加賀「美」は原文ママ)

営業利益率が10%台まで落ちる設備投資
さらに、TDLはファミリー向け、TDSは大人向け拡張という、リゾート宣言頃のコンセプトに沿った「腹案」も明かされました。
「腹案」ということは間もなく発表される中期計画ではTDS拡張はないでしょう。ランド側で何かが動きそうです。
また、構想の段階であろう長期計画では、第3パークや舞浜外進出ではなく、リゾート化の頃に立ち返った姿が見えます。
新しい東京ディズニーリゾートへの改革は、漲っていたあの頃の情熱に立ち返るところから始まるのかもしれません。

上西さんの記事なのに加賀見さんのコメントなのか…
そんな加賀見さんは1月6日より5日間、日経夕刊「こころの玉手箱」にて連載を行っていました。

TDLがちょうど開園30周年を迎えた昨年4月15日の朝。ちょっと早めに来てほしいと秘書から言われていた。何の疑問ももたないまま行ってみると、関係者が集まっている。ブラスバンドが演奏するなか、「ウインドウ」の除幕式が始まった。

30周年当日の朝5時過ぎに行われた「レジェンドウィンドウ」除幕式、加賀見さんにはサプライズで行われたそうです。
連載2,3日目は中高と京成新入社員時代の思い出が語られています。

残念ながらウェルズ社長は94年、冬山のヘリコプター事故で亡くなった。後にロサンゼルス郊外の別荘に奥さんを訪ねたことがある。庭の岩を指さし「彼はその上に座ってよく考え事をしていたわよ」と教えてくれた。
お互いに激しくやり合った日々。思い返せば何度も決裂の危機があったが、何度でも大きな岩を運び上げた。2人の信頼関係が危機を救ったのだと思う。

第二パークを巡って米ディズニー社と対立したことは前回書いたが、原因の一つは高橋の「海」に対するこだわりの強さだった。漁師の生活の場を奪ってしまったという自責の念があったのだろう。最後まで「海」を譲らなかった。
東京ディズニーシー誕生の裏側にはこんな事情があったことを知る人は少なくなってしまった。強運に恵まれていた高橋だが、残念ながら「シー」の開園を待たずに亡くなった。
高橋にはかわいがられたが、よく怒られもした。「あとは自分で考えろ」。ゴルフバッグを眺めるたびに、高橋の怒鳴り声が耳に響いてくるようだ。

4日目はフランク・ウェルズとの交渉、5日目は高橋さんの思い出でした。
浦安の海を埋め立て、そこに海をテーマとした新たなパークを作る、OLCが歩んできた歴史を加賀見さんの口から聞くことが最近また多くなっています。
海だった場所にテーマパークができ、海を超える創造力を持ったリゾートができ、そして新たな時代がやって来る予感がします。
新しい時代への幕開けがもうすぐ見えてきそうです。

最後はかがみんの心温まるコメントで30周年の一年を総括しましょう。
アンバサダー就任記事にもコメントを入れてくれたようです。

「二〇一三年度は来園者が初の三千万人を突破する見込み。英語の数え方だと三十ミリオン(百万)で、三十周年とちょうど重なった」

東京新聞:「TDRの魅力をことしも伝える」  ミッキーマウスら浦安市役所を訪問:千葉(TOKYO Web)

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 - 駄話  - by poohya

ディズニー・チャンネル10周年

2003年11月18日20時、日本にディズニー・チャンネルが誕生しました。
祝!ディズニーチャンネル10周年!

ディズニーチャンネルの日本開局は日本のディズニー文化を大きく変えてきました。
キム・ポッシブル、ハイスクール・ミュージカル、フィニアスとファーブ・・・
ディズニーチャンネルから生まれた大ヒットシリーズは、日本でディズニーという代名詞を奪おうとしている東京ディズニーリゾートに対しても大きな影響を及ぼしました。

そして日本発のディズニー作品も生み出しました。
ファイアボール
じわじわと広がった人気はfigmaや超合金、ねんどろいどと、ディズニーにこれまでなかった新しいおもちゃ市場の開拓も与えてくれました。

アニメーションやドラマシリーズ、クラシック長編作品、オリジナルムービー、クラシック短編集
さらにはディズニーランドやオズワルド短編まで。
日本でのディズニー文化の広がりと発展を支えてきた10年。
Dlifeでの砂漠は生きている放送など、この発展は近年加速してきています。
ディズニーチャンネルがミッキーマウス誕生日特集を行えば、裏でディズニージュニアはミニーマウス誕生日特集。この奥行きのある放送をこれからも楽しみにしています。
D23 Expo Japanでその存在感を見せつけたディズニーチャンネル部門。
いよいよ魔法の10週間がスタートします。

新作短編ミッキーマウス!
そして1週目は10年間の歴史がぎゅっと詰まったタイムマシン放送。
アニメーションこそが、ディズニーの原点であり中心です。
ジム・ヘンソン・スタジオやマーベル、ルーカスフィルムの買収…ディズニーの新しい動きにもすぐに対応できるのがディズニーチャンネルです。
ディズニーの歴史と未来を日本に届け、そして世界に発信していく場所こそが日本のディズニーチャンネルだと信じています。

10年間のワクワクをありがとう。
これからの10年にはどんな魔法が待っているのでしょう。
ワクワクするわね。

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D23 Expo Japan 2013感想、その魔法は一匹のネズミから始まった。

D23 Expo Japan終了から一週間が経ちました。
タグ: d23ejでのレポートは9本、現地から速報で出した記事も詳細を追記しています。

はじめて米国外で開催されたD23 Expoは日本らしい祭典になっていました。
チケット制度のややこしさ、価格の高さ(やたらグッズが付いている)などにより、開催前から米国と比較されていた日本のD23 Expo。しかし蓋を開けてみれば、その価格以上のおもてなしが待っている、ディズニーらしい内容でした。

パークでは長時間のW制限がかかる3連休、スタッフを採るだけでも大変なイベント。
そんな中、初日に舞浜を訪れた人々を出迎えたのは、想像をはるかに超える量のスタッフと案内板でした。
初日の午前こそ、ショップや文化祭で混乱が生じていましたが、慣れてくるとスタッフの方たちの質はみるみる向上し、そのホスピタリティは正直パークよりも上でした。
全てのゲストに挨拶し、リゾートラインや全く関係ないバスに手を振る。
運動公園にまで配置されたスタッフは、なんとシーの入園制限の状況とルールを完璧に把握し説明していました。
そして、文化祭待機列では誰が頼んだわけでもないのに、わざわざシネマイクスピアリからブランケットをもってきて、並んでいるゲストに配ってくださいました。
短期のバイトであるはずのスタッフさんたちがこのような素晴らしい姿を見せたのがディズニーという名前が持つ力でしょう。

そして日本らしさは別の意味でも大きく表れていました。
各ショー&プレゼンテーションは、CEO、WDJ各部門、OLCの担当に綺麗にわけることができます。
ひとつのステージ上でそれぞれが自分のコンテンツを戦わせているようなステージでした。
中でもパーク&リゾーツvsOLCの戦いは圧巻でした。
全てを観ようとすると、ディズニー全般に関する深い知識が要求される、かなり難易度の高いイベントでした。
子供には到底理解できないようなステージが目白押し。ここは次回に向けて考えるべきところかもしれません。シークレット要素が多いのは良いですが、対象とする層がぼんやりしていたのがこの原因だと思います。
多くを知っていることが正義、というイベントでしたが、あちこちで自分の興味を広げてくれるような動きもありました。
すべてのディズニーをひとつに集める、というのはそういう効果が大きいと感じました。
展覧会で様々な要素を見ることで(ディズニーアート展でメアリーブレアが注目されたように)新たなものに触れることができます。
TDR30th公演のように過去のショーを知ることもできます。
そしてアイガーはディズニー社のトップとして、あらゆる分野を見せてくれました。

そんなExpoの中でも異端児な動きをしていたのがディズニーチャンネルでした。
Expoの中で「文化祭」と銘打って開催されたイベントでは、超コア層向けのファン感謝祭から、幼児でも楽しめる映画上映、そしてExpoらしい未来を見据えたプログラムも。
様々な層に向けて用意したプログラム内では、自分の興味を広げてくれる要素も用意されていました。
イモニトロンナイトでは100%ファイアボールファンに対してトロンを紹介。
クリエイター特集ではなんだかんだワンダー、グラビティフォールズ、ミッキーマウス!の抱き合わせ。
実際、僕はクリエイター特集の影響で今グラビティフォールズにはまり始めています。
一つの好きな要素から、世界がどんどん広がっていく、巨大メディア企業となったディズニーの企業祭典ならではの魅力です。

エグゼクティブプレゼンテーションの冒頭でアイガーCEOは言いました「ディズニーの一番好きなところを楽しんで。」

今回、開催場所が狭く、一つのプレゼンテーションに多くの人が参加していることから、期間中はたくさんの知り合いに遭遇しました。
色々な人に会いながら、みんな自分の好きなディズニーを楽しみ、きらきらした感想を言い合いました。

僕がこのExpoで最も感じたのが、ミッキーマウスという圧倒的すぎる存在でした。
今回、アイガー、スタッグス、そしてTDR30th公演で共通して使われた言葉があります。
It All Started By A Mouse.
アイガーはこのExpoをミッキーではじめました。
そしてスタッグスはミッキーの魔法を見せてくれました。
OLCはミッキーがウォルトを見つめる演出をしてくれました。
誰もが認めるスター、ミッキーマウス。彼の存在こそがディズニーの中心であることを実感しました。

アイガーはExpoをミッキーではじめた理由を説明した後、ミッキーの短編を2本上映しました。
僕はこの説明のとき、アイガーがミッキーという俳優を尊敬しているな、という印象を持ちました。
みんながミッキーのことを好きだからではなく、自分自身が彼のことを尊敬しているからこそ大切に扱う、そのような姿に見えました。
そしてその日の午後、僕はもう一度アイガーのミッキーへの想いを見ることになりました。
ディズニーチャンネル文化祭、クリエイター特集。
エグゼクティブプレゼンテーションで日本プレミアとなった新作短編「ミッキーマウス!」がもう2本上映されるプログラムです。
そこで、「ミッキーマウス!」クリエイターのポール・ルーディッシュはこのように語ったのです。
「私が新作を作ろうとしたときどうしてもミッキーに目がいってしまった。そんな時、アイガーCEOから『どの部署もミッキーの新企画を出せ。』という話があった。こうしてミッキーの新しい短編が生まれたんだ。」
アイガーがTokyo Goを見せたのは、単に新作を見せたかったからだけではない、彼がミッキーの新作を見たかったんだ。
アイガーのミッキーに対する想いを見た気がしました。

ミッキーマウスがかけた魔法でたくさんの人が笑顔になる。
パークの魔法でGlow with the Showイヤーハットにミッキーが魔法をかけた瞬間が忘れられません。
ファイアボールの荒川監督は「みんなで一緒に声を出して笑って楽しむことによって、私たちはひとりじゃないと感じてはじめてこの作品(ファイアボール チャーミング)は完成する。」と言いました。
2000人のディズニーファンが一緒にミッキーマウスの短編を観て一緒に笑い、一緒に昔のショーを踊り、一緒に魔法にかかる。
ディズニーファンでよかった、と心から思った、1秒1秒が幸せに満ち溢れた奇跡の3日間でした。

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マジックキャッスル7周年

disneyjp内のゲームサイトdisneygames、ここで展開されている日本独自の「マジックキャッスル」が7周年を迎えました。
7年目にして3DSソフト化され、新たな展開となってきたマジックキャッスルの未来はどうなるのでしょうか。
2006.10.10
日本初、ディズニーのゲームサイトがオープン「ディズニーゲームズ」 (PDF)

マジックキャッスルは日本独自のブラウザゲームとしてスタートしました。
海外はミニゲーム集とクラブペンギンやピクシーホロウといったコンテンツが別に存在していますが、日本のマジックキャッスルは両者がポイント(=ペコス)という形で繋がっています。
日本のディズニーゲームズの長年の課題は、チャットと課金でした。
クラブペンギンを日本に導入出来なかったのもこの点が大きいでしょう。
課金に関してはマジックキャッスル内でも推し進められていましたが、事実上の撤退となってしまいました。
海外でも状況は厳しく、トゥーンタウン・オンラインがついに米国でも終了。
クラブペンギンだけが生き残っている状態となっています。

そこに登場したのがマジックキャッスル3DS。
PC版マジックキャッスルの世界観が日本のディズニーファンに受けるものだったことを見事に証明してくれる売り上げを見せています。
さらに新コンテンツとしてパイレーツオブカリビアンワールドも配信開始されました。
PC版でも最初のワールドはパイレーツオブカリビアンでした。
マジックキャッスルの城下町を中心に様々なディズニーの世界に出かけられる、それが日本が創り出した魔法の街です。

PC版ではこの7年でマジックキャッスルの色々な設定が生まれています。
王様や大臣など、初期はただのアバターのひとつだったキャラクターはマジックキャッスルストーリーズによって親しみやすい、そしてマジックキャッスルのイメージに合った良い王様、大臣、住人たちになりました。

この愛嬌のある街がPC版マジックキャッスルの長所であります。
最近の新規コンテンツといえば服かコレクションカードの新しいシリーズくらいです。
服は3DS版でキャラクターのコーデができますが、PC版ではパークの衣装という強力な武器があります。
数々のパークショーの衣装がマジカルクローゼットで販売されてきました。
パークと言えば、モンスターシティ。ライド&ゴーシークとの連動企画として登場しました。
そして、鈴木亜美さんのコンサートやハイスクールミュージカルのショーも行われました。
映画もパークもイベントも、ディズニーのコンテンツが集まる街、それがマジックキャッスルです。
3DSが超人気ソフトとなり、これまでにない勢いがついてきたマジックキャッスル、D23 Expo Japanという「全てのディズニーがひとつになる祭典」が行われるこの年、マジックキャッスルの真の力が発揮されることに期待したいと思います。

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