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 - 海外パーク  - by poohya

ウォルト・ディズニー・カンパニー アジア、プレジデントにWDJポール・キャンドライトを任命

PAUL CANDLAND NAMED PRESIDENT, THE WALT DISNEY COMPANY, ASIA; STANLEY CHEUNG PROMOTED TO CHAIRMAN, TWDC GREATER CHINA | The Walt Disney Company
ポール・キャンドランドがウォルト・ディズニー・カンパニー アジアのプレジデントに就任、 スタンリー・チャンはウォルト・ディズニー・カンパニー グレイターチャイナのチェアマンに昇進
最近WDJが本家ディズニー社のプレスリリースの日本語参考訳を配信してくれるようになりました。

ウォルト・ディズニー・カンパニー アジアがプレジデントポストを新設、そこにウォルト・ディズニー・ジャパン(WDJ)社長であるポール・キャンドライト(Paul Candland)を任命しました。
日本、韓国、東南アジア、グレイターチャイナ(中国語圏)を統括する役職となります。
同時にウォルト・ディズニー グレイターチャイナでも人事異動が行われています。
上海ディズニーランドのオープンに向け、3つのディズニーリゾートを有するアジア地域全体で事業戦略をとろうとする姿勢が見えます。

ウォルト・ディズニー・カンパニーのチェアマン&CEO であるロバート・A・アイガー(Robert A. Iger)は次のように述べています。「アジアはディズニーにとって素晴らしい成長の可能性を秘めた極めて有望な地域であり、今回の役員人事は、アジアにおける現在および将来のチャンスを確実に最大化していくために考えられたものです。この新体制は、当社がアジア市場において戦略的に成長を遂げる中で、部門や各国におけるベストプラクティスの共有にさらに注力し、その能力を高めてくれるでしょう」

また、ディズニー・インターナショナルのチェアマン、アンディ・バード(Andy Bird)がポール・キャンドライトの直属上司となります。
彼のコメントからは、普段あまり表に出ない、WDJの事業功績が挙げられています。

バードは次のように述べています。「ポールのリーダーシップのもと、当社はグレイターチャイナ、日本、韓国、東南アジアにおける当社のビジネスを促進させることができるでしょう。ポールは日本のビジネス拡大で優れた実績を挙げており、すべての事業セグメントにおいて二桁成長を達成してきました。特に、ディズニー・モバイル、ゲーム、ディズニーストア、ディズニー・コンシューマ・プロダクツの成功に加え、女性ヤングアダルト(Young Adult Female)向けチャンネルである Dlife の立ち上げでも成功を収めています」

ディズニー・モバイル、ゲーム、ストア、ライセンス事業での成功ということで、部門としてはインタラクティブとコンシューマの成功が大きく述べられています。
そして、テレビ部門からDlife立ち上げ。
ポール・キャンドライトはストアを統括、その後ディズニー・チャンネル・ジャパン立ち上げを指揮した人。
彼が社長に就任してからの功績はこれまでの経験を元にしたものが多くなっています。
ちなみにWDJには5部門あり、上記3部門以外にスタジオ(WDSJ)とパーク&リゾートがあります。

ディズニー社としてアジア展開をどのように導いていくのでしょうか。
そしてWDJのポール・キャンドライト体制はしばらく続きそうです。

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