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 - pooh  - by poohya

プー聖地巡礼ガイド 5 -魔法の場所、ギャレオン・ラップ

プーオタによるプー聖地巡礼ガイド、第5回は魔法の場所、ギャレオン・ラップを訪ねます。

第1回 プーの故郷、英国への旅
第2回 ロンドンからハートフィールドへ
第3回 伝説のお店プー・コーナー
第4回 Pooh Bridge(プー棒投げ橋)

enchantedplace

■最終章
クマのプーさん「最終章」では、クリストファー・ロビンとプーはギャレオン・ラップを歩きます。

ふたりは、なおもあれやこれやについてかんがえつづけながら、やがて森のてっぺんにあるギャレオン凹地と呼ばれている魔法の場所までまいりました。

そして、そこへすわると、全世界が、空といっしょになるところまで、目のまえにひろがっていました。また、世界になにがあろうとも、ギャレオン凹地にいれば、世界は、ふたりとともにありました。

―『プー横丁にたった家』(石井桃子訳)第10章

ミルンは、この「最終章」をもってプーの物語を終わらせます。
この章では、「何もしないことをする」「ぼくが100歳になっても」など多くの有名なせりふが生まれています。

■森のてっぺん
アッシュダウン・フォレストを歩いていき、一番遠くにあるのがこのギャレオン・ラップ(ギルズ・ラップ)です。
ギャレオン・ラップへ行く途中、道は大きな上り坂になります。
それまで木に囲まれて、まさに森の中を歩いていたのが、突然視界がひらけ森を一望することができます。
まさに、ここが森のてっぺんです。
一面に広がる森と空、その景色は何とも表現しようもなく、魔法に溢れていました。
僕にとってこの景色は、世界のどんな絶景よりも美しい、心が洗われるものでした。

■Pooh Walks
ギャレオン・ラップ周辺には、作中に登場するポイントがいくつかあります。
まず、ギャレオン・ラップからEnchanted Place方面へ進み、途中で左に曲がった小道を進むと、凹んだ場所に一本の木が生えています。
ここがズオウの落とし穴。

続いて、さっきの道をそのまま進むと右手に水たまりがあります。
ここがルーの砂場。昔は水がなかったそうです。

そのまま道路を渡り、反対側の森を降りていきます。
すると川があります。
ここが北極(North Pole)。
川の向こう側がイーヨーの陰気な場所です。
Pooh Walks from Gill’s Lap(PDF)
ちなみにどの場所も説明碑などは一切ありません。

■ギャリオン・ラップ
Pooh Walksの拠点ともなっているのがギャリオン・ラップ(ギルズ・ラップ)。
ギルズ・ラップ駐車場が目印です。
ここにはGill’s Lapの碑もあります。
gillslap

ここにある林は、クマのプーさんで読んだ魔法の場所にある林そのままでした。
今回の聖地巡礼旅で最も、そのままここにある!と思った場所でした。

■Enchanted Place
ギャレオン・ラップから丘を登り(写真奥方向)進むと、最初の写真の場所、A.A.ミルンとE.H.シェパードの碑があります。
魔法の場所から見える景色は一面に広がる森と空です。
それ以外のものはありません。

What I like best in the whole world is Me and Piglet going to see You, and You saying ’What about a little something?’ and Me saying, ‘Well, I shouldn’t mind a little something, should you, Piglet,’ and it being a hummy sort of day outside, and birds singing.

プーが世界で一番好きなことについて話したことです。
世界中で一番好きなこと、それが100エーカーの森でのプーの生活を一言で表したものとなっています。
この世界が、プーが住むすべての世界がこの景色に広がっていました。

魔法にかかった景色を見て、言葉に表しようのない感動を覚えました。
何とも言えない感覚、「最終章」でプーが夢の中に入り込んでいったようなあの感覚、
100エーカーの森は、プーたちが住む森は、たしかにこの英国アッシュダウン・フォレストに存在しました。

電車から見えた田舎の風景、ハートフィールドの村、アッシュダウンの森、どれもが絵本とアニメーションから思い描いてきたプーの住む世界でした。

Wherever they go, and whatever happens to them on the way, in that enchanted place on top of the Forest, a little boy and his Bear will always be playing.

プー好きなら一度は行ってみたい聖地、アッシュダウン・フォレスト。
絶対にもう一度この地に帰ってくると心に誓いました。

次回はロンドンの街に戻り、ロンドンにある聖地を巡ります。

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